月例会

  • 2019年4月例会(4月17日)のお知らせ「人間拡張工学がもたらすもの」 2019年4月1日
    人間拡張工学がもたらすもの 講師:稲見昌彦(いなみ・まさひこ)さん(東京大学先端科学技術研究センター身体情報学分野教授) 日時:2019年4月17日(水)午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)    http://www.presscenter.co.jp/access.html  テクノロジーの進歩で、人間の身体能力(見る、聞く、動く、触る‥)を補完したり、拡大する「人間拡張工学」が注目されている。手足を失った人がロボット義手で、新しい手足(脳からの信号で操作)を操ったり、健全な身体の人間が、身体能力をアップグレードして、今まで不可能だったスピードで移動、跳躍したり、物質の向こう側を見る視覚能力まで手にいれることができるようになった。「人間拡張学」とは何か?人間や社会に何をもたらすのか?「超人スポーツ競技」の提唱者でもある稲見教授にお話を伺う。 稲見昌彦さん  1994年、東京工業大学生命理工学部生物工学科卒。1996年、同大学大学院生命理工学研究科修士課程修了。1999年、東京大学大学院工学研究科先端学際工学専攻博士課程修了。東京大学リサーチアソシエイト、同大学助手、JSTさきがけ研究者、電気通信大学知能機械工学科講師、同大学助教授、同大学教授、マサチューセッツ工科大学コンピューター科学・人工知能研究所客員科学者、JST ERATO五十嵐デザインインタフェースプロジェクトグループリーダー、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授、東京大学大学院情報理工学系研究科教授を経て2016年4月より現職。自在化技術、Augmented Human、エンタテインメント工学に興味を持つ。現在までに光学迷彩、触覚拡張装置、動体視力増強装置など、人の感覚・知覚に関わるデバイスを各種開発。米TIME誌Coolest Invention of the Year、文部科学大臣表彰若手科学者賞、情報処理学会長尾真記念特別賞などを受賞。超人スポーツを提唱。超人スポーツ協会発起人・共同代表。VRコンソーシアム理事。著書に『スーパーヒューマン誕生! 人間はSFを超える』(NHK出版新書)がある。  参加希望の方は下記URL 先に、4月10日(水)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 http://bit.ly/jastj_201904m ※会員は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。
  • 2019年3月例会(3月27日)のお知らせ「ICTは社会をどこまで変えるのか」 2019年2月22日
    JASTJ25周年「未来をどう切り開くか」討論会(3回シリーズ) 第3回「ICTは社会をどこまで変えるのか」  時代の節目となる2019年にあたり、JASTJは科学や技術にまつわる社会問題と報道を振り返り、今後の科学ジャーナリズムの在り方を考える3本シリーズを企画しました。第1回「地球温暖化とエネルギー」、第2回「バイオテクノロジーと生命倫理」に続き、第3回では「ICTは社会をどこまで変えるか」を取り上げます。  インターネットの商用利用が始まって広く利用できるようになったのは1995年、JASTJ発足1年後のこと。それからわずか四半世紀、インターネットに代表される情報通信技術(ICT)は社会や産業、経済、国際政治、ジャーナリズムのあり方まで大きく変えてきました。AIはそうした変化をさらに加速するとみられています。ICTの急速な進展はこれから社会をどこまで変えるのか。半世紀にわたってICTの発展と社会・経済のあり方に取り組んできた西村吉雄さんにご講演いただき、そのあと自由闊達な議論をします。こぞってご参加ください。(1時間講演+1時間QA、ディスカッションの予定、コメント:高木靱生JASTJ理事) 講師:西村吉雄(にしむらよしお)さん(JASTJ会員、元 日経エレクトロニクス編集長) 日時:2019年3月27日(水) 午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)    http://www.presscenter.co.jp/access.html 西村吉雄さん略歴  技術ジャーナリスト。1942年生まれ。1971年に東京工業大学大学院博士課程修了、工学博士。東京工業大学大学院に在学中の1967~1968年に仏モンペリエ大学に留学、マイクロ波半導体デバイスや半導体レーザーの研究に従事。1971年に日経マグロウヒル社(現在の日経BP社)入社。1979~1990年『日経エレクトロニクス』編集長。その後、同社で発行人、調査・開発局長、編集委員などを務めたほか、東京大学大学院工学系研究科教授、大阪大学フロンティア研究機構特任教授、東京工業大学監事、早稲田大学政治学研究科客員教授などを歴任。著書は『硅石器時代の技術と文明』(日本経済新聞社)、『半導体産業のゆくえ』(丸善)、『情報産業論』(放送大学教育振興会)、『産学連携』(日経BP社)、『電子立国は、なぜ凋落したか』(日経BP社)など。 ※参加希望の方は下記URL先に、3月20日(水)までにお申し込みください。  会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。  https://bit.ly/jastj_201903m ※会員は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。  
  • 2019年2月例会(2月13日)のお知らせ 2019年1月29日
    JASTJ25周年「未来をどう切り開くか」討論会(3回シリーズ) 第2回「生命の〝編集〟はどこまで許されるか」  時代の節目となる2019年にあたり、JASTJは科学や技術にまつわる問題と報道を振り返り、今後の科学ジャーナリズムの在り方を考える3本シリーズを企画しました。第2回は「バイオテクノロジーと生命倫理」を取り上げます。  昨年11月、中国の科学者がゲノム編集技術を用いて遺伝情報を改変した双子の出産を報告し世界を驚かせました。ヒトの遺伝情報の改変はどこまで許されるのでしょうか。決してしてはいけないことなのでしょうか。動物に対してはどうでしょう。急テンポで進化するバイオ技術は私たちの未来をどう変えて行くのでしょうか。  講師は、生命倫理の問題に長く取り組んできた青野由利さんです。お話ののち、会員間で自由闊達な議論を行います。こぞってご参加ください。(1時間講演+1時間QA、ディスカッションの予定、コメント:滝順一JASTJ理事) 講師:青野由利(あおの ゆり)さん(JASTJ会員、毎日新聞論説室専門編集委員) 日時:2019年2月13日(水) 午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)    http://www.presscenter.co.jp/access.html 青野由利さん略歴  毎日新聞社論説室専門編集委員。東京大学薬学部卒業、同大大学院総合文化研究科修士課程修了、医学、生命科学、天文学、火山、原子力などの科学分野を担当。1988-89年フルブライト客員研究員(MITナイト・サイエンス・ジャーナリズム・フェロー)、99-2000年ロイター・フェロー(オックスフォード大学)。著書に『ニュートリノって何?』『宇宙はこう考えられている』『生命科学の冒険』(以上ちくまプリマー新書)、2010年科学ジャーナリスト賞を受賞した『インフルエンザは征圧できるのか』(新潮社)、『ノーベル賞科学者のアタマの中──物質・生命・意識研究まで』(築地書館)、『遺伝子問題とはなにか──ヒトゲノム計画から人間を問い直す』(新曜社)など。 ※参加希望の方は下記URL先に、2月6日(水)までにお申し込みください。  会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。  https://bit.ly/jastj_201902m ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。 *次回は3月の例会としてシリーズ第3回「デジタル化する社会」を予定しています。
  • 2019年1月例会(1月24日)のお知らせ 2019年1月7日
    JASTJ 25周年「未来をどう切り開くか」討論会(3回シリーズ) 第1回「脱原発で脱炭素できるのか」 時代の節目となる2019年にあたり、JASTJでは、科学や技術にまつわる社会問題を総括し、今後の科学ジャーナリズムの在り方を考える3本シリーズを企画します。第1回は、脱炭素社会の構築が世界の緊急課題となっていることから「地球温暖化とエネルギー」がテーマです。地球温暖化対策と脱原発は両立することが可能なのか? 講師は、この問題に長く取り組んできた横山裕道さん。お話ののち、会員間で自由闊達な議論を行います。こぞってご参加ください。 (1時間講演+1時間QA、ディスカッションの予定) 講師:横山裕道(よこやまひろみち)さん(JASTJ会員・元淑徳大学教授) 日時: 2019年1月24日(木)午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)     http://www.presscenter.co.jp/access.html *今後のテーマ(予定) 第2回「デジタル化する社会」(2月) 第3回「生命科学と倫理」(3月) 横山裕道(よこやまひろみち)さん 1944年仙台市生まれ。東京大学理学部卒。同理学系大学院修士課程修了後の1969年毎日新聞社入社。東京・社会部を経て1984年科学部。同副部長、論説委員、科学環境部長兼論説委員などを歴任。2003年から淑徳大学国際コミュニケーション学部教授。2017年から2018年3月まで同大人文学部教授。現在、科学・環境ジャーナリスト、環境省「国内における毒ガス弾等に関する総合調査検討会」検討員、埼玉県和光市環境審議会会長。これまでに中央環境審議会特別委員・臨時委員、埼玉県環境審議会会長などを務めた。 著書『原発と地球温暖化 「原子力は不可欠」の幻想』(紫峰出版、2018年10月)、『気候の暴走 地球温暖化が招く過酷な未来』(花伝社、2016年)など (コメント:柴田鉄治JASTJ理事) 参加希望の方は下記URL 先に、1月17日(木)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 https://bit.ly/jastj_201901m ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。
  • 2018年11月例会(11月29日)のお知らせ 2018年11月12日
    大人の発達障害の現状と課題 講師:加藤進昌(かとう・のぶまさ)さん(昭和大学発達障害医療研究所長) 日時: 2018 年11月29日(木)午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)     http://www.presscenter.co.jp/access.html  大人の発達障害がクローズアップされています。発達障害には自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)などがあり、対人関係やコミュニケーションが苦手なため、日常生活で困難をきたしてしまいます。とくに、大人の発達障害は、子供時代に見過ごされたまま成長し、職場などでトラブルを起こし、初めて気づくケースが多く、医学的、福祉的サポートを受けないまま放置されている現状もあり、大きな社会問題になっています。大人の発達障害の研究、診療に、長年取り組み、日本をリードし続けてきた加藤進昌さんに、注目されているオキシトシン(治療薬)の話題も盛り込みつつ、大人の発達障害の現状と課題をお話しいただきます。 加藤進昌(かとう・のぶまさ)さん  1947年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授、東京大学医学部附属病院長、昭和大学医学部精神医学教室教授、昭和大学附属烏山病院院長を歴任。専門は精神医学、発達障害。  2008年、昭和大学附属烏山病院に大人の発達障害専門外来を開設し、併せてアスペルガー症候群を対象としたデイケアを開始。2013年からは神経研究所附属晴和病院でもリワークプログラムと組み合わせた発達障害デイケアを開設した。2014年烏山病院内に開設された昭和大学発達障害医療研究所で、脳科学研究戦略推進プログラムおよび文部科学省共同利用・共同研究拠点として、発達障害の科学的理解と治療研究に取り組んでいる。 参加希望の方は下記URL 先に、11月22日(木)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 http://bit.ly/jastj_201811m ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。
  • 2018年10月例会(10月10日)のお知らせ 2018年9月10日
    顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases=NTD) ―フィラリアの根絶を目指して― 講師:一盛和世さん(長崎大学客員教授、元WHOフィラリア症対策統括官) 日時: 2018 年10 月10 日(水曜日)午後6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)    http://www.presscenter.co.jp/access.html  リンパ系フィラリア症は、熱帯・亜熱帯地域に広がる寄生虫病である。日本でも平安時代から蔓延し、西郷隆盛もかかったと言われる。集団検診と駆虫薬の普及で日本では1970年代になくなり、人々の記憶からも消えていった。だが、熱帯ではいまも猛威を振るう。「象皮症」という異名からもわかるように外見が大きく変わり、患者はしばしば差別の対象となる。命は奪わないものの人生の質を低下させる病気だ。これの根絶が目前に迫っている。日本のやり方を世界に広めてきたからだ。その最前線で奮闘してきた一盛和世さんに、フィラリア制圧をめぐる国際・国内状況を語ってもらう。 〈参考〉WEBRONZA記事「西郷隆盛がかかった寄生虫病フィラリアは根絶目前」 (http://webronza.asahi.com/science/articles/2018022100001.html) 一盛和世(いちもり・かずよ)さん  玉川大学で昆虫を学び、東京大学医科学研究所で蚊の研究から熱帯病研究へ。ロンドン大学衛生熱帯医学校で博士号取得した後、日本の国際協力機構(JICA)の専門家としてガテマラ、ケニア、タンザニアで熱帯病対策に取り組む。1992年に世界保健機関(WHO)にフィラリア症の専門家として就職。サモアに約3年、バヌアツ6年、フィジー6年と太平洋地域をめぐり、2006年からはWHO本部でフィラリア症対策統括官を2013年の定年まで務めた。2014年から長崎大に移り、熱帯病研究と対策のライフワークを続ける。 ※参加希望の方は下記URL先に、10月3日(金)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 https://goo.gl/edB6z3 ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。
  • 2018年9月例会(9月21日)のお知らせ 2018年9月7日
    災害時、初動対応はどうするか~警戒・避難対策、救助活動~  ―広島で連続した豪雨災害から考える― 講師:室田哲男氏(危機管理行政専門家、元広島市副市長) 日時:2018年9月21日(金曜日) 午後6:30〜8:30 場所: 東京理科大学 数学体験館「数学授業アーカイブス 兼 サロン」    (東京都新宿区神楽坂1−3 東京理科大学 近代科学資料館 地下1階)     http://www.tus.ac.jp/info/campus/kagurazaka.html  西日本豪雨では、改めて豪雨による土石流や洪水の被害への対策のあり方が問われました。国、自治体がリスクをいかに予測、警戒し、住民に適切な避難の指示を出せるか。また救助はどのように行われるか。特に108人の死者を出した広島県では、4年前にも広島市で土砂災害(死者77人)があり、同市ではその教訓を基に避難勧告の発令基準などを見直していました。今回、その成果がどうあったか。  当時、広島市の副市長として、その警戒・避難対策の改善に当たった室田氏をお招きし、近年、広島で発生した災害とその対応を振り返りながら、今後の防災の在り方を考える機会とします。私たち警戒・避難の情報を発信する役割を担うメディアとしても、講師との意見交換の時間を十分に取る勉強会を兼ねた月例会にしたいと考えます。 室田哲男(むろた・てつお)さん  昭和59年、東工大大学院修了後、自治省入省。総務省地域政策課長、消防庁国民保護・防災部長などを歴任。東日本大震災をはじめとする大災害の応急対策に従事。平成26年広島豪雨災害では消防庁災害対策本部の参謀班長として、被害情報の収集、緊急消防援助隊のオペレーションなどを担った。その後、広島市副市長として警戒・避難システムの見直しを総括。オバマ米大統領来訪時の危機対応も携わった。現在、明治大学大学院ガバナンス研究科兼任講師。著書に「自治体の災害初動対応―近年の災害対応の教訓を活かす」など。 ※参加希望の方は下記URL先に、9月18日(火曜日)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 https://goo.gl/28ZA1D ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。
  • 2018年7月例会のお知らせ 2018年7月3日
    日本に調査報道NPO は根付くのか ―ワセダクロニクルの挑戦― 講師: 渡辺 周さん(ワセダクロニクル編集長) 日時: 2018 年7 月27 日(金曜日)午後6:30〜8:30 場所: 東京理科大学 数学体験館「数学授業アーカイブス 兼 サロン」 (東京都新宿区神楽坂1−3 東京理科大学 近代科学資料館 地下1階) 日本で初めての、大学を拠点にした調査報道NPO法人「ワセダクロニクル」は、既存のメディアが取り上げない、あるいは取り上げることができない重要問題を、足で稼いだ調査報道を通じて世に問う新しいネットメディアです。 2017 年2 月の発足以来すでに、製薬企業のカネで薬の良さを強調する記事が配信されていた実態を描いたシリーズ「買われた記事」や、旧優生保護法による人権侵害の実態を告発したシリーズ「強制不妊」等で成果をあげていますが、読者からの寄付金のみで運営する報道機関というビジネスモデルが、寄付文化が希薄とされる日本で根付くのか、その点についても大きな注目を集めています。スタートから激動の1年半について、編集長自身に語ってもらいます。 ゲスト:渡辺 周(わたなべ・まこと)さん 略 歴: 1974 年神奈川県生まれ。大阪府立生野高校、早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社。2000 年から朝日新聞記者。特別報道部などで調査報道を担当。高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への資金提供の実態などを報じたほか、原発事故後の長期連載「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバーとして、高レベル核廃棄物のテーマにした「地底をねらえ」などを執筆。2016 年3 月に退社後、ワセダクロニクル編集長。 担当 JASTJ 企画委員長 室山哲也 ※参加希望の方は下記URL 先に、7 月20 日(金)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 https://goo.gl/28ZA1D ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。
  • 2018年6月例会のご案内 2018年5月22日
    ==福島原発事故再検証委員会 活動報告== 日 時: 2018年6月27日(水)18:30〜20:30 場 所: プレスセンタービル8階 特別会議室 (東京都千代田区内幸町2-2-1) 講演者: 再検証委員会※(代表 林勝彦) ※JASTJ・福島原発事故再検証委員会 (柴田鉄治、林勝彦、高木靱生、大江秀房、荒川文生、中道徹、倉又茂、伊藤隆太郎、西野博喜)  2011年3月11日に起きた福島第一原発の過酷事故から7年。いまなお多くの人々が故郷に帰れず事故の傷跡が大きく残る中で、原発再稼働が着々と進んでいる。しかし過酷事故に至った原因の解明や責任の所在、新規制基準で安全は本当に担保されたのか、過酷事故時の避難計画は十分かなど、今なお多くの議論が残されている。  そこで昨年4月、「日本はこのままで大丈夫か」という問題意識を持つ会員が集まって「福島原発事故再検証委員会」を立ち上げた。JASTJ会員有志は3.11直後に政府、国会、民間、東京電力の各事故調報告書を比較検証したが、その第二弾として各事故調の元委員長らが3.11後の政府の対応や日本の現状をどうみているか、インタビューをして再検証を試みた。政府、国会、民間の3事故調からは快諾を得られたが、東京電力には断られた。ようやくHP上に公開する各事故調のインタビュー映像(各20分程度に編集)と原稿がまとまったので、その作品を紹介する。あわせて参加した会員の感想などを報告する。 ※参加希望の方は下記URL先に、6月19日(火)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 https://goo.gl/28ZA1D ※会員は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。
  • 2018年4月例会のご案内 2018年3月27日
    「仮想通貨がもたらすもの」 ~ 技術的・経済的到達点と課題 ~ 参加申し込みを締め切りました。多数の申し込みありがとうございました。 日時:2018年4月12日(木)午後 6:30〜8:30 場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室  (東京都千代田区内幸町2-2-1)    http://www.presscenter.co.jp/access.html  仮想通貨の代表格となったビットコインは、「公開鍵暗号方式による電子署名通信」「P2P型ネットワーク」「ブロックチェーンによる取引履歴の共有」「ハッシュ関数を利用した報酬制度(マイニング=採掘)」といったさまざまな技術が組み合わさり、なりすましによる詐欺や外部からの攻撃に対して極めて強固なシステムに進化した。その結果、信用が高まるにともない利用者が増加。流通総額は一時時価30兆円を突破し、決済手段としての役割も拡大している。  こうした仮想通貨の関連技術を金融全般に応用する動きは「FinTech」と呼ばれ、国内外の銀行や証券会社、中央銀行が研究や応用に取り組んでいる。さらには登記簿や個人の医療記録、音楽や映像ソフトの流通など、金融以外のさまざまな分野でも応用が期待されている。  一方で仮想通貨は、本年1月のコインチェックNEM流出事件、2014年のマウントゴックス破綻事件、最近の激しい価格の乱高下など、リスクもはらんでいる。 貨幣の発明は人類史上の大発明だったとも言われるが、インターネット空間で流通する仮想通貨の登場はどのような意味を持つものなのか。仮想通貨とは一体何か?今までの通貨とどこが違うのか? そのメリットと課題を整理し、今後の可能性について、第一線の研究者に解説をしていただく。 ※参加希望の方は下記 URL先に、4月5日(火)までにお申し込みください。会員以外の方 の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 岩村 充(いわむら・みつる)さん 早稲田大学大学院経営管理研究科教授 略歴  1974 年東京大学経済学部卒業。日本銀行に入行し、主として金融制度全般の企画調整を担当。ニューヨーク駐在員、日本公社債研究所開発室長、金融研究所研究第2課長などを経て、98年から早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。2016年から現職。国際会計基準委員会委員や政府の各種委員会の座長や委員を務めてきた。博士(早稲田大学)。 著書「中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来」(新潮選書)。 https://goo.gl/28ZA1D ※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。