「スーパーコンピューター(スパコン)」が昨年の事業仕分けで問題となりました。かつて国策プロジェクトとして「第五世代コンピューター」が実施されましたが、結局失敗に終り、多額の税金が無駄に使われました。その反省を踏まえ、政府主導の国産「スパコン」の必要論、不必要論を、それぞれの立場から検証します。
視点
- 「第五世代コンピューター」は何故失敗したか? ・ジャーナリズムはどのように見たか ・反省は生かされているのか
- スパコンの歩みとその背景 ・生まれた理由と時代背景 ・現在のスパコン状況 ・世界の趨勢 ・世界市場と日本市場 ・ニーズとシーズ
- 国内スパコンメーカーの取り組み ・NEC、富士通、日立への取材など
- スパコンは実社会に本当に役に立っているか、または役立つのか
- スパコン必要論 ・関係者の取材など
- スパコン不必要論 ・関係者の取材など
- 総括プロジェクトの進め方
- 担当分野、スケジュール、成果のまとめ方など、基本的には参加者で相談して決める。夏頃を目途に情報収集し整理する。
- 企業、研究機関(JAMSTEC等)の見学を行う。
- ゼミ形式で行う。すなわち、分担した分野を報告し、ディスカッションし、メンバーで情報を共有し知恵を出し合う。
- 担当分野についてそれぞれ年内をめどに執筆する。WEBでの発表、出版を計画する。
現在のプロジェクトメンバー
大江秀房 山本威一郎