第21期・科学ジャーナリスト塾・開講式開催(日本プレスセンター&オンライン)

 第21期科学ジャーナリスト塾の開講式が2023年9月7日(木)に日本プレスセンタービル10階で開催されました。今年度は昨年度に引き続きハイブリッド開催で(初回と最後回、現地取材を対面とする)、第2回以降は、録画講義をオンデマンドで視聴してからのライブZOOM講義の予定です。
 開講式は、全塾生25名のうち京都からの参加者や高校生を含め18名が対面参加し、オンライン含め23名が出席しました。室山哲也会長の最近の生成AIにまつわる話題を交えたあいさつにはじまり、高橋真理子塾長が塾概要を説明しました。

  続いて、塾生の自己紹介です。塾生のバックグラウンドや年齢層、塾に対する要望も広範に渡り、活気に満ちた交流が期待されます。

 さらに、講師・アドバイザー陣の自己紹介となりました。塾の特徴の一つが、塾生は最後に作品を提出するように求められていて、個別に相談できるメンターがつくことです。通常の課題(宿題)にはアドバイザーが添削指導します。

 室山会長が言及したようにAIの発達は目覚ましく、繰り返し事象についてはプログラミング処理しやすいので、本記事も数年後にはAIで作成されているかもしれません。巷にあふれる情報が玉石混合の時代に、塾生が自身の専門性を活かして、まずは自分自身が確固たる1次情報を握っている分野から、産地直送的に科学を伝えるところからはじめていただくのがよいのではと思います。

文・サポーター寺沢和洋  写真・スタッフ都丸亜希子