*** 第13期(2014年10月-2015年3月)科学ジャーナリスト塾は終了しました。***
第13期 科学ジャーナリスト塾
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ、小出重幸会長)は 10 月 7 日から半年間、「第 13 期科学ジャーナリスト塾」を開講します。現在、塾生を募集中です。 今期の塾は「科学を伝えること」がテーマです。3・11 の大地震・津波や東電福島第一原発事故、さらにSTAP 細胞の報道などの経験からも、課題を突き付けられている「科学を伝える」こと。塾では「こころざし」と「技」をはじめ、試行錯誤や失敗体験からの教訓、さらに科学コミュニケーションの方法や工夫など、実践例に学びます。塾生全員が発言し、考え、書くことができるように、JASTJの会員がサポーターになって応援します。 塾生は JASTJ 月例会にも無料で出席できます。その報告を執筆した優秀作は会報に掲載し、図書券を贈呈します。科学ジャーナリズムや科学コミュニケーションに関心のある方、会員はもちろん、学生、社会人で会員でない方の参加も大歓迎です。PDF版での案内文書はこちらからダウンロードできます。
〔開催の要領〕
開催日:10月7日(火)から3月16日(火)までの第1、第3火曜日(1月のみ第2火曜日)の午後7時~9時。
場所:千代田区内幸町2-2-1の日本プレスセンタービル8階(特別会議室) 地下鉄「霞ヶ関駅」下車2~5分、都営地下鉄「内幸町」下車2分
〔塾の内容〕
I)こころざしと技
①10月7日 塾のガイダンス/参加者の関心・動機を出し合う/塾創設の「こころざし」
②10月21日 映画「足尾銅山の光と影」を見て、文を書く(解説:藤田貢崇)
③11月4日 ライティングの文章作法と会報執筆の心得(指導:武部俊一、高木靱生)
Ⅱ)科学技術とディス・コミュニケーション
④11月18日 伝わらないという現象…医療現場でのコミュニケーション(話題提供:西野博喜)
⑤12月2日 食品や遺伝子組み換えのリスクコミュニケーション(話題提供:北村行孝、佐々義子)
⑥12月16日 「記者らが語った失敗」に何を学んだか……原発、地震、豪雨災害、IT技術 (発表者:12期塾卒業生=都丸亜希子、早野富美、平塚裕子、友久保彦ら)
Ⅲ)実戦に役立つ
⑦1月13日 科学編集・ライターの仕事をするには(話題提供:塾OBの宇津木聡史、漆原次郎)
⑧1月20日 環境・宇宙分野での取材・まとめ方、本の出し方(話題提供:室山哲也、滝澤美奈子)
⑨2月3日 WEBでの発信効果と留意点(話題提供:高橋真理子)
Ⅳ)地域から世界に
⑩2月17日 地域を掘り下げて世界を見る(話題提供:飯島裕一)
⑪3月3日 ドキュメント映画「いのち」のストーリー(話題提供:林勝彦)
⑫3月16日 塾で何を学んだか、最終レポート発表
〔塾生の定員・塾費〕
定員:約20人 塾費:塾生は全体(12回)通しで15,000円(文章指導を含みます。JASTJ月例会への参加は無料)。その日のテーマを選んで塾に部分的に参加する場合、JASTJ会員は1回1,000円。非会員は1回2,000円。
〔申し込み方法〕
名前、仕事(所属など)、連絡先(住所、メールアドレスなど)、参加理由・動機(短く100文字程度で結構です)、JASTJ会員の場合は会員かどうかを記入のうえ、hello@jastj.jp へ、「塾申込み」と添えてメールでお送りください。
〔事務局〕
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)
〒112-0001 東京都文京区白山5-1-13
ホームページ www.jastj.jp
連絡先メール hello@jastj.jp
<サポーター>
小出重幸(JASTJ会長、元読売新聞科学部長)、引野肇(JASTJ事務局長、元東京新聞科学部長)、高橋真理子(朝日新聞編集委員)、室山哲也(NHK解説委員)、高木靱生(JASTJ会報編集長、元日経サイエンス編集長)、武部俊一(元朝日新聞論説委員)、牧野賢治(元毎日新聞編集委員)、横山裕道(元毎日新聞論説委員)、飯島裕一(信濃毎日新聞編集委員)、山本威一郎(JASTJ理事)、瀧澤美奈子(サイエンスライター)、佐々義子(くらしとバイオプラザ21)、林勝彦(元NHKディレクター)、漆原次郎(フリーライター)、宇津木聡史(科学誌編集)、都丸亜希子(会員、第12期塾生)、鈴木美慧(会員)
<塾運営>
佐藤年緒(塾長、元時事通信編集委員)、西野博喜(副塾長、JASTJ理事)、柴田鉄治(元朝日新聞科学部長・社会部長)、藤田貢崇(JASTJ事務局次長)、中野薫(JASTJ事務局塾担当)