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■科学ジャーナリスト賞2009日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、創設10周年を記念して「科学ジャーナリスト賞」を新設、これまでに4回の表彰を行いました。
10月, 2007
◎10月の月例会
関連記事: JASTJ活動報告, 2007年
テーマ: 「地方から科学雑誌を発行し続けて」
~第2回科学ジャーナリスト賞受賞 藤田恒夫さんに聞く~
講 師: 「ミクロスコピア」編集長
新潟大学名誉教授 藤田恒夫氏
日 時: 10月22日(月)午後6時30分~8時30分
会 場: プレスセンタービル9階 日本記者クラブ宴会場
千代田区内幸町2-2-1 電話03(3503)2721
◎関西月例会のご報告
関連記事: JASTJ活動報告, 2007年
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)は9月28-29日、「京都―滋賀から地球環境問題を考える」がテーマに、地方で初の月例会を開催した。1日目は京都市の総合地球環境学研究所(地球研、立本成文所長)を訪ね、所内見学ののちに開いた談論会では、参加者と研究者の間で活発な意見を交わされた。
「地球研」は、地球環境問題を解決するために総合的な研究を行うことを目的に6年前に創設された。京都北部の閑静な里に立地、丘の斜面を利用した円弧状の建物は京都らしい木造屋根瓦風の装い。広報担当の湯本貴和教授に案内される。天上部からの自然採光に工夫がされ、研究室のスペースには間仕切りがない開放的な雰囲気だ。学際研究を意識した造りというわけで、ここで「文理融合」の15のプロジェクトが進んでいる。海外現場に出ている研究者も多いようで、閑散とした研究室もあちこちに。
談論会では、調査研究の成果をどう実際に生かすのかといった点をめぐって、意見が沸騰した。「日本の地方では地域社会の荒廃も進む。環境問題と地域の活性化と結びつけられないか」と問う意見も出された。研究者からは、途上国との共同研究で、その調査結果をそのまま現地の政府や国民に伝えることに難しさがある事例や、一方、研究者生命を賭して発表して喜ばれた事例も語られた。ジャーナリスト側が「この研究所から映像などをインターネット発信で海外にも見てもらったらどうか」と提案。これに対して「発信すべきはジャーナリスト側ではないか」といった反論も。いずれにせよ、日本からの発信力が不足しており、調査研究を共有財産として分かち合う(share)ことの重要性が指摘されるなど、終始、真摯で前向きな雰囲気で意見が交わされた。
研究者側からジャーナリストの参加者に、「持続可能な社会をどう実現するか。30年先をどうするか。ジャーナリストも一緒に未来を見ていってほしい」との要望も出された。
参加した日高敏隆・前所長によると、研究所の名称を、旧来の「科学」に限定せずに人間という文化の視点を含めるために、敢えて「環境科学」ではなく「環境学」と名づけたとの説明があった。京都らしいユニークな研究風土で育まれる、総合研究の成果を大いに期待したいと改めて感じた月例会だった。(報告・佐藤年緒)
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総合地球環境学研究所館内 |
総合地球環境学研究所外観 |
◎9月月例会のご報告
関連記事: JASTJ活動報告, 2007年
「光と人の物語」が出来るまで
~こだわりにこだわる~
科学ジャーナリスト塾の塾生を交えた月例会が9月18日に日本プレスセンター
で開かれ、講演者として科学ジャーナリスト賞2007の受賞者、横山広美氏(東京
大学理学系研究科准教授)が招かれた。受賞作であるWeb作品Nikon『光と人の物
語~見るということ~』が出来るまでの経緯、作品を通しての出会い、そしてこ
だわりなど横山氏の信念と自信を感じさせる講演内容に、会員・塾生からさまざ
まな角度から質問が投げかけられ活発な議論となった。
(第6期科学ジャーナリスト塾・塾生 門倉 基)
詳細は12月発行のJASTJ NEWS に掲載いたします。

