出版物

『科学を伝える─失敗に学ぶ科学ジャーナリズム』を出版 (2015.12.01)

 ものごとを伝えることの難しさ、日々生み出される記事や映像の裏側にある、科学ジャーナリストの葛藤。多くの失敗例が、ジャーナリストだけでなく、科学を読み解くさまざまな人びとにとっての鍵となる一冊。
 それぞれの執筆者が自らの失敗から反省したこと、さらにそこから何を教訓とし、これからの科学ジャーナリズムの発展のためにどうすればいいのか、具体例を示しながら述べます。JASTJ設立20周年を記念しての書籍です。
【出版社:JDC出版】【価格:1,500円+消費税】


 

『徹底検証! 福島原発事故 何が問題だったのか: 4事故調報告書の比較分析から見えてきたこと』を出版 (2013.03.15)

★4事故調報告書の徹底検証【完全版】★
事故の発生に痛惜の念を抱き、科学ジャーナリスト集団が、57の視点から4つの事故調査報告書(政府・国会・民間・東電)を徹底分析し、進むべき道を探る。それによってあぶり出された福島原発事故の新たな真実とは!?

■事故から2年、真相を闇に葬らないために!■
福島原発事故の真相を突き止めるべく、「政府」「国会」「民間」「東電」の4つの事故調査委員会が立ち上げられ、2012年7月にすべての報告書が出そろった。4つも事故調ができるのは前代未聞のことであるが、果たして真実は明らかにされたのかというと、「?」が残る。

■膨大な分量の報告書を徹底的に読み解く! ■
事故調の活動終了とともに真相究明も終わったかのようになってはいけない。事故の本当の原因と責任の所在を明らかにし、真相を闇に葬らないために、事故調査報告の内容を再検証することが必要である。そうした問題意識を抱いた科学ジャーナリストたちが、4つの事故調報告書を徹底的に読み解き、問題点をあらい出し、進むべき道を探ったのが本書である。

■57の疑問を徹底追及、どこからでも読める構成! ■
疑問が残されている重要な57テーマを検証項目としてあらい出し、各検証項目とも「問題の背景」(1頁)、「4事故調の報告」(2頁)、「科学ジャーナリストによる分析」(1頁)による4頁構成としている。事故調報告自体は膨大な分量があり、読みこなすのは困難だが、本書はそれらのポイントを簡潔にまとめ、関心のあるどの項目からでも読み進められるようにしている。 【出版社: 化学同人】 【価格: 1,900円+消費税】


 

  『4つの「原発事故調」を比較・検証する―福島原発事故 13のなぜ?』を出版 (2012.12.07)

 福島第一原子力発電所事故における民間、東電、国会、政府……『福島原発事故独立検証委員会調査・検証報告書』、『福島原子力事故調査報告書』、『国会事故調 報告書』、『政府事故調 中間・最終報告書』の報告書を読み直す。
 しかしこれら報告書に関するメディアの分析や解説、内容を精読しても、震災事に福島原発で何が起こっていたのか、何が原因なのか、事故後の対応は適切だったのか、責任は誰にあったのかなど、重要な部分はなかなか見えてこない。
 本書は4つの報告書を比較・精査し、「13の疑問」として科学ジャーナリストらが客観的に再検証する。
【出版社: 水曜社】
【価格: 1,600円+消費税】


 

 『科学ジャーナリストの手法─プロから学ぶ七つの手法』を出版 (2007.05.25)

 情報の収集法から取材の仕方や文章術まで、科学コミュニケーションに必要なノウハウを第一線のプロが伝授。科学ジャーナリストをめざす人はもちろん、科学に携わる多くの人に役立つ実践的指南書。
【出版社: 化学同人】
【価格: 2,000円+消費税】


 

『科学ジャーナリズムの世界―真実に迫り、明日をひらく』を出版(2004.07)

 10周年を記念して日本科学技術ジャーナリスト会議編「科学ジャーナリズムの世界-真実に迫り、明日をひらく」を出版しました。当会会員ら40人がつづった本格的な科学ジャーナリズムの現場報告書。評論家の立花隆氏も絶賛しています。科学ジャーナリストのガイドブックとしてだけでなく、博物館や科学館の解説員、教育者、編集者ら、科学と社会の間に立つ科学コミュニケーターの必読書です。 
【出版社: 化学同人】
【価格: ご購入希望の方は