さまよえる日本のワクチン

 “ワクチン Q & A (PDF)” で成果を公開中!

 ワクチンの解説とこれまでの日本のワクチンをめぐる医療行政やマスコミ報道を検証し、今後のあるべき方向を提言します。2009年11月の例会で行われた中山哲夫教授(北里生命科学研究所)の講演をもとに、問題点や疑問点を出し、キーパーソンや現場を取材し、成果物としてまとめていくことを目指しいます。今後も、インフルエンザへの関心とワクチンに対する社会的な関心は高まると考え、JASTJは科学ジャーナリズムの一貫として、インフルエンザを予防するワクチンについて、科学的、政治的、社会的な側面から、市民にとって有益な情報を整理し、一般に提供したいと計画しました。

視点

 インフルエンザのワクチンには謎がたくさんあります。近年、インフルエンザの流行が大きな社会問題となっています。昨年はついに新型のN1H1型が世界的に流行し、日本でも医療行政の対策やマスコミ報道のあり方について大きな課題が浮き彫りになりました。また、新型インフルエンザのワクチンが不足し、緊急輸入しました。しかし、日本はインフルエンザのワクチンを製造できる技術を有しているのです。

  • 国産ワクチンではなく輸入のワクチンに頼るのは、なぜなのか。
  • ワクチンとは、どのようなもので、どのように作るのか。
  • どのようなメーカーが作っていて、なぜそのメーカーで作っているのか。
  • 政治的な問題、マスコミの報道など社会的な問題、医療機関の問題の根底に潜むものは何なのか……。などなど。

プロジェクトメンバー(JASTJ会員より随時募集中)

宇津木聡史 ○漆原次郎 小出重幸 
○=プロジェクト管理人