おかげさまで定員の96名に達しましたので、お申し込みを締め切りました。
【参加される方へ 】
昨今の新型肺炎の状況もふまえまして、咳やくしゃみ、発熱等の風邪の症状がみられる方は参加をお控えください。 (すでに申し込みをされていて欠席に変更される場合には、件名に「【欠席AMED講演】氏名」と書いてhello@jastj.jpまでご連絡ください)
なお、今回の緊急講演会の模様をニコニコ生放送で中継いたしますので、会場にお越しになれない方は、ぜひそちらをご覧ください。
- ニコニコ生放送番組タイトル: 『iPS細胞予算はなぜ「密室」で減額に? 医療ファンディングの今を考える〜末松誠AMED理事長 講演会〜生中継 主催:日本科学技術ジャーナリスト会議』
URL: https://live.nicovideo.jp/watch/lv324365142
※当日、ネットを介しての質問を取り上げさせていただく場合がありますので、Facebookをご利用の方は「日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)」のFacebookページにあります「メッセージ」まで質問をお送り下さい(ただし会場での質疑を優先させていただきます)。
日本医療研究開発機構(AMED)は、2015年4月に米国立衛生研究所(NIH)を手本にして発足した医療研究分野のファンディング・エージェンシー(予算配分機関)です。従来の文部科学省、厚生労働省、経済産業省に分散していた医療研究予算を束ね、一元管理することで「基礎から臨床応用までの医療研究を一気通貫に支援し、一日も早い成果の社会実装を目指す」としてスタートしました。
その後の5年間で、積極的な創薬支援、国際連携データシェアリングによる未診断疾患の早期診断、オーダーメイドゲノム医療の基盤となるバイオバンクの構築など、一定の成果を上げてきました。
しかしながら、昨年11月には山中伸弥教授(京都大学iPS細胞研究所長)が進めるiPS細胞備蓄事業の見直しについて、「一部の官僚が夏に同研究所を訪れ、透明性の高い議論を経ずに、いきなり減額すると言った」ことが明らかになり大きな波紋が広がるなど、ここにきて、政府による不透明な予算決定プロセスや、AMEDの運営方法に議論が生じる事態になっています。
AMEDは2020年度から第2期健康・医療戦略に即した第2期中長期計画期間に入ります。そこで、末松誠理事長を迎えて、この5年間を振り返るとともに、現状と課題、医療研究開発の本質に根ざしたファンディング・エージェンシーのあり方について、お話しいただきます。
講師: 末松誠氏(国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 理事長)
日時: 2020年2月20日(木曜日) 午後4:00〜6:00
場所: 日本プレスセンター10階ホール(B) (東京都千代田区内幸町2—2—1)
氏名 末松 誠(すえまつ・まこと)さん
略歴:1983年慶應義塾大学医学部卒、カリフォルニア大学サンディエゴ校応用生体医工学部留学、2001年慶應義塾大学教授(医学部医科学教室)、07年文部科学省グローバルCOE生命科学拠点代表者、慶應義塾大学医学部長、科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(ERATO)「末松ガスバイオロジープロジェクト」研究統括。15年4月から現職。専門は代謝生化学。
※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。