第15期科学ジャーナリスト塾の開催案内

==塾生の募集を開始、9月に開講==

主催:日本科学技術ジャーナリスト会議

 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ、小出重幸会長)は2016年度に第15期科学ジャーナリスト塾を9月から半年間、開講します。今期は座学と実習の組み合わせで学ぶほか、見学や研究者を取材する機会を盛り込んで、塾生に原稿執筆などに挑戦してもらいます。JASTJ会員が応援します。多くの塾生の参加をお待ちしています。

■塾の内容

 科学ジャーナリスト塾では、塾生が講師の話を聞くだけでなく、その話題について論議したり、書いたり、書いた原稿へのコメントを受けたりすることができます。今期は初めての試みとして「海」の題材に関係した施設を見たり、人に会ったりして、伝えることに挑戦します。JASTJ会員であるアドバイザーの指導やサポーターの応援を受けて記事をつくります。
 科学ジャーナリズムの分野は森羅万象、幅広いテーマに及びます。今期、身近な題材として海に目を向けるのは、なお謎が多い未知の世界であり、また解決すべき課題も多くあるからです。海の生き物の生態をはじめ、地震・火山の活動、さらに枯渇する水産資源や海洋の汚染、海浜の消滅、温暖化と気象、海底資源、領海問題など、さまざま話題があります。その一端を知り、伝え方を学びます。成果はJASTJのHPで発信する予定です(昨年の塾の活動内容は以下のページで見ることができます。https://jastj.jp/arc1805/tcsj14th)。

■期間

 9月7日(水)にスタート。原則第1、第3水曜日の午後7時~9時、2月の修了時まで計10回。(11月は3か所ほど取材先を用意します。取材先は追ってお知らせします)

■場所

 日本プレスセンタービル8階特別会議室(千代田区内幸町2-2-1)。実習内容によっては場所を変える場合があります。http://www.presscenter.co.jp/access.html  最寄駅は 地下鉄「霞ヶ関駅」下車2〜5分、都営地下鉄「内幸町」下車2分。

■スケジュール(予定)

① 9月7日 ガイダンス
② 9月21日 海を書く―それぞれの視点
③ 10月 質問とインタビューの仕方
④ 10月 編集者からみた写真
⑤ 11月 現場・人に学ぶ(1)~(3)
⑥ 同
⑦ 12月 ―ライティングの指導(1)
⑧ 1月 原稿の発表―ライティングの指導(2)
⑨ 2月 原稿の修正―ライティングの指導(3)
⑩ 2月 完成記事の発表、修了

■海に関する話題の提供者

柴田鉄治(元朝日新聞科学部長・社会部長)、保坂直紀(サイエンスライター、元読売新聞記者、東京大学海洋アライアンス)、瀧澤美奈子(サイエンスライター)

■アドバイザー

武部俊一(元朝日新聞論説委員)、高橋真理子(朝日新聞)、小出重幸(元読売新聞科学部長)、引野肇(東京新聞)、室山哲也(NHK解説委員)、林勝彦(元NHKプロデューサー)、漆原次郎(サイエンスライター、JASTJ Web編集長)、山本威一郎(サイエンスライター、元NEC海洋技術部長)、佐々義子(くらしとバイオプラザ21、JASTJ理事)

■塾受講料

 通期1万6000円。

■塾への申し込み方法

 希望者は、氏名、所属(または職業)、住所、連絡方法、メール、電話番号のほか、参加の動機(400字程度)を書いて塾事務局宛て(juku-15-office@jastj.jp)にお申込みください。8月20日まで。塾生の人数が定員(約20人)で締め切ります。 手続きについては受付後に連絡しますが、入塾決定後、開講までに「海についての関心」(400字以内)の文を提出いただきます。受講料は8月末までにお支払いいただきます。

■事務局、サポーター

佐藤年緒(塾長、元時事通信編集委員)、西野博喜(副塾長、JASTJ理事)、柏野裕美(会員、元塾生)、都丸亜希子(会員、元塾生)、早野富美(会員、元塾生)、藤田貢崇(JASTJ事務局長)、中野薫(JASTJ事務局塾担当)

〔事務局〕日本科学技術ジャーナリスト会議
〒162-8601 東京都新宿区神楽坂1-3 東京理科大学1号館13階
電話 070-1448-8800 メール hello@jastj.jp