会員 照山恵美子
12月2日の朝、科学産業研究評議会(CSIR)国際会議場(ICC)のダイヤモンド講堂で、科学ジャーナリスト世界会議2025の開会式が始まった。合唱団が歌う南アフリカ国歌を参加者が起立して聴く。主催者および来賓挨拶があり、しめくくりに科学技術イノベーション省(DSI)のブレ―ド・ンジマンデ大臣がスピーチして開会を宣言した。そのあと合唱団が歌声と共に再度登壇してきた。

DSIの職員と清掃員がメンバーの合唱団だ。この日のためにランチタイムや始業前の早朝に集まって練習を重ねたという。「主よお側に参ります」他2曲が披露された。アカペラ(楽器の伴奏なしで、声だけで歌うこと)の歌声は豊かでハーモニーが美しく響き、ステップや手の振りも見事に揃っていた。職場に歌声サークルがあるなんて、と一気に親近感が湧き、アフリカの人々の天賦の音楽的才能に触れることができたひとときだった。