第12回科学ジャーナリスト世界会議2023年コロンビア・メデジン

メデジン市の植物園の中のメイン会場。オープンエアだが、屋根があるので雨が降っても濡れなかった=2023年3月30日

 2023年3月27日~30日、南米コロンビアの第二の都市、メデジンの植物園で開催。ラテンアメリカ地域からを中心に20カ国超から500人超が参加した。もともとは2021年に開催予定だったが、コロナパンデミックのために2年遅れての開催となった。
 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)からは、小出重幸、高橋真理子、三輪佳子、照山恵美子の4名が参加、韓国や中国からの参加はなく、東アジアのプレゼンスをJASTJが示した形になった。
 会議では、グローバルサウスの課題が多く取り上げられた一方、女性研究者問題、気候変動や食料安全保障といった共通課題も議論された。

開会式で挨拶するコロンビア科学コミュニケーション・ジャーナリズム協会会長のヒメナ・セラーノさん(左端)。開会式は大会1日目の夜に開かれた=2023年3月28日
閉会式で挨拶するミリカ・モムチロビッチ世界科学ジャーナリスト連盟会長(セルビアとバルカン地域で活躍する科学ジャーナリスト)=2023年3月30日
JASTJからの参加者。左から照山恵美子、小出重幸、三輪佳子、高橋真理子
科学や研究、そしてメディアへの信頼について議論した全体セッション
食料安全保障についての全体セッション
閉会式の後は音楽に合わせてみんなで踊った。これが「コロンビア流」だとか。