月例会

  • 6月例会のご案内 2016年5月28日
    都合により、会場をJASTJ事務局(新宿区神楽坂1-3 東京理科大学内 1号館 13階 )に変更させていただきます。場所は下記URL先をご参考にしてください。 http://jastj.jp/office ==土砂災害の防災対策と住民避難== 日時:2016年6月21日(火)18時30分〜20時30分 講師:池谷浩氏(一般財団法人砂防・地すべり技術センター研究顧問) 場所:東京理科大学近代科学資料館 数学体験館「数学授業アーカイブス 兼 サロン」    (新宿区神楽坂1-3、最寄駅はJR・地下鉄「飯田橋」駅徒歩5分)    https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/info.html#access    JASTJ事務局(新宿区神楽坂1-3 東京理科大学内 1号館 13階 )    http://jastj.jp/office  近年、防災面で重視されてきたのが土砂災害です。発生の予測が難しいとされている土石流災害ですが、最近の気候変動による豪雨の影響や、この5月からの熊本地震に見られるように、地震や火山活動に伴う土砂災害への対応も大きな課題になってきています。  講師の池谷浩氏は土砂流被害の第一人者です。熊本地震の発生直後にテレビで解説、また一昨年8月の広島土砂災害の教訓を受けて、中央防災会議で対策をとりまとめ、提言しています。6月はちょうど梅雨時で土砂災害が起きやすい時期。さまざまなタイプがある土砂災害の現状と改めて知り、今後の防災や避難のあり方についてうかがいます。 【プロフィール】 池谷浩(いけや・ひろし)氏:京都大学農学部卒業後、旧建設省(現 国土交通省)入省。砂防部火山・土石流対策官、砂防部砂防課長、部長を歴任。砂防研究の第一人者として、新潟県中越地震や福岡県西方沖地震などの地震災害や、コロンビアのネバドデルルイス火山災害など、世界各地の災害調査・研究・分析を行う。著書は『土石流災害』(岩波新書)、『火山災害』(中公新書)、『砂防入門』(山海堂)など。  参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス: hello@jastj.jp)で、お知らせください。会員は無料。会員以外の参加費は1,000円です。
  • 4月例会の参加ご応募を締めきりました 2016年4月12日
     4月13日(水)開催予定の月例会「小児甲状腺がん多発は放射線の影響か?」の応募は、お知らせしていましたとおり、12日(火)午後6時で締めきりとさせていただきました。多数のお申し込み、ありがとうございました。
  • 4月例会の会場について 2016年4月11日
     すでにご案内のとおり、4月13日(水)開催予定の月例会「小児甲状腺がん多発は放射線の影響か?」の会場を、神楽坂の東京理科大学数学体験館から、内幸町の「プレスセンタービル9階会見場」(東京都千代田区内幸町2-2-1)に変更させていただきました。プレセンタービルへのアクセスは、こちらの地図をご覧ください。  また、現在多数の参加申し込みをいただいており、先着順にお座りいただくため、遅れてご来場された場合は立ち見になる可能性があります。大変申し訳ありませんが、あらかじめご承知おきください。
  • 4月例会のご案内 2016年4月1日
     多数の方からご参加ご希望をいただいているため、会場を神楽坂の東京理科大学数学体験館から、内幸町の「プレスセンタービル9階会見場」に変更させていただきます。どうかご了承ください。 ==小児甲状腺がん多発は放射線の影響か?== 日時: 2016年4月13日(水) 午後6:30〜8:30 講師: 津田敏秀さん(岡山大学大学院環境生命科学研究科 教授)     津金昌一郎さん(国立がん研究センター 社会と健康研究センター長) 場所: 東京理科大学 数学体験館「数学授業アーカイブス 兼 サロン」    (東京都新宿区神楽坂1-3 東京理科大学 近代科学資料館 地下1階)     プレスセンタービル9階会見場(東京都千代田区内幸町2-2-1)     会場まで地図はこちらをご覧ください。  福島の38万人の小児甲状腺がん健康調査の結果、現時点で100人を超える子供ががんと確定し手術を受けました。津田教授はその人数が異常多発であり、原因として放射線の影響を否定できないとし、日本特派員協会で警告を発したり、国際環境疫学会の医学専門誌「エピデミオロジー」で論文を発表しています。  一方、福島県や多数の学者は放射線の影響に否定的で、その理由にチェルノブイリの小児甲状腺がん発症のパターンと違う点や過剰診断の影響などを挙げています。  そこで同じ疫学者として各自の見解と相手への疑問、批判をコンパクトに示して頂き60分ほど会員の質問を受ける時間を設けます。  会員は無料。会員以外も参加できますが、その場合は参加費1,000円をいただきます。参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス: hello@jastj.jp)で、4月12日(火)午後6時までにお知らせください。
  • 3月例会のご案内 2016年3月2日
    会場は、新宿区神楽坂の東京理科大学近代科学資料館地下1階「数学体験館」です。ご注意ください。 ==私はこう見た東京電力・福島第一原子力発電所の現状== 日時:2016年3月24日(木) 午後6時30分から8時30分 発表者 大池淳一さん(JASTJ会員、テレビ朝日)     山田理恵さん(JASTJ会員、朝日新聞) 会場 東京理科大学 数学体験館の「数学授業アーカイブス 兼 サロン」 住所 東京都新宿区神楽坂 1-3 東京理科大学 近代科学資料館 地下1階 https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/info.html#access  日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、東京電力・福島第一原発の視察会を2月4日に開催し、21人の会員が参加しました。事故から5年近くが経過し、原発敷地内では防護服を着なくても問題はないとされる場所もできてきました。ただ、爆発した建屋近くはまだまだ高線量で、溶け落ちた核燃料の所在もわかっていません。  例会では、視察に参加しカメラ撮影をしていただいた大池淳一さん(ムービー)、山田理恵さん(スチル)のお二人に撮影された映像を見せていただきながら、視察の印象や視察を通じて考えたことなどをお話しいただきます。  お二人のプレゼンテーションを導入にして、視察に参加された方々も参加されなかった方々も加わっていただき、情報を共有し、原発事故から5年の状況を考えたいと思います。ぜひふるって参加をお願いいたします。  会員と14期塾生は無料。会員以外も参加できますが、その場合は参加費1,000円をいただきます。参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス:hello@jastj.jp)で、3月23日(水)午後6時までにお知らせください。
  • 2月例会のご案内 2016年1月14日
    会場は、新宿区神楽坂の東京理科大学近代科学資料館地下1階「数学体験館」です。ご注意ください。 ==MRJとホンダジェットで日本の航空機産業は飛躍できるのか== 講師 鈴木真二・東京大学大学院工学系研究科教授 日時 2月5日(金)18時30分〜20時30分 会場 東京理科大学 数学体験館の「数学授業アーカイブス 兼 サロン」 住所 東京都新宿区神楽坂1-3 東京理科大学 近代科学資料館 地下1階 https://www.tus.ac.jp/info/setubi/museum/main/info.html#access  日本の航空機関係者らの夢を載せて、わが国初のジェット旅客機「MRJ」が昨年11月11日に名古屋空港で初飛行に成功した。本田宗一郎の夢だった機体からエンジンまで自社製の「ホンダジェット」も、30年の歳月を経て昨年12月24日、ついに米国の顧客に第1号機の納入を果たした。突如わたしたちの目前に現れたこれらの”日本の翼”の技術的な実力はいかほどのものなのか、そして彼らはその勢いを失いつつある工業立国日本の屋台骨を支えるだけの産業に成長できるのか。航空イノベーションが専門の鈴木真二東大教授から率直な分析、評価、意見を聞きたいと思います。  会員と14期塾生は無料。会員以外も参加できますが、その場合は参加費1,000円をいただきます。参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス: hello@jastj.jp)で、2月4日(木)18時までにお知らせください。
  • 12月例会(11月26日(木)開催)のご案内 2015年11月22日
    12月月例会を11月に前倒しし、11月26日(木)に開催します。 また、会場が関西学院丸の内キャンパスとなりますので、ご注意ください。 ==チェルノブイリ原発事故30年を前に ―人体への長期影響を語る―== 講師 アナトリー・チュマクさん(ウクライナ放射線医学研究センター副所長) 日時 11月26日(木) 18時~20時 場所 関西学院大学東京丸の内キャンパス(千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー 10階)  チェルノブイリ爆発事故から25年目の2011年4月に出た「ウクライナ政府報告書」(ウクライナ国家緊急事態省)の健康影響の章を監修し、ウクライナ放射線医学研究センター副所長のアナトリー・チュマク博士が来日している機会をとらえ、話を聞きます。  博士は、同年8月に、長崎大学の山下俊一教授(現副学長)ら研究グループとウクライナ科学アカデミーが共同で刊行した「チェルノブイリ事故の健康影響〜四半世紀の結果」の事務責任者でもあります。この2冊の報告書によれば事故の影響は甲状腺ガンや白血病だけでなく非ガン系の疾病、神経精神医学的影響・心臓循環器系疾患・気管支肺系疾患など様々な健康への悪影響が指摘されています。特に、汚染地域(0.5〜5 mSv/年)の2世の子ども達にも健康影響が見られる点や高線量地区では健康な子どもは20%ほどと報告されています。  一方、IAEA (国際原子力機関)やUNSCEAR (国連科学委員会)は疫学的視点から「リスク評価」としては認めていません。来年はチェルノブイリ原発爆発事故から30年、福島第一原発の3基爆発事故からも5年の節目を迎えます。  原発事故における人体への長期健康影響については「リスク管理」「予防原則」の視点からも極めて重要であるため、チェルノブイリの最近の情報も含めてお話を伺い、質疑応答を致します。 【当日の入館方法】 ① サピアタワーのエスカレーターで上ってください(エスカレーターは1階から直接3階に通じています。エレベーターの場合は3階でおりてください)。 ② 日本科学技術ジャーナリスト会議専用の受付が設置されています。そこで氏名をお知らせください。入館に必要となる「入館カード」を一人一枚、お渡しします。 ③ 入館カードをかざしてゲートを通り、エレベーターで10階で降り、関西学院大学へお入りください。  会員・14期塾生は無料。会員以外でも参加できますが、参加費1,000円をいただきます。  参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス: hello@jastj.jp)で、11月25日(水)午後6時までにお知らせください。
  • 11月例会のご案内 2015年11月1日
    ==地球温暖化交渉 ―COP21にむけて、国内外の視点から―== 講師:有馬純さん (東京大学公共政策大学院教授、前JETROロンドン事務所長) 日時 11月10日(火) 19時~21時 場所 プレスセンタービル8階(東京都千代田区内幸町2-2-1)  国連の「第21回気候変動枠組み条約締約国会議」(COP21)は、11月30日から、パリで開催されます。気候変動問題に関連して、JASTJではこれまで地球科学者、行政官、国立環境研究所スタッフ、NGOなど、さまざまな立場の専門家の話を聴いてきましたが、今回はCOP21に焦点を絞り、有馬純・東大教授に講師をお願いしました。  有馬さんは、COP首席交渉官の立場で国際交渉現場での活動歴があり、また、2011年以来、ロンドンに拠点を置いて、各国の動き、駆け引き、思惑をウォッチしてきました。この国際会議には、どのような力学が働いているのか、その中で日本の立ち位置、課題はなにかなど、日本を外から見ることの大切さも含めて、話していただきます。 《有馬純(ありま・じゅん)さん略歴》 東京大学経済学部卒。1982年通商産業省(現経済産業省)入省。資源エネルギー庁企画官、大臣官房審議官(地球環境問題担当)などを務め、2008~2011年国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP)交渉官。2011~2015年、日本貿易振興機構JETROロンドン事務所長。2015年4月から現職。  会員・14期塾生は無料。会員以外でも参加できますが、参加費千円をいただきます。  参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス:hello@jastj.jp)で、11月7日(土)までにお知らせください。
  • 10月例会のご案内 2015年10月3日
    ==子宮頸がんワクチン問題の現状== 講師:隈本邦彦氏 (江戸川大学メディアコミュニケーション学部教授・JASTJ理事) 日時:2015年10月15日(木) 午後6時半~8時半 場所:白山の東京富山会館5階会議室 (東京都文京区白山5-1-3) 「体の広い範囲で持続 する疼痛の副反応症例等について十分な情報提供ができない」との理由で2013年6月に国が積極的勧奨の中止を決定したHPVワクチン(子宮頸がんワクチン)。その後も、はたして安全で効果的なワクチンなのかそうではないのか、推進派・反対派の 論争が続いている。実はそれを伝えるメディアも、このワクチンがどのようなコンセプトで作られ、どのような効果が期待されているの か、その本質を十分知っているとはいいがたいのが現状である。また日本のワクチン安全対策の実情も知られているようで知られていな い。NHK記者時代に厚生省を担当してMMRワクチンの副作用問題、製造不正問題を取材し、現在は民間の医薬品監視団体「薬害オンブ ズパースン会議」のメンバーである隈本邦彦氏が、HPVワクチン問題をめぐる現状と課題を、基礎の基礎から噛み砕いでお伝えする。 会員は無料。会員以外でも参加できますが、参加費千円をいただきます。 参加予定の方は事務局あてにメール(hello@jastj.jp)で10月10日までにお知らせください。 ★月例会報告の原稿執筆者募集 原稿は1300字前後で、次回会報に掲載します。ご協力いただいた方には 図書券(3000円)をお送りいたします。不慣れな方も大歓迎ですので事務局までご一報ください。
  • 9月例会のご案内 2015年8月21日
    ==日本の漁業政策 〜日本の漁業の特徴をふまえた資源管理の現状および課題〜==  ・講師 加藤雅丈さん(水産庁 資源管理部管理課 資源管理推進室長)   ・日時 9月11日(金)18時30分~20時30分  ・場所 白山の東京富山会館5階会議室(東京都文京区白山5-1-3)  水産資源の減少による水揚げ量の減少、高齢化と後継者不足による沿岸地域経済の衰退、魚離れによる消費の減少と、日本の漁業をとりまく状況は厳しさを増しています。  前回7月の月例会で、『魚はどこに消えた?』の著者である片野歩さんに日本の漁業の厳しい現状と、資源管理を中心とした問題点をお話いただいたことを受け、参加者からは長く水産行政を担ってきた当事者である日本政府の見解も聞いてみたいと言う声が上がりました。  そこで、今月の例会では、水産庁の資源管理部管理課の加藤雅丈さんをお呼びして、日本の漁業の特徴を踏まえた資源管理の現状とその課題についてお話を伺います。 《加藤雅丈(かとう・まさたけ)さん略歴》 1965年生まれ、神奈川県藤沢市出身 昭和63年、東京水産大学卒、水産庁入庁 水産政策の企画、水産流通、国際資源調査、TAC(漁獲可能量制度)、指定漁業の管理等を経験。 24年4月神奈川県小田原市水産振興担当部長、 今年4月より現職 会員は無料。会員以外でも参加できますが、参加費千円をいただきます。 参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス:hello@jastj.jp で9月5日(土)までにお知らせください。  日本科学技術ジャーナリスト会議事務局