科学ジャーナリスト賞2024 の最終選考対象作品が決まりました

日本科学ジャーナリスト会議有志による一次選考の結果、以下の11 作品が最終選考の対象 作品となりました。
最終選考会は4 月13 日の予定です。

【映像】

  • 「映像記録 関東大震災 帝都壊滅の3 日間」 代表:木村春奈(NHK)
  • 「フロンティア 人間の知能は作れるか AI 究極の知能への挑戦」 NHK フロンティア取材班
  • 「豊饒の海 ゴミ浜とゴミバカ」 荻山雄一(南海放送)

【書籍】

  • 「クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異の仕組み」 田島木綿子
  • 「3.11 大津波の対策を邪魔した男たち」 島崎邦彦
  • 「1100 日間の葛藤 新型コロナパンデミック 専門家たちの記録」 尾身茂

【新聞】

  • 「アカガネのこえ」 下野新聞「アカガネのこえ」取材班
  • 「老化と寿命の謎を探る」 飯島雄一(信濃毎日新聞)
  • 「研究者を『使い捨て』にする国」 朝日新聞科学みらい部取材班

【ウェブ】

Yahoo!ニュース「経口避妊薬に関する3 回連載」 古川雅子

【展示】

ならまち糞虫館(中村圭一館長)

なお応募作は全部で62 作品ありました。応募・推薦をいただいたみなさまと一次選考に参 加していただいたJASTJ 会員のみなさまにお礼を申し上げます。

(JASTJ 事務局 滝順一)

2024 年3月月例会のご案内「宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来」

宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来

講師:中須賀 真一 (なかすか しんいち)さん 東京大学大学院工学系研究科教授
日時:2024 年3 月11 日(月)18:30~20:30
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

2024 年の宇宙開発はJAXA の小型月探査機「SLIM」の打ち上げで幕を開けました。2 月には次期大型ロケット「H3」が2 度目の打ち上げに挑戦します。一方民間の宇宙ビジ ネスも活発になっています。民間初の月面探査を計画する「ispace」、宇宙デブリ除去 技術の確立を目指す「アストロスケール」、小型衛星で精度の高い地球観測サービスを 提供するアクセルスペース、宇宙ロボットの「ギタイ」など、日本の宇宙ベンチャーの 中にもグローバル展開を目指す企業が出始めました。

中須賀先生は縦横高さ10 センチという超小型「キューブサット」開発の第一人者で、 研究室からは数多くの宇宙人材を輩出しており、「宇宙ベンチャーの父」と呼ばれてい ます。いまや巨大宇宙企業に成長した米国スペースX やブルーオリジンに伍して日本の 宇宙ビジネスをどう育てていくのか、中須賀先生にたっぷりと語っていただきます。

中須賀 真一略歴
1983 年 東京大学工学部航空学科卒業
1988 年 日本IBM 東京基礎研究所研究員
1994 年 東京大学先端科学技術研究センター助教授
2005 年 東京大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授
『宇宙ステーション入門』など著書多数。JAXA や宇宙ベンチャーに門下生多数。内閣 府宇宙政策委員会委員

JASTJ企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方の参加も可能です(勤務先などご所属をご明記いただきます)。塾開催 期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円、学生の方(社会人学生を除く) には500 円をいただきます。
お申し込みは下記からお願いします。申込締切:3 月4 日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集 例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300 字 前後で締め切りは4月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2024 年2 月月例会②のご案内「AI コーチイングでスポーツが上手くなる! 人の技能獲得を支援する情報工学最前線」

AI コーチイングでスポーツが上手くなる!
人の技能獲得を支援する情報工学最前線

講師:小池英樹(こいけ・ひでき)さん 東京工業大学 情報理工学院 教授
日時:2024 年2 月21 日(水)18:30~20:30
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

AI が人間の知能を超え始めたといわれる現在、それに対応して、人間自身の能力獲 得を支援・増強する研究が進行している。

東京工業大学の小池英樹教授は、従来の大掛かりな三次元動作計測装置とは異なり、 より廉価で、手軽に、リアルタイムのフィードバックが可能な装置を開発し、スポーツ、 音楽、舞踊、医療、料理、手工芸など、様々な分野の技能習得を効率化するシステムの 構築を進めている。

これによって、専門家がより高いレベルの技能に達することはもちろん、一般の人に とって趣味を通じたウェルビーイングの追求ができるようになるという。 しかし、そのインパクトはそこにとどまらない。指導者から「型を学ぶ」という従来の 学習のあり方から、動きを引き出していく非模倣的な新しい学習スタイルの可能性が見 えるという。

今回の月例会では,小池教授が進めている、最新の深層学習技術とXR 技術を組み合 わせた、技能獲得支援システムを紹介し、生身の人間がAI・画像処理技術と結びつくと きに現れる、新しい学習のあり方、さらには現場の人間関係や社会制度をも変える可能 性について議論したい。

小池 英樹さん略歴
1991 年 東京大学 工学系研究科 修了(工学博士)
1991 年 電気通信大学 電気通信学部 助手
1994 年 電気通信大学 大学院情報システム学研究科 助教授
1994 年 カリフォルニア大学バークレー校、客員研究員
2002 年 内閣官房、 内閣事務官
2003 年 シドニー大学、 School of Computer Science、 客員研究員
2006 年 電気通信大学、 大学院情報システム学研究科 教授
2014 年 東京工業大学, 情報理工学院 教授

JASTJ 担当理事・森時彦/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:2月14日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

2024 年2 月月例会①のご案内「世界が注目する超高圧下での高純度単結晶合成、および量子材料機能の開拓 〜ダイヤモンド合成から2 次元原子層プラットフォームの展開へ〜」

世界が注目する超高圧下での高純度単結晶合成、および量子材料機能の開拓
〜ダイヤモンド合成から2 次元原子層プラットフォームの展開へ〜

講師:谷口 尚(たにぐち・たかし)さん 国立研究開発法人物質・材料研究機構 理事
日時:2024 年2 月16 日(金)19:00~21:00
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

日本の輸出総額の約4 分の1 にあたる素材関連の根幹技術を担うとされる物質・材料 研究機構(NIMS)。なかでも、量子コンピュータ時代に向けて「ノーベル賞級」と世界 から注目される、六方晶窒化ホウ素(h-BN)の高純度単結晶の合成を成功させた谷口尚 理事に、研究についてやさしく紹介いただき、素材や材料の開発が、社会をどのように 変革していくのかを理解する一助としたいと思います。

宝石で有名なダイヤモンドは、地下100 キロメートルの高圧環境で生成されたと推定 されます。しかし高純度のh-BN の単結晶を得るためには、高圧・高温環境を実験室に つくるだけでなく、独自の高反応性溶媒などの工夫を重ねることが必要でした。 谷口先生らの研究は世界から注目を集め、クラリベイト社の「引用栄誉賞」など多くの 賞を受賞しています。ミクロの研究が世界を変える、材料科学の妙味を感じるひととき です。

谷口 尚(たにぐち たかし)さん略歴
1982 年東京農工大学工学部工業化学科卒業。1987 年東京工業大学大学院総合理工学研 究科修了。工学博士。1987 年東京工業大学工学部無機材料工学科助手。1989 年科学技 術庁無機材質研究研究員。2001 年独立行政法人物質・材料研究機構に改組、超高圧グル ープリーダー。2018 年国立研究開発法人物質・材料研究機構フェロー。2023 年同機構 理事。

JASTJ 担当理事・瀧澤美奈子/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:2月9日(金)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

能登半島地震のお見舞い

能登半島地震で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りします。
避難所の支援、人命救助、復旧活動とご尽力をいただいている全ての皆様に心からの敬意を表します。

JASTJ会長 室山哲也

2024年新春月例会のご案内「快挙!科博のクラウドファンディングと地球の宝を守る大切さ」

快挙!科博のクラウドファンディングと地球の宝を守る大切さ

講講師: 篠田 謙一先生 (しのだ けんいち)さん (国立科学博物館館長)
日時: 2024 年1 月15 日(月) 18:30~20:30
場所: 日本プレスセンタービル9階 小会議室 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
    Zoom 参加も可能なハイブリッド開催です。

「地球の宝を守れ」をテーマに国立科学博物館がクラウドファンディングを行ったと ころ、わずか9 時間で目標の1 億円を達成、11 月5 日の締め切りまでに9 億円を超え る募金を集めることに成功しました。

クラウドファンディングを実施する決断を下したのは、コロナによる入館者の減少と ウクライナでの戦争の結果、燃料費などが高騰したためです。成功した要因のひとつは 返礼品が充実していたことです。篠田館長にはクラウドファンディングに至るプロセス と成功要因、さらには科博の未来像について語っていただきます。

また篠田館長は遺伝子の分析を通じて人類の起源を探る分子人類学の第一人者です。 「地球の宝」である標本を守ることが人類の起源を解き明かすうえで、どのような重要 性を持っているのか、お話しいただきます。

篠田 謙一(しのだ けんいち)さん略歴:
1979 年京都大学理学部卒業。医学博士。産業医科大学助手。 1996 年佐賀医科大学助教授。2003 年国立科学博物館人類第一研究室長。 2014 年人類研究部長。2016 年日本人類学会会長。2021 年国立科学博物館館長 「江戸の骨は語る 蘇った宣教師シドッチのDNA」(岩波書店)「人類の起源」(中公新 書)など著書多数。

JASTJ 担当理事 倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:1月8日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★次回月例会のご案内 1 月24 日(水) 19:00~21:00
「核融合発電の時代はいつ到来するか?~阪大発スタートアップ創業者に聞く」を開催 します。
ゲストはEX-Fusion の松尾一輝代表取締役です。

 

会報『JASTJ News』第109号を掲載しました

◎会報【109号】2023年12月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:COVID-19政策の検証を英国に学べ(清水健)
    2. ニュース
      • J塾が開講式
      • 塾生が取材実習
    3. 例会報告(8月)関東大震災の教訓
      例会報告(9月)ペロブスカイト太陽電池
      例会報告(9月)生成AIの落とし穴
      例会報告(10月)「プラごみ問題」の本質
    4. ニュース JAASなどと合同シンポ開催
    5. WEB井戸端会議 
      『関孝和全集』
      デジタルクローン/科学コミュニケーション支援会社
    6. オピニオン/理事会から
    7. 事務局だより 
  1.  

2024年1月(1月24日)例会のお知らせ「核融合発電の時代はいつ到来するか? 〜阪大発スタートアップ創業者に聞く」

核融合発電の時代はいつ到来するか?
〜阪大発スタートアップ創業者に聞く

講師:松尾 一輝(まつお かずき)さん(EX-Fusion 代表取締役)
日時:2024 年1月24 日(水) 19:00~21:00
場所:日本プレスセンタービル9 階会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
    Zoom 参加も可能なハイブリッド開催です。

核融合への注目が高まっています。欧米で核融合スタートアップ企業が次々と誕生し 投資家から大きな資金を集めています。日本政府も核融合研究の加速に動いています。 気候変動抑制のためカーボンニュートラル実現が急務になっていることが背景にあり ます。ただフランスで建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER)の建設が遅れる見込みで あるなど、核融合発電の商用化には大きな不確実性があります。

EX-Fusion(エクスフュージョン)は大阪大学発のスタートアップです。大出力レー ザーで核融合エネルギーを得る「レーザー核融合」の実用化を目指しています。松尾さ んの経営戦略は核融合発電を将来目標としながらも、その道のりでレーザー技術の応用 による事業展開を狙う点がユニークです。2023 年10 月にスペースデブリへの対処で豪 州企業と提携したのはその一例です。松尾さんは欧米の関連学会などに参加しており、 核融合をめぐる世界の最新動向についてもお話が聞けると思います。

松尾 一輝(まつお かずき)さん略歴:
2020 年大阪大学大学院理学研究科修了、物理学博士号取得。在学中に同大レーザー科 学研究所の藤岡慎介教授の指導の下、高速点火方式の核融合プラズマ加熱の研究に取り 組み、レーザー核融合の実現に貢献した。カリフォルニア大学サンディエゴ校の博士研 究員(ポスドク)を経て、帰国後2021 年にEX-Fusion を設立。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのままお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:1月17日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前 後で締め切りは2月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

 

2023年12月(12月20日)例会のお知らせ「研究開発費配分の最適化を考える ~ノーベル賞の種の蒔き方~」

研究開発費配分の最適化を考える
~ノーベル賞の種の蒔き方~

講師:大庭 良介 (おおにわ りょうすけ) さん (筑波大学医学医療系准教授)
日時:2023年12月20日(水)18:00〜20:00
  *いつもよりスタートが早いので気を付けてください
場所:日本プレスセンター9 階 会見場
   ハイブリッド開催です。会員にZOOM のURL を配布いたします。

世界の研究開発費の動向を見ると、米国、中国をはじめ、OECD 諸国が研究開発費を増 やしている中、日本はこの20年間、ほぼ横ばいの状況が続いています。とくに国立大 学の基盤的経費である「運営費交付金」が減り続け、科学研究費をはじめとする「競争 的資金」にシフトしています。このため特定の大学や領域に資金が集中しているほか、「競争的資金」獲得のための膨大な事務作業が研究者を悩ませています。

大庭先生は過去の論文データを網羅的に分析し、少額の研究費を多数の研究者に配分した方が、高額の資金を少数の研究者に配分するより、はるかに投資効率が高く、ノー ベル賞獲得に寄与していることをデータで示しました。

政府は「10 兆円ファンド」を創設して、少数の特定大学に資金を投ずる計画ですが、 研究資金が伸び悩む中、配分を最適化するにはどうしたらよいか、皆さんとともに考え ていきたいと思います。

大庭良介先生略歴
1977年 東京都出身
2000年 京都大学総合人間学部卒業
2006年 京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程単位取得退学
2007年 学位取得(生命科学)
2014年 筑波大学医学医療系准教授
大庭先生は居合道六段、空手道四段、剣道二段の武道家でもあり、2021 年に「『型』の 再考 科学から総合学へ」という大変興味深い本を出版されています。

企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのままお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:12月13日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前 後で締め切りは1月20日(土)。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会予定をお知らせします
2024 年1 月24 日(火)
松尾 一輝さん(EX-Fusion 代表取締役)
「核融合発電の時代はいつ到来するか?〜阪大発スタートアップ創業者に聞く」

2023年11月(11月22日)例会のお知らせ「~倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を『見える化』する科学~ 『理系女性問題』『AI 倫理』『気候工学』」

~倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を「見える化」する科学~
「理系女性問題」「AI 倫理」「気候工学」

講師:横山 広美 (よこやま ひろみ)先生 東京大学教授(科学技術社会論) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携 宇宙研究機構(Kavli IPMU)副機構長 東京大学学際情報学府文化・人間情 報学コース大学院兼担 独立行政法人高等専門学校機構理事
日時:2023年10月22日(木)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階 大会議
   ハイブリッド開催です。会員にZOOM のURL を配布いたします。

OECD 加盟国の中で、大学・大学院における理系分野の女性学生の割合は、日本が最下 位であり、周知のようにその低迷は長く続いている。米国、たとえばカリフォルニア工 科大学などでは、女性割合は5 割近いという。なぜ日本の理系に女性がそれほど少ない のか? ジェンダー研究者ではなく、大学院までは高エネルギー素粒子実験を専門にし てきた横山教授は、この問題について、科学社会学の方法論を用い、データをもとにし た統計分析のアプローチで研究を進めてこられた。その成果は2022 年度の科学技術白 書に取り上げられ、さらに一般書「なぜ理系に女性が少ないのか」(幻冬舎新書)とし て世に問われた。横山先生はその後、同様の手法を用いて研究領域をAI 倫理に、さら に最近は気候工学へと展開され多方面で活躍されている。

このように広範な倫理的・法的・社会的課題(ELSI)に応用される科学社会学の方法 論とはどのようなものか。「理系女性問題」「AI 倫理」「気候工学」についての研究成果 を紹介いただきながら、その方法論の可能性と限界について解説頂く。科学技術コミュ ニケーションの学徒として、またよりよい社会づくりにかかわる市民として示唆に富む 内容となることと期待する。

【講師紹介】
横山広美先生ご略歴:
早2004 年 東京理科大学理工学研究科物理学専攻で博士(理学)を取得 2004 年 東京工業大学研究員に就任 2005 年 総合研究大学院大学葉山高等研究センター上級研究員に就任 2007 年 東京大学大学院理学系研究科准教授に就任 2017 年 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授に就任

参考資料:
JST Policy door (取材記事)
https://www.jst.go.jp/ristex/stipolicy/policy-door/article-08.html

理学部ニュース
https://www.s.utokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/page/7731/

プロジェクトまとめ Policy paper
https://www.jst.go.jp/ristex/funding/files/JST_1115110_17942917_yokoyama_PP.p df

JASTJ 担当理事・森時彦/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのま まお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:11月15日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

会報『JASTJ News』第108号を掲載しました

◎会報【108号】2023年9月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:科学報道に思うこと(宮川剛)
    2. ニュース
      • 科学ジャーナリスト賞2023 贈呈式/J賞受賞者の声
      • J賞2024の募集開始
    3. 特集 生成AIを使ってみた
    4. 例会報告(6月)
      例会報告(7月)
    5. 見学会報告 日本科学未来館
    6. 特別講演会
    7. オピニオン/理事会から
    8. 事務局だより 
  1.  

2023年10月(10月11日)例会のお知らせ「深刻化する『プラごみ問題』の本質を探る 海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?」

深刻化する「プラごみ問題」の本質を探る
海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?

講師:堀田 康彦さん 地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター 
   粟生木 千佳さん IGES 主任研究員/副ディレクター
日時:2023年10月11日(水)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階
   記者会見場 対面とオンラインのハイブリッド開催

大量に使われ、そして使い捨てにされて環境中に流出するプラスチック。回収や再利用 は徹底されない一方、分解されにくいことから世界中の海や川、そして陸地をも汚染して います。プラごみは世界全体で年間800 万トン以上が海洋に流出し、2050 年には魚の総量 を超えるとも言われています。微小な「マイクロプラスチック」は魚介類の体内に入って 悪影響を与えると懸念されています。

世界で深刻化するプラスチック汚染を規制しようと国際条約づくりの作業も始まってい ます。しかし、私たちはレジ袋を減らすためにマイバッグを持参したりしていますがレジ 袋はプラごみのわずか数%。身近な生活で便利なプラ製品をたくさん使用しながら、この 「プラごみ問題」をどこまで知っているでしょうか。この問題を国際的な政策課題として 長く追求してきたお二人のお話を聞きながら、私たちも問題の本質をどう捉え、何ができ るかを考えたいと思います。是非ご参加ください。

【講師紹介】

堀田 康彦(ほった・やすひこ)さん略歴:
早稲田大学政経学部卒、英国サセックス大学 文化・開発研究所(国際関係論博士)修了。三菱総合研究所研究員などを経て2005 年9 月 からIGES。OECD 作業部会メンバー、アジア太平洋持続可能な消費と生産円卓会議副会長な どを歴任。専門分野は、持続可能な資源管理、海洋プラッチック問題など幅広い。

粟生木 千佳(あおき・ちか)さん略歴:
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究 科修了。野村総合研究所研究員などを経て2007 年6 月からIGES。中央環境審議会など政 府や自治体の審議委員を歴任。専門分野は資源効率性・環境経済政策。プラスチック汚染 に関する法的拘束力のある国際文書に関する議論もフォロー。

JASTJ 担当理事・内城喜貴/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのま まお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しなうようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:10月4日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年11月20日(月)。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年9月(9月13日)例会のお知らせ「生成AI の落とし穴 ~言語脳科学から考える人間の本質とは~」

生成AI の落とし穴
~言語脳科学から考える人間の本質とは~

講師: 酒井 邦嘉さん(東京大学大学院総合文化研究科教授 言語脳科学)
日時: 2023年9月13日(水)18:30〜20:30
場所:対面とオンラインのハイブリッド開催

生成AI が、世界を揺るがしています。

経済、社会、政治、教育など、あらゆる分野に衝撃を与える可能性を秘めた生成AI と は一体何者なのか?私達は今後、どのように向きあえばいいか?深い議論がないまま、 社会は変質を始めたようにすら見えます。

そこで、今回の月例会では、日本を代表する言語脳科学者の酒井邦嘉さんをお迎えし、 脳科学から見た生成AI の本質と、今後の社会の在り方について、忌憚のない視点から お話しいただきたいと思います。こぞってご参加ください!

(酒井先生からのメッセージ)
アメリカの言語学者のノーム・チョムスキーは、安易なAI の利用は「我々のサイエン スを退化させ、我々の倫理を貶める」と警鐘を鳴らしています(The New York Times, 2023 年3 月8 日)。生成AI を使って文書や作品を仕上げた場合、どこまでが摂取した 外部情報で、どこからが自分の創作かという線引きは、正当な引用と比べて曖昧になり やすく、本人が自覚しないまま創造的な能力の低下が生じます。記事や報告書であれ、 芸術作品であれ、自らの能力を詐称したり、原作者のアイデアを傷つけたりする形で利 用することは、倫理的に許されませんが、生成AI の悪用では当人の罪悪感という心理 的負担が軽くなるおそれがあるのです。教育現場でも生成AI の使用を一律禁止しにく いという現実の中で、AI の問題をどう位置付けていくべきか、皆さんとともに考えま す。

酒井 邦嘉(さかい くによし)さん略歴:
1987 年に東京大学理学部物理学科を卒業され、同大学院で博士号(理学博士)を取得さ れました。その後東京大学医学部助手、ハーバード大学リサーチフェロー、マサチュー セッツ工科大学客員研究員などを経て、現職に就かれました。 『言語の脳科学』(中公新書)や『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新 書)などの一般向けの書籍に加え、近著に『脳とAI-言語と思考へのアプローチ』(中 公選書)があり、言語の問題を始めとする人間の脳の特異性を最も熟知する専門家です。

JASTJ 担当・室山哲也、企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:9月6日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
【注意】9 月5日の月例会のお申込みも表示しておりますのでお間違えのないようお 申込みください。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年10月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

2023年9月(9月5日)例会のお知らせ「~ペロブスカイト太陽電池が拓く再生可能エネルギーの新しい世界~」

~ペロブスカイト太陽電池が拓く再生可能エネルギーの新しい世界~

講師: 宮坂 力 (みやさか つとむ)先生
日時: 2023年9月5日(火)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階 記者会見場
   対面とオンラインのハイブリッド開催

おそらく極めて近い将来、太陽電池はすべてシリコン系からペロブスカイトに置き換 わるでしょう。ペロブスカイトは軽量で薄く、折り曲げることができることから、いま まで太陽電池を設置できなかったところにも、使われることが期待されています。

今回の月例会ではペロブスカイト太陽電池を発明された桐蔭横浜大学教授の宮坂力 先生をお招きいたします。宮坂先生は光電気化学がご専門で、とくに色素増感半導体の 研究に力を入れてこられました。

2009 年からペロブスカイトの研究開発に取り組まれ、2017 年に論文「効率的なエネ ルギー変換を達成するためのペロブスカイト材料の発見と応用」を発表すると大きな反 響を呼び、その年のクラリベイトの「引用栄誉賞」を受賞されました。宮坂先生は今年 1 月、「大発見の舞台裏で!ペロブスカイト太陽電池誕生秘話」を出版されました。

またバイオリン、とりわけストラディバリウスに造詣が深く、「ストラディバリの神 秘の音を化学する」などの記事を書かれています。

ぜひ多数の皆様のご参加を期待いたします。

宮坂力先生ご略歴:
1976 年 早稲田大学理工学部応用科学科卒業
1981 年 東京大学大学院工学研究科博士課程修了 工学博士
1981 年 富士フィルム株式会社
2001 年 桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授
2005 年 東京大学大学院総合文化研究科客員教授
2017 年 東京大学先端科学技術研究センターフェロー
2020 年 早稲田大学先進理工学研究科・客員教授

JASTJ 企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:8 月29日(火)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
【注意】9 月13 日の月例会のお申込みも表示しておりますのでお間違えのないようお 申込みください。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年10月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
9 月13 日(水)
酒井邦嘉・東京大学教授
「生成AI の落とし穴(仮)」

10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

2023年8月(8月21日)例会のお知らせ「首都直下地震にどう備えるか 関東大震災100 年の教訓から考える」

首都直下地震にどう備えるか
関東大震災100 年の教訓から考える

講師: 武村 雅之さん(名古屋大学減災連携研究センター特任教授)
日時: 2023年8月21日(月)18:00〜20:00
   *開始時刻がいつもより早いです。お気をつけください。
場所::zoom によるオンライン開催です。

9 月1 日で関東大震災から100周年を迎えます。10万人を超える死者をだした未曾有災害でしたが、私たちは実は震災の実像をよく知りません。武村さんは震災の遺構を丹念し探し歩き、膨大な資料に基づいて、私たちが抱く関東大震災のイメージを覆す「本当の震災の姿」を講演や著書を通して提示していらっしゃいます。

東京で多数の方が亡くなり多くの家屋が失われた背景には、当時の都市計画の貧困さがあります。江戸から東京へ、文明開花・殖産興業の旗印の下で市街地が野放図に拡大したことが災害を大きくした要因だと考えられます。第二次世界大戦後、高度成長を経て膨張した今の東京は震災の教訓を生かしているでしょうか。30年以内に60〜70%の 確率とされる首都直下地震に備えるために何をすべきなのか。武村さんとともに議論したいと思います。

武村 雅之(たけむら・まさゆき)さん略歴:
京都市生まれ。東北大学大学院理学系研 究科博士課程修了後、鹿島建設を経て現職。専門は地震学、地震工学。内閣府中央防災 会議専門委員会委員、日本地震学会や日本建築学会等の要職を務める。主な著書に「関 東大震災を歩く」「地震と防災」「関東大震災がつくった東京」がある。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:8 月14日(月)
申し込みURL https://bit.ly/jastj-20230821m

(勤務先などご所属、メールアドレス等を明記いただきます)。学生は500 円、社会人は 1,000 円です。受付後、事務局より振込口座をお知らせします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年9月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
9 月5 日(火)
宮坂力・桐蔭横浜大学教授
「ペロブスカイト太陽電池が拓く再生エネルギーの未来(仮)」

9 月13 日(水)
酒井邦嘉・東京大学教授
「生成AI の落とし穴(仮)」

10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

第21期科学ジャーナリスト塾の入塾申込を開始!~オンラインとリアルを組み合わせ、プロのジャーナリストが文章やプレゼンを指南~

「自分の考えがまとまらない」「人にうまく情報を伝えられない」
 あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?

募集は締め切りました。多数のお申し込みをありがとうございました

 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、情報を伝えるために必要な「企画力」「取材力」「構成力」「表現力」をプロから学ぶ「科学ジャーナリスト塾」を9月から開講します。著名なジャーナリストやプロデューサーたちが、長年の活動で身に着けた極意をあなたに伝授します。

塾の内容 

 実務経験豊かな講師たちの講義録画を順次、塾生限定で公開します。1週間のうち都合の良い時間に各自が2コマをオンデマンド視聴し、それを踏まえてリアルタイムで塾生と講師をつないだZOOM講義をします。ライブのZOOM講義は原則第2、第4木曜日の午後7時~8時半、2月の修了時まで計10回(状況に応じて変則スケジュールあり)実施します。これとは別に、初回と最終回の講義は日比谷のプレスセンタービルもしくは日比谷図書文化館で19時からリアル実施するほか、取材実習が2回あります。

 実践力をつけていただくため、宿題が随時出ます。学習の集大成として自分でテーマを選んで「作品(記事かPPTプレゼン)」をつくります。作品に関して講師・アドバイザーから個別指導(2回以内)を受けられます。基準をクリアした完成作品は、JASTJのHPで公開します。

スケジュール(予定)

① 9/7(木) 【リアル開催・日比谷のプレスセンタービル】19時~ ガイダンス+自己紹介

②9/14〜   オンデマンド講義1、2「テーマの立て方」
 9/20(水) ライブのZOOM講義「テーマの立て方」 ※水曜日の開催です

③9/28〜   オンデマンド講義3、4「文章の書き方、伝え方」
 10/5(木) ライブのZOOM講義「文章の書き方、伝え方」

④10/12〜   オンデマンド講義5、6「取材の心得」
 10/19(木) ライブのZOOM講義「取材の心得」

〇取材実習 10/21(土)国立天文台アストロバイオロジーセンターにてリアル開催
      10/26(木)ZOOM開催の予定

⑤11/2〜   オンデマンド講義7、8「ウェブジャーナリズム」
 11/9(木) ライブのZOOM講義「ウェブジャーナリズム」

⑥11/16(木) ライブのZOOM講義「日本の科学ジャーナリズム」

⑦11/30〜   オンデマンド講義11、12「映像の撮り方、伝え方」
 12/7(木) ライブのZOOM講義「映像の撮り方、伝え方」

⑧12/14〜   オンデマンド講義13、14「私の歩んだ道」
 12/21(木)  ライブのZOOM講義 質疑応答と作品の悩み相談会

⑨ 1/11〜  オンデマンド講義13、14「雑誌と本の作り方」
  1/18(木)  ライブのZOOM講義 雑誌と本の作り方

⑩ 2/1(木) ライブのZOOM講義 作品発表
  2/8(木) ライブのZOOM講義 作品発表

⑪2/29(木)【リアル開催・日比谷図書文化館】19時~ 修了式

■講師
室山哲也(JASTJ 会長、元 NHK 科学番組プロデューサー+解説主幹)
高橋真理子(JASTJ 副会長、ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネータ―)
瀧澤美奈子(JASTJ 副会長、サイエンスライター)
佐藤年緒(JASTJ 理事、元 JST サイエンスウィンドウ編集長、元時事通信編集委員)
高木靱生(JASTJ 理事、元日経サイエンス編集長)
今野公美子(JASTJ 理事、防災科学技術研究所勤務、元朝日学生新聞社広報・教育メセナ部長)
村松秀(JASTJ理事、近畿大学教授、元 NHKディレクター/プロデューサー)
武部俊一(JASTJ顧問、元朝日新聞論説委員・科学部長)
軍司達男(元 NHK エデュケーショナル社長、元 NHK スペシャルプロデューサー)
泉大知(BS フジ「ガリレオX」ディレクター)
山口一臣(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 CEO、元週刊朝日編集長)
亀松太郎(関西大学特任教授、あしたメディア研究会主宰)
渥美好司(科学ジャーナリスト、元朝日新聞記者)
吉田宇一(元岩波「科学」編集長)
浅川直輝(「日経コンピュータ」編集長)

■アドバイザー(五十音順)
縣秀彦(国立天文台天文情報センター准教授)、内城喜貴(共同通信社客員論説委員)、河野正一郎(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 COO、元週刊朝日・アエラ副編集長)、北村行孝(科学ジャーナリスト、元読売新聞論説委員・科学部長)、小出重幸(科学ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、知野恵子(ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、長谷川聖治(読売・日本テレビ文化センター代表取締役社長、元読売新聞科学部長)ほか

受講料

30,000円(ただし、JASTJ会員は15,000円、社会人学生を除く学生は10,000円)
*部分参加はありません。
  PC環境などは各自のものを使用。

申し込み方法

カンファレンスパークの「日本科学技術ジャーナリスト会議」のページから参加登録してください。
(募集は締め切りました。)
 締切は8月15日。ただし、人数が定員(約25人)に達した時点で締め切り、10人に達しない場合は開催しないこととします。
 参加登録された方には自動返信メールが届きます。問い合わせ等は juku22@jastj.jp へお気軽にどうぞ。

日本科学技術ジャーナリスト会議(会長 室山哲也)
ホームページ  https://jastj.jp
〔事務局〕〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル8階848室
     メール hello@jastj.jp  

JASTJ科学ジャーナリスト塾(塾長 高橋真理子)
[事務局〕メール juku22@jastj.jp

2023年7月(7月18日)例会のお知らせ「5 類移行後の新型コロナ流行の現状と課題 理論疫学者 西浦博はこうみる」

5 類移行後の新型コロナ流行の現状と課題
理論疫学者 西浦博はこうみる

講師: 西浦 博(にしうら ひろし)さん(京都大学大学院医学研究科教授)
日時: 2023年7月18日(火)午後6:30〜8:30
場所::zoom によるオンライン開催です。

新型コロナウイルス感染症は5 月に感染症法上の分類で季節性インフルエンザ同じ「5 類」に移行し新型コロナへの社会全体の警戒感は薄れています。西浦 さんは「新型コロナはまだ普通の感染症とは言えない」とし第9 波による死亡者 の増加を心配されています。どこが普通の感染症ではないと西浦さんはみている のでしょうか。

また移行に伴い感染者数の予測ができない事態にあります。西浦さんからは今 回の流行で亡くなったと考えられる「超過死亡者数」の増加、日本の人口に新型 コロナがもたらした影響について説明していただきます。今後の感染症対策にお いて理論疫学が背負う課題や日本における理論疫学者の育成についても語ってい ただく予定です。

西浦 博(にしうら・ひろし)さん略歴:
大阪府生まれ。阪神淡路大震災で人命 救助に携わる医師を目にして医学を志す。宮崎医科大学(現宮崎大学)卒業後、 感染症対策の重要性に目覚め、ドイツやオランダの大学で学び2013 年に東京大 学大学院医学研究科准教授。北海道大学教授を経て20 年8 月から現職。新型コ ロナ発生初期から厚生労働省のクラスター対策班でデータ分析に携わった。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:7 月11 日(火)
申し込みURL https://bit.ly/jastj-202307m

(勤務先などご所属、メールアドレス等を明記いただきます)。学生は500 円、社会人は 1,000 円です。受付後、事務局より振込口座をお知らせします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年8月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

会報『JASTJ News』第107号を掲載しました

◎会報【107号】2023年6月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:原発取材に立ちはだかる二つの壁(渥美好司)
    2. ニュース
      • 賛助会員交流会
      • ZOOM井戸端会議
    3. 科学ジャーナリスト賞2023 受賞者決定
    4. 科学ジャーナリスト賞2023 講評
    5. 科学ジャーナリスト世界会議
    6. 会員だより 博士になりました
    7. 例会報告(2月)
      例会報告(3月)
      例会報告(4月)
    8. オピニオン/理事会から
    9. 事務局だより 
  1.  

2023年6月(6月9日)例会のお知らせ「宇宙開発2.0 時代 ~米中対立の宇宙での展開~」

宇宙開発2.0 時代 ~米中対立の宇宙での展開~

講師: 鈴木 一人さん(東京大学公共政策大学院教授 国際政治学)
日時: 2023年6月9日(金) 18:30-20:30
場所:対面とオンラインのハイブリッド開催
   東京都千代田区内幸町日本プレスセンタービル9 階
  オンライン希望の方は、お申し込みの際にオンライン希望にチェックを入れてく ださい。後ほどzoom のURL を送らせていただきます。

宇宙開発がし烈さを増している。

米国は、欧州や日本と「アルテミス計画」を進行中。月面周回ステーションを足場に、 月面の基地建設を行い、その後の火星進出を目指している。 一方中国は「嫦娥計画」によって、月の裏側への着陸を、世界で初めて成功させ、今後はロシアと協力して、35 年ごろまでに月面と月面周回軌道への基地建設を目指すという。さらに、地球を周回するISS の老朽化をよそに、独自の地球周回宇宙ステーショ ンを建設するなど、急速に世界の中での存在感を高めている。 一方、イーロンマスクなどによる民間の宇宙開発が活発化し、世界の宇宙開発は混とんとした大競争時代に突入している。

宇宙開発は、世界の経済、政治、安全保障と連動しながら動いている。 その背景の構図はどうなっているのか? 宇宙開発の裏側のエピソードも含め、国際政治の観点からお話を伺う。

鈴木一人(すずきかずと)さん略歴:
立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了、英国サセックス大学大学院ヨーロ ッパ研究所博士課程修了(現代ヨーロッパ研究)。筑波大学大学院人文社会科学研 究科専任講師・准教授、北海道大学公共政策大学院准教授・教授などを経て2020 年 10 月から東京大学公共政策大学院教授。国連安保理イラン制裁専門家パネル委員 (2013―15 年)。2022 年7 月、国際文化会館の地経学研究所(IOG)設立に伴い所長 就任。

JASTJ 担当理事・室山哲也/企画委員長・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に6月2日(金)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202306m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年8月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

【プレスリリース】科学ジャーナリスト賞の2023 年度の贈呈作品決まる

 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ、室山哲也会長)は4 月8 日、科学技術に関す る優れた報道や啓発活動などを顕彰する「科学ジャーナリスト賞」の選考委員会を開き、 2023 年の受賞作品を決定した。毎日新聞の「福井大教授『査読偽装』を巡る一連のスクー プと報道」など3 作品を「科学ジャーナリスト賞優秀賞」としたほか、福井県年縞博物館の 常設展示を「特別賞」に選んだ。大賞の該当作はなかった。
 23 年は新聞3 作品、書籍37 作品、映像10 作品、博物館3 作品、ウェブ4 作品、ラジオ 1 作品の合計58 作品の応募があり、この中からJASTJ 会員による一次選考で新聞2 作品、 書籍5 作品、映像2 作品、博物館1 作品(添付資料参照)を選び、最終選考会で決定した。
 なお応募総数は22 年の72 作品に比べ少なかった。 賞の贈呈式は6 月3 日に東京・内幸町の日本プレスセンタービル10 階ホールで開催する 予定である。

科学ジャーナリスト賞2023詳細はこちら

<本件のお問い合わせ先>
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)
メール awards@jastj.jp
担当理事 滝順一:090-5321-0309 

会報『JASTJ News』第106号を掲載しました

◎会報【106号】2023年3月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:震災伝承「後ろめたさ」「引け目」を超えて(武田真一)
    2. ニュース
      • J賞最終候補作決まる
      • J塾修了式、ZOOM井戸端会議
    3. J塾 第20期を振り返って
    4. 会員だより 博士になりました
    5. 例会報告(11月)
      例会報告(12月)
      例会報告(新年)
      例会報告(1月)
    6. オピニオン/理事会から
    7. 事務局だより 
  1.  

2023年4月(4月17日)例会のお知らせ「迫りくる核の破局リスク ~世界と日本はどう対処すべきか~」

迫りくる核の破局リスク
~世界と日本はどう対処すべきか~

講師: 鈴木 達治郎(すずき たつじろう)さん
   (長崎大学核兵器廃絶研究センター長・教授)
日時: 2023年4月17日(月) 19:00-21:00
場所:オンライン開催です。
   参加希望者は事前に登録してください。 当日までにWEB 会議ツールのZoom を通して参加できるURL を送付し ます。

昨年2 月24 日、ロシアがウクライナに侵攻し、ザポロージェ原発に砲撃を加え、世界を震撼させました。運転中の商用原発に砲撃が加えられたのは原子力開 発史上初めてで、「原子力の平和利用」を根底から揺さぶりました。またプーチ ン大統領は核抑止部隊を「高度な警戒態勢」に置き、核戦争の危機到来を実感さ せました。NPT 体制の崩壊が現実味を帯びています。

一方日本でも欧州型の核シェアリングの議論が浮上しました。また岸田政権 による原発政策の転換により、革新炉の開発や再稼働の加速、それに運転期間の 延長などの動きが急速に進んでいます。

世界唯一の被爆国である日本は核不拡散や核戦争の防止にどの様な役割を果 たすことができるのか、またエネルギー高騰という現実の中で、原子力発電や核 燃料サイクルをどう位置付けていくべきか、皆さんとともに考えます。大変重た いテーマですが、奮ってご参加ください。

鈴木 達治郎(すずき たつじろう)さん略歴:
1975 年に東京大学工学部原子力工学科を卒業され、MIT で修士を終了、東京大 学で博士号(工学博士)を取得されました。その後ボストン・コンサルティング、 財団法人電力中央研究所を経て、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 などを歴任し、2010 年1 月に内閣府原子力委員会委員長代理に就任されました。 2011 年3 月の東京電力福島第一原発事故後の原子力政策の立案にあたられたほ か、核兵器廃絶を目指す「バグウォッシュ会議」の評議員を務めておられます。 現在は長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)副センター長として、北東ア ジアの非核化、核不拡散問題などに取り組まれています。核と原子力の関係を最 も熟知する専門家です。

JASTJ 担当理事・企画委員長 倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に4月10日(月)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202304m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年5月20日。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年3月(3月10日)例会のお知らせ「BMIが開く脳機能の診断・再建技術の現状と今後の展望」

BMIが開く脳機能の診断
再建技術の現状と今後の展望

講師: 平田雅之(ひらた ・ まさゆき)さん
日時: 2023年3月10日(金) 18:30-20:30
場所:オンライン開催です。
(申し込みを頂いた方にzoomのURL を送らせていただきます)

BMI (Brain Machine Interface) は、人の脳とコンピュータを直接つなぐ夢の技術で ある。イーロン・ マスクらが設立したニューラリンクをはじめ、 この分野では莫大な資金と優れた研究者を集めたベンチャ ー企業や研究所がしのぎを削 っている。考えるだけで 人とコミュニケーションができ、機械を自在に操るというSF的な話がそう遠くない将来に現実となりつつある。

講師の平田雅之さんは、 工学部の修士課程を終えてエンジニアとして自動車会社 に勤めた後、医学部に入り なおして医学博士に なった、医工連携を一人で体現するような異色の経歴の持ち主だ 。2019 年に大阪大学の特任教授として脳機能診断再建学共同研究講座を立ち上げた。この産学共同チームは、脳の機能解明や機能検査に利用されている脳磁計の手間のかかる解析をAIで 自動化する手法を開発する一方で 、体内埋込型のBMIの開発 を進めている。

すでに筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の脳表面に 一時的に電極を留置して、文字出力装置につないで コミュニケーションを可能にする実証実験に成功した。

さらに患者が在宅で長期にわたり利用可能にするため、 超小型のワイヤレス脳波計を開発 し、その臨床応用に向けて必要な安全性と効果の確認を進めているが、 課題も多いという。 その平田さんに BMI 研究の世界の現状と可能性 ・ 課題を語っていただき、 今後の展望についてお話をうかがう。 

平田雅之(ひらた•まさゆき)さん略歴:
1962年生ま れ。1987年東京大学大学院工学系研究科修了( 工学修士)。 自動車会社勤務を経て大阪大学医学部に入学。2001年同学大学院医学系研究科 修了 ( 医学博士)。2019年から「脳の機能を診断・再建する」ことを目的に脳機能診断再建学共同研究講座を主宰。

JASTJ担当理事・森時彦/企画委員長・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に3月3日(金)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202303m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年5月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年2月(2月17日)例会のお知らせ「iPS細胞心筋シートがつなぐ命、開く世界 再生医療の今と今後の展望」

iPS細胞心筋シートがつなぐ命、開く世界
再生医療の今と今後の展望

講師: 澤芳樹(さわよしき)さん(大阪大学名誉教授、大阪警察病院病院長)
日時: 2023年2月17日(月) 18:30-20:30
場所: 対面とオンラインのハイブリッド開催です。
対面希望の方は、日本記者クラブ記者会見場 東京都千代田区内幸町日本プレスセンタービル9階。
オンライン希望の方は、お申し込みの際にオンライン希望にチェックを入れてく ださい。後ほどzoomのU R Lを送らせていただきます。

再生医療は病気やけがで機能が損なわれた臓器や組織を細胞の利用によって機能回 復する新しい医療だ。岸田政権が進める新しい資本主義の「投資の4本柱」のひとつ、「科学技術・イノベーションヘの投資」でも再生医療は重要分野としてあげられている。 iPS 細胞の開発など日本の再生医療は世界に先駆ける科学的・医学的研究成果をあげ、 実用化に向け学会や産業界で先進的な取り組みが進む一方で、iPS細胞以外の広い再生 医療分野の全般の実用化では欧米に遅れをとっているとの指摘もある。また日本に限ら ず、再生医療の普及拡大では生命倫理に関わる慎重な判断も求められる。

講師の澤芳樹さんはiPS細胞を使った「心筋シート」を開発、虚血性心臓疾患の患者 さんに移植する手術を2020年に世界で初めて実施した。経過は良好と伝えられ、大阪 大学以外の大学でも移植手術が始められている。

澤さんには心筋シート移植の現状を話していただくとともに、日本再生医療学会理事 長を最近まで務められていた経験から再生医療全般について課題と今後の展望につい てお話をうかがいます。また大阪市は2025年の大阪・関西万博をひとつの契機に「未 来医療都市」を目指しているが、澤さんは産学官がともにヘルスケアの未来を議論する 「inochi未来プロジェクト」にも参画されている。

澤芳樹(さわ・よしき)さん略歴:
大阪市生まれ。心臓外科医を目指し、1980年大阪 大学医学部卒。1989年独マックスプランク研究所心臓生理学部門・心臓外科部門に留 学。2006 年に大阪大学大学院医学系研究科外科学講座心臓血管・呼吸器外科主任教授 に就任。大阪大学医学部附属病院国際医療センターセンター長などを経て、2015 年同 大医学部長。2021年から大阪警察病院病院長。2015~21年に日本再生医療学会理事長を務める。

JASTJ担当理事・滝順ー/企画委員長・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に2月10日(金)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202302m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年5月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年1月(1月30日)例会のお知らせ「どう伸ばす?子どもの才能~学校と正反対の遊び場~」

どう伸ばす?子どもの才能~学校と正反対の遊び場

講師: 中邑 賢龍 さん(東大先端研シニアリサーチフェロー)
日時: 2023年1月30日(月) 19:00-21:00
場所: 日本プレスセンター9F 会見場(オンライン同時開催)

東京大学の中邑賢龍教授(人間支援工学)は、現在の画一的な教育システムが ユニークな子どもを排除すると考え、「学校と正反対の環境」を提供すること で、すべての子供が「その子らしく」成長できる教育プログラムLEARN を開発 した。このシステムは、「目的なし」「教科書なし」「時間割なし」「協働なし」 というユニークな手法で、子供の能動性を引き出そうというもの。高機能自閉 症、重度重複障害児、知的障害児などの「異質」を尊重し、才能を引き出す実 践例をあげながら、今、求められている教育とは何かについて語っていただく。

中邑 賢龍(なかむら けんりゅう) さん
略歴 1956年、山口県生まれ。東京大学先端科学技術研究センター名誉教授・個別最適な学 び寄附研究部門シニアリサーチフェロー。広島大学大学院教育学研究科博士課程後期 単位取得退学後、香川大学教育学部助教授、カンザス大学・ウィスコンシン大学客員 研究員、ダンディ大学客員研究員などを経て現職。ICT を活用した社会問題解決型実 践研究を推進している。

JASTJ 企画委員長・倉澤治雄 担当理事・室山哲也

※今回は会場とオンラインのハイブリッド開催です。会場参加者は手指消毒、 マスク着用、連絡先記入にご協力ください。コロナの感染状況によっては開催 形式をオンラインのみに変更させていただく場合があります。ご了承くださ い。

※参加ご希望の方は下記URL に1月23日(月)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202301-2m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年2月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年1月(1月12日)新年月例会のお知らせ「宇宙都市をどうつくるか」

宇宙都市をどうつくるか

講師: 大野琢也さん(鹿島建設/京都大学)
日時: 2023年1月12日(木) 18:30-20:00
場所: 日本プレスセンター9F 会見場(オンライン同時開催)

アルテミス計画など、人類は「宇宙開拓」時代に入り、いよいよ月や火星での居住施設 のありようが、本格的に検討される状況となった。

最近の研究で、人類の世代交代には、ある程度の重力が必要と分かり、今後は、人類 の世代交代を可能にする、1G の内部環境をどうつくるかが課題となっている。 鹿島建設+京都大学は、このほど、世界初の、1G 月面居住施設と宇宙都市を発表し、 内外から注目を浴びている。

そこには宇宙時代の医学、環境学、心理学、都市工学の粋が結集している。 宇宙で暮らす人類の都市は、どのような形になるのか?
社会や文化、経済の形はどうなっていくのか?
そして人間の体や心への影響は?
最新研究を紹介しつつ、宇宙時代の人類社会についてお話を伺う。

大野琢也(おおの たくや)氏 略歴
1968年生まれ。鹿島建設株式会社 関西支店建築設計部 副部長。同 技術研究所 上席研究員。京都大学大学院総合生存学館ソーシャルイノベーションセンター有人 宇宙学研究センター SIC 特任准教授。日本建築学会宇宙居住特別委員会委員。

JASTJ 企画委員長・倉澤治雄 担当理事・室山哲也

※今回は会場とオンラインのハイブリッド開催です。会場参加者は手指消毒、 マスク着用、連絡先記入にご協力ください。コロナの感染状況によっては開催 形式をオンラインのみに変更させていただく場合があります。ご了承くださ い。

※参加ご希望の方は下記URL に1月6日(金)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202211m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年2月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

会報『JASTJ News』第105号を掲載しました

◎会報【105号】2022年12月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:コロナ後のJASTJの姿とは(室山哲也)
    2. ニュース
      • 韓国科学ジャーナリスト協会年次総会で講演
      • ZOOM 井戸端会議
      • JASC、JAASと合同でオンライントーク
    3. J塾
      • 開講式
      • 会員と塾生の合同取材研修会
      • 防災科研で取材実習
    4. 例会報告(9月) 
    5. 報告
      • 福井県年縞博物館 見学会
    6. 会員だより アプリを作ってみた
    7. オピニオン/理事会から
    8. 事務局だより 
  1.  

2022年12月(12月6日)例会のお知らせ「火力発電にどう向き合うか?」

火力発電にどう向き合うか?

講師: 橘川 武郎さん(国際大学副学長)
日時: 2022年12月6日(火) 19:00〜21:00
場所: 日本プレスセンター9F 会見場(オンライン同時開催)

日本のエネルギー計画に暗雲が立ち込めている。 エネルギー政策の不備とロシアのウクライナ侵攻などが相成って、この冬も電 力不足が懸念されているからである。今後は、国内の火力発電をどうするかと いう議論が、活発化していくことが予想される。

国際世論は、温暖化防止には、特に先進国において、CO2排出が多い石炭火力 発電の停止が必須としている。しかし、日本政府は、温暖化防止と経済活動の 両立には、石炭火力は欠かせないという立場をとっている。 その対策として、石炭火力の高度システム化と、アンモニア混焼による脱炭素 化を挙げているが、国際世論の反発は依然として大きい。

今後、日本は、火力発電にどう向き合っていけばいいのか? この問題に詳しい橘川武郎さんをお迎えし、日本の火力発電をめぐる現状と今 後のエネルギー政策の在り方について伺う。

橘川 武郎(きっかわ たけお) さん 略歴 :
1951年生まれ。和歌山県出身。1975年東京大学経済学部卒業。1983年東京大学大学院経済 学研究科博士課程単位取得退学。同年青山学院大学経営学部専任講師。1987年同大学助教 授、その間ハーバード大学ビジネススクール 客員研究員等を務める。1993年東京大学社 会科学研究所助教授。1996年同大学教授。経済学博士(東京大学)。2007年一橋大学大学 院商学研究科教授。2015年東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。2020年より現 職。東京大学・一橋大学名誉教授。総合資源エネルギー調査会委員。前経営史学会会長 (在任期間2013~16年)。

JASTJ 企画委員長・倉澤治雄 担当理事・室山哲也

※今回は会場とオンラインのハイブリッド開催です。会場参加者は手指消毒、 マスク着用、連絡先記入にご協力ください。コロナの感染状況によっては開催 形式をオンラインのみに変更させていただく場合があります。ご了承くださ い。

※参加ご希望の方は下記URL に11月29日(火曜日)までにお申し込みください。
会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202211m
オンライン参加の場合、当日のURL は申し込みフォームに入力されたメールア ドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年2月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2022年11月(11月29日)例会のお知らせ「世界大学ランキングのこれまで・ここから」

世界大学ランキングのこれまで・ここから

講師: 調 麻佐志(しらべ まさし)さん
   (東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院教授)
日時: 2022年11月29日(火) 18:30〜20:30
場所: オンラインで実施
   参加希望者は事前に登録してください。
   当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

2003 年、上海交通大学が世界大学ランキングを公表しはじめて以来、英国の出版社のランキング(THE)および英国の大学評価機関(QS)の 3 つの世界大学ランキングは、世界中の大学関係者を一喜一憂させ、各国の科学技術政策や大学運営に影響を与えてきました。しかし 2022 年、不参加を決断するトップ大学が現れはじめました。

大学ランキングとは何だったのでしょうか? 今後、どこへ向かうのでしょうか? 2022 年 11 月の月例会では、科学と研究に関する計量の研究に長年従事してきた調麻佐志さんとともに、世界大学ランキングのこれまでを振り返り、今後を考えます。

調 麻佐志(しらべ まさし)教授略歴:
東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授
東京大学理学部数学科卒業、同大学大学院総合文化研究科修了、学術博士。信州大学人文学部・東京農工大大学教育センター等を経て現職。2019 年より科学技術社会論学会会長。科学技術社会論学会・会長。専門は科学計量学および科学技術社会論。『研究評価・科学論のための科学計量学入門』2004(共著)、『科学技術をよく考える』 名古屋大学出版会、2013(共編著)、「新型コロナウイルス感染症対策における科学と政治(1)〜(7)」 岩波『科学』2020-2022(共著)

JASTJ 担当理事 三輪佳子 JASTJ 企画委員長 倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に11月22日(火曜日)までにお申し込みください。(会員と塾開催期間中の塾生は無料です)

会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202211m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年2月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

会報『JASTJ News』第104号を掲載しました

◎会報【104号】2022年9月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:研究力低下の二の舞にならないように(知野恵子)
    2. ニュース
      • 科学ジャーナリスト賞2022 贈呈式
      • ZOOM 井戸端会議
      • 学術フォーラム
    3. 会員だより 東京通信大学 
    4. 例会報告
      • 例会報告(6月)生命誌~生き物を愛ずる眼差し(理事 佐々義子
      • 例会報告(7月)自動運転が開く明るい未来?(編集長 井上能行)
    5. 報告
      • 第10回欧州科学オープン・フォーラム
      • PICMET 国際会議
    6. オピニオン/理事会から
    7. 事務局だより 
  1.  

20 期塾生・JASTJ 会員合同取材研修会のご案内 —医薬基盤・健康・栄養研究所の取り組みを知る—

新型コロナ感染症を機に改めて注目が集まった医学研究分野において、国の医薬品及び医療機器など の基盤技術を担う医薬基盤・健康・栄養研究所の取り組みを学ぶ取材研修会を、月例会とJASTJ「科学 ジャーナリスト塾」の行事を兼ねて以下の内容で実施します。 2年前に緊急事態宣言発令のため延期した取材研修会を改めて企画しなおしたものです。オンライン 同時開催です。ぜひふるってご参加ください。

担当 JASTJ 企画委員長 倉澤治雄

  1. 日 時 2022年10月8日(土) 13:00~15:30(12:30受付開始)オンライン同時開催
  2. 場 所 大阪府茨木市彩都あさぎ七丁目6番8号 
        国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 大会議室
       (「千里中央」駅乗り換え、大阪モノレール「彩都西」下車、徒歩10分)
        ※現地参加は先着20名まで

  3. スケジュール
    13:00 中村祐輔 理事長挨拶
    13:05 講演1 國澤 純 ワクチン・アジュバンド研究センター長
       「ウィズコロナ時代における腸内環境の重要性と新しい健康科学への挑戦」

    13:25 講演2 吉松 嘉代 薬用植物資源研究センター長
       「薬用植物の可能性を広げるために~創薬候補となる薬用植物の探索支援と産地の育成~」

    13:45 講演3 夏目 やよい AI健康・医薬研究センター バイオインフォマティクスプロジェクトリーダー
       「医薬品開発におけるAI活用の魅力~これからの創薬のあり方について語ろう~」

    14:05 講演4 荒木 通啓 国際栄養情報センター AI栄養担当 統括研究員
       「『個別最適化』された栄養・健康指導に向けて~健康・栄養ビッグデータとAIがコラボ~」

    14:25 講演5 保富 康宏 霊長類医科学研究センター長
       「エイズ根治を実現するための挑戦~NIBIOHN発エイズ治療・予防ワクチンの開発最前線~」

    14:45 質疑応答(25分)

    15:15 研究室見学(15分)※現地参加者のみ

  4. 申込先  https://bit.ly/jastj-202210m
       (締め切り 2022年10月3日(月)17:00)

  5. 新型コロナ対策のため、会場参加者は申込み順に20名までとします。会員以外の方の参加も会場・ オンラインともに無料で可能です(勤務先など、ご所属を明記いただきます)。入館時の体温測定、手指 消毒、マスク着用にご協力ください。体温が37.5℃以上の場合は入館できません。

  6. 現地地図

 

2022年9月(9月5日)例会のお知らせ「『量子の時代』を歩く」

「量子の時代」を歩く

講師: 眞子 隆志さん(国立研究開発法人科学技術振興機構 CRDS フェロー)
日時: 2022年9月5日(月) 18:30〜20:30
場所: オンラインで実施します(Zoom)
   参加希望者は事前に登録してください。当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

20世紀初頭に産声をあげた量子論は、従来の物理学では理解できなかったいくつも の現象を統一的に説明してくれただけでなく、応用に向けた指針を数多く与えてくれ ました。その意味で20世紀の文明は量子論によって開かれてきたといっても過言では ありません。

ところが近年になって量子コンピュータ、量子通信、量子センサ、量子マテリアルと いった「量子XX」の名前を頻繁に耳にするようになり、「『量子の時代』はどこに向か うのか」という話題を随所で目にするようになりました。

今回はJST-CRDS フェローの眞子隆志さんをお招きして、「量子の時代の今」を語っ ていただきます。とくに欧米に後れを取っていると言われる量子コンピュータや量子 通信での日本の勝ち筋や、日本が得意とする量子センシングや量子マテリアル分野で 起きているトピックスにについてお話しいただきます。

眞子 隆志(まなこ たかし)さん略歴:
国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェロー
(ナノテクノロジー・材料ユニット ユニットリーダー)
担当領域:材料科学、物性物理、半導体デバイス、エネルギーデバイス、量子技術
1961年生まれ.1987年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本電気で酸化物超伝 導体・磁性体、携帯燃料電池、半導体実装、ナノカーボン、次世代エネルギーデバイスな どの研究開発に従事。2019年より現職、ナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略立案 を担当。博士(工学)、技術士(応用理学)。

JASTJ 企画委員長、担当理事・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に8月29日(月曜日)までにお申し込みください。(会員と塾開催期間中の塾生は無料です)

会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202209m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2022年11月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2022年7月(7月28日)例会のお知らせ「『協調型自動運転技術』の最新動向とモビリティ社会の未来という原点 」

「協調型自動運転技術」の最新動向とモビリティ社会の未来

講師: 高田 広章さん(名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 所長・教授)
日時: 2022年7月28日(木) 19:00〜21:00
場所: オンラインで実施します(Zoom)
   参加希望者は事前に登録してください。当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

百年に一度ともいわれる大きなイノベーションの渦中にあるモビリティ技術。その第一 線で活躍されている名古屋大学 未来社会創造機構 モビリティ社会研究所 所長の高 田広章教授をお招きし、自動運転技術などの最前線で何が課題になっているのか伺 います。

「協調型自動運転技術」とは自動運転をベースに、通信で得た情報をもとに、より高度 な自動運転を実現する技術で、高田教授はこの分野での第一人者です。自動車の制 御に使われるリアルタイムOS 技術や、他のクルマや交通情報と連動したダイナミック マップ技術の研究開発などに取り組んでおられるほか、モビリティ社会研究所所長とし て、企業や行政の動き、海外の動向、それに社会に与えるインパクトなど、幅広く研究 されております。定例会では多角的かつ多様な視点から会員との活発なディスカッショ ンが期待されます。

高田 広章(たかだ・ひろあき)教授 略歴:
1986年、東京大学理学部 情報科学科卒。 同大学助手、豊橋技術科学大学講師・助教授を経て2003月から名古屋大学に教授と して勤務。2014年から現職。自動車の制御に使われる組込み型のコンピュータシステ ムの設計・開発技術に関して幅広く研究。近年は、自動運転に欠かせない協調型シス テムの開発に取り組んでいる。

JASTJ 担当理事・森時彦 JASTJ 企画委員長・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に7月21日(木)までにお申し込みくださ い。会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202207m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2022年8月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

科学ジャーナリスト塾の入塾申込を受付中!~オンラインとリアルを組み合わせ、プロのジャーナリストが文章やプレゼンを指南~

「自分の考えがまとまらない」「人にうまく情報を伝えられない」
 あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?

日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、情報を伝えるために必要な「企画力」「取材力」「構成力」「表現力」をプロから学ぶ「科学ジャーナリスト塾」を9月から開講します。著名なジャーナリストやプロデューサーたちが、長年の活動で身に着けた極意をあなたに伝授します。

塾の内容 

実務経験豊かな講師たちの講義録画(1コマ20~30分)を順次、塾生限定で公開します。1週間のうち都合の良い時間に各自が2コマをオンデマンド視聴し、それを踏まえてリアルタイムで塾生と講師をつないだZOOM講義をします。ライブのZOOM講義は原則第2、第4木曜日の午後7時~8時、2月の修了時まで計8回(状況に応じて変則スケジュールあり)実施します。これとは別に、初回と最終回の講義は日比谷図書文化館会議室(東京都千代田区)で午後7時から9時までリアル実施します。

実践力をつけていただくため、宿題が随時出ます。学習の集大成として自分でテーマを選んで「作品(記事かPPTプレゼン)」をつくります。作品に関して個別指導(2回以内)を受けられます。基準をクリアした完成作品は、JASTJのHPで公開します。

なお、PC環境などは各自でご用意ください。

スケジュール(予定)

① 9/8(木) 【リアル開催・日比谷図書文化館】ガイダンス+自己紹介

②9/15〜   オンデマンド講義1、2「テーマの立て方」
 9/22(木) ライブのZOOM講義「テーマの立て方」

③9/29〜   オンデマンド講義3、4「文章の書き方、伝え方」
 10/6(木) ライブのZOOM講義「文章の書き方、伝え方」

④10/8〜   オンデマンド講義5、6「取材の心得」
 10/20(木) ライブのZOOM講義「取材の心得」

⑤10/27〜   オンデマンド講義7、8「映像の撮り方、伝え方」
 11/10(木) ライブのZOOM講義「映像の撮り方、伝え方」

⑥11/17〜   オンデマンド講義9、10「雑誌と本の作り方」
 11/24(木)   ライブのZOOM講義「雑誌と本の作り方」

⑦12/1〜   オンデマンド講義11、12「ウェブジャーナリズム」
 12/8(木) ライブのZOOM講義「ウェブジャーナリズム」

⑧1/4〜   オンデマンド講義13、14「私の歩んだ道」
 1/19(木)   ライブのZOOM講義 作品発表と指導

⑨ 2/2(木)  ライブのZOOM講義 作品発表と指導

⑩ 2/16(木)【リアル開催・日比谷図書文化館】修了式+大質問大会

(講師)
室山哲也(JASTJ会長、元NHK科学番組プロデューサー+解説主幹)
高橋真理子(JASTJ副会長、元朝日新聞科学コーディネーター)
瀧澤美奈子(JASTJ副会長、サイエンスライター)
佐藤年緒(JASTJ理事、元JSTサイエンスウィンドウ編集長、元時事通信編集委員)
高木靱生(JASTJ理事、元日経サイエンス編集長)
今野公美子(JASTJ理事、防災科学技術研究所勤務、元朝日学生新聞社広報・教育メセナ部長)
軍司達男(元NHKエデュケーショナル社長、元NHKスペシャルプロデューサー)
小林隆司(物質・材料研究機構広報室、元NHK科学番組ディレクター)
泉大知(BSフジ「ガリレオX」ディレクター)
亀松太郎(関西大学特任教授、あしたメディア研究会主宰)
渥美好司(科学ジャーナリスト、元朝日新聞記者)
吉田宇一(元岩波「科学」編集長)
山口一臣(株式会社テックベンチャー総研代表取締役CEO、元週刊朝日編集長)
大西隼(テレビマンユニオン プロデューサー/ディレクター/執行役員)

取材実習先(予定)

医薬基盤・健康・栄養研究所(大阪府茨木市。10月8日(土)午後 オンライン同時開催)
防災科学技術研究所(つくば市。10月22日(土)午後に見学+平日夜に研究者へオンライン取材実習)

受講料

30,000円(ただし、JASTJ会員・賛助会員は15,000円、社会人学生を除く学生は10,000円)
*部分参加はありません。
*入金後のキャンセルはできません。

申し込み方法

カンファレンスパーク「日本科学技術ジャーナリスト会議」のページから参加登録してください。
 締切は2022年8月15日月曜日。ただし、人数が定員(約25人)に達した時点で締め切り、10人に達しない場合は開催しないこととします。
 参加登録された方には自動返信メールが届きます。問い合わせ等は juku22@jastj.jp へお気軽にどうぞ。

アドバイザー(五十音順)

縣秀彦(国立天文台天文情報センター准教授)、内城喜貴(共同通信社客員論説委員)、河野正一郎(株式会社テックベンチャー総研代表取締役COO、元週刊朝日・アエラ副編集長)、北村行孝(科学ジャーナリスト、元読売新聞論説委員・科学部長)、小出重幸(科学ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、武部俊一(科学ジャーナリスト、元朝日新聞論説委員・科学部長)、知野恵子(ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、長谷川聖治(読売・日本テレビ文化センター代表取締役社長、元読売新聞科学部長)ほか

日本科学技術ジャーナリスト会議(会長 室山哲也)
ホームページ  https://jastj.jp
〔事務局〕〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル8階848室
     メール hello@jastj.jp  

JASTJ科学ジャーナリスト塾(塾長 高橋真理子)
[事務局〕メール juku22@jastj.jp

会報『JASTJ News』第103号を掲載しました

◎会報【103号】2022年6月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:戦争の犠牲者は常に名もなき兵士と市民(倉澤治雄)
    2. 総会報告
    3. ニュース
      • ZOOM井戸端会議 医療ジャーナリズムの日米比較
      • 2年ぶりに科学ジャーナリスト塾 9月から開催
    4. 科学ジャーナリスト賞2022 
    5. 例会報告
      • 例会報告(2月)5Gによって実現したい世界観、期待と現在の状況(理事 都丸亜希子)
      • 例会報告(3月)AI電気自動車が社会を変えていく(会員 宇津木聡史)
      • 例会報告(1月)ニワトリが世界の食料生産を救うか?!(会員/朝日新聞科学みらい部 小林哲)
    6. 事務局だより 
  1.  

2022年6月(6月23日)例会のお知らせ「『私たち生きものの中の私』という原点 ―コロナ禍、異常気象、戦争の中でー 」

「私たち生きものの中の私」という原点 ―コロナ禍、異常気象、戦争の中でー

講師: 中村桂子さん(JT 生命誌研究館名誉館長)
日時: 2022 年 6月 23 日(木) 午後 6:30〜8:30
場所: オンラインで実施します(Zoom)
   参加希望者は事前に登録してください。当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

「人間は地球に暮らす多様な生きものの一つであり、自然の一部である」。 恐らくほとんどの日本人がこのように認識しているでしょう。ところで、科学 がこれを明確な事実として認識したのは、20世紀の半ばに、DNA が遺伝子の本 体であることを明らかにして以降です。従って、19世紀に生まれ、現代社会を 動かしている科学技術は、この事実を知らない状態で発展してきました。それ は、機械論的世界観の下で、進歩、拡大を求めるものです。

生活者としての人々は、最初に述べた生命論的世界観を持っているのに、な ぜこのようなことが起きているのか。そこには「科学的」という言葉の魔術が あるようです。

コロナ禍、異常気象、戦争の中で、私たちはどのような生き方を選ぶのか。 人類が次の世代、更には次の次の世代へと続き、誰もが幸せに暮らす社会づく りを考える時ではないでしょうか。科学に関わる者にこそ、それを真剣に考え る役割があると思います。(中村先生からのメッセージです)

中村桂子(なかむらけいこ)さん 略歴
1 9 3 6年生まれ、東京都出身。5 9年東京大学理学部化学科卒、6 4年同大学大学 院生物化学修了。国立予防衛生研究所研究員、三菱化成生命科学研究所人間 自然研究部長などを経て、8 9 年早稲田大学人間科学部教授。9 5 年東京大学先 端科学技術研究センター客員教授、9 6年大阪大学連携大学院教授。 1 9 9 3年、自身が構想した生命誌研究館を創設し副館長、2 0 0 2年J T 生命誌研究 館館長、2 0年同館名誉館長。著書は1 9 7 5年の「生命科学」(講談社刊)から 2 0 1 7年の「いのち愛づる生命誌( バイオヒストリー) 」3 8億年から学ぶ新し い知の探求」(藤原書店)まで多数。

JASTJ 会長・室山哲也/企画委員長・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に6月16日(木)までにお申し込みくださ い。会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202206m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前後で締め切りは2022年8月20日。9月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。 執筆希望者は事務局までご連絡ください。

第20期科学ジャーナリスト塾 2022年7月1日より募集開始します

JASTJの看板事業の一つ、科学ジャーナリスト塾を今年は開講します。昨年はコロナ禍のため休塾しましたが、この2年で身に着けたICTノウハウを活用して、パワーアップした形で再開いたします。一昨年は「オールリモート」という挑戦的な形で実施しました。第20期となる今年はリモートとリアルを組み合わせる計画です。詳しいことは7月1日の募集開始時にお知らせします。

講義は9月8日(木)夜から、原則として2週間ごとに実施します。修了日は2023年2月16日です。どなたでもご参加いただけます。受講料は30,000円(ただしJASTJ会員・賛助会員は15,000円、社会人学生を除く学生は10,000円)です。

ふるってのご参加をお待ちしています。

第20期科学ジャーナリスト塾(2022年9月〜2023年2月)の募集案内はこちら。

【プレスリリース】科学ジャーナリスト賞の2022 年度の贈呈作品決まる

日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ、室山哲也会長)は4月16日、科学技術に関 する優れた報道や啓発活動などを顕彰する「科学ジャーナリスト賞」の選考委員会を開き、 2022年度の受賞作品を決定した。NHK メルトダウン取材班の書籍「福島第一原発事故 の『真実』」(講談社)を「科学ジャーナリスト大賞」に選定、そのほか3作品を「科学ジャ ーナリスト賞優秀賞」とした。大賞選出は19年度以来、3年ぶり。

22年度は新聞4作品、書籍40作品、映像25作品、ウェブ2作品、ラジオ1作品の合 計72作品の応募があり、この中からJASTJ 会員による一次選考で新聞1作品、書籍4作 品、映像4作品、ウェブ2作品を選び、最終選考会(メンバーは下記)で審査し決定した。 なお応募作の総数は21年度の74作品とほぼ同水準だった。

賞の贈呈式は6月4日に東京・内幸町の日本プレスセンタービル10階ホールで開催する予定である。

【科学ジャーナリスト大賞】 1 件
NHK メルトダウン取材班(代表・近堂靖洋)殿
書籍「福島第一原発事故の『真実』」
(講談社)

福島第1原発事故の原因や経過に関し、取材班が10年をかけて多数の関係者に取材し膨大な資料を集めて検証した。記録性と資料としての価値も高く評価した。

【科学ジャーナリスト賞(優秀賞)】 3 件(順不同)
下野新聞 健康と社会的処方取材班(代表・大塚順一)殿
新聞連載「なぜ君は病に…社会的処方 医師たちの挑戦」
(2019年11月26日〜2021年6月7 日連載)
地域の医師が患者の社会や家庭環境に着目し患者に向き合う「社会的処方」に取り組む姿をルポし、病の本質に潜む要因を掘り起こした点が評価された。

サイエンス作家 中嶋彰殿
書籍「早すぎた男 南部陽一郎物語 時代は彼に追いついたか」
(講談社ブルーバックス)

一般に広く読まれる評伝がなかった南部氏について、生い立ちや人柄、交友関係まで関係者の話を丹念に聞き、「早すぎた大科学者」の生涯とその研究成果に迫った数少ない記 録として評価した。

北海道放送報道部デスク 山﨑裕侍(やまざきゆうじ)殿
映像「ネアンデルタール人は核の夢を見るか〜“核のごみ”と科学と民主主義」
(2021年11月20日放送)
高レベル放射性廃棄物の最終処分場誘致に名乗りをあげた北海道寿都町の葛藤が地元テレビ局にしかできない現場密着のドキュメンタリーとして描かれた点を評価した。

<科学ジャーナリスト賞選考委員(50 音順、敬称略)>
〔有識者委員〕相澤益男(科学技術国際交流センター会長)、浅島誠(東京大学名誉教授)、 大隅典子(東北大学副学長、教授)、白川英樹(筑波大学名誉教授)、村上陽一郎(東京大学 名誉教授)
〔JASTJ委員〕 大池淳一(JASTJ 理事)、佐々義子(同)、三井誠(同)、元村有希子(同、 選考委員長)

<本件のお問い合わせ先>
日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)
〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2-2-1 日本プレスセンタービル 8 階 848
メール awards@jastj.jp
担当理事 滝順一:090-5321-0309 事務局 中野薫:090-9370-4964

2022年4月(4月19日)例会のお知らせ「ニワトリが世界の食料生産を救うか?!SDGs につなげる養鶏技術の今」

ニワトリが世界の食料生産を救うか?!SDGs につなげる養鶏技術の今

講師: 鏡味 裕(かがみ・ひろし)さん
   (信州大学農学部・動物発生遺伝学研究室教授)
日時: 2022 年 4月 19 日(火) 午後 7:00〜9:00
場所: オンラインで実施します(Zoom)
   参加希望者は事前に登録してください。当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

世界的な食料不足、気候変動・環境汚染、人口増加、感染症伝搬、紛争・武力侵攻など、人類 の生存を脅かす重い問題が絶えません。4 月月例会ではこれらの中から、持続可能な社会の構築 に欠かせない安定した食料生産・供給の問題について考えます。

今回講師にお招きする鏡味裕さんは動物幹細胞工学が専門で、幹細胞を操作して世界で初め て4 種類のニワトリの細胞が混ざったキメラを誕生させることに成功しました。この4 種類の細胞を 持つキメラを母親として交配したところ、その子供として3 種類のひよこが産まれました。この技術を 応用することにより、例えば、鳥インフルエンザが蔓延した時に食用の鶏・鶏卵不足による価格高 騰を抑えられることが期待されています。また、養鶏における育種改良の向上も見込めるそうです。

講演では、食料生産に関する新たな技術や食料生産産業の構造転換の必要性などについて お話しいただき、食料生産に関する様々な課題についても展望してもらいます。参加の皆さんとの 質疑も通じてSDGs(国連・持続可能な開発目標)の「目標2・飢餓をゼロに」の実現可能性などに ついても考えたいと思います。

鏡味 裕(かがみ・ひろし)さん略歴:
名古屋市内で、外科医の父、薬剤師の母の次男として生まれ、 酪農家を目指す。帯広畜産大学畜産学部卒業後、名古屋大学大学院農学研究科で畜産学を修 め、博士課程修了後にカナダ・ゲルフ大学で博士研究員として動物幹細胞を研究する。現在、信 州大学農学部 教授。ニワトリ幹細胞工学に関する研究教育に従事。日本農学進歩賞をはじめ、 学術賞受賞多数。国際学会等も多数主催。

JASTJ 担当理事・柏野裕美/企画委員長・内城喜貴

※参加ご希望の方は下記URL に4月12日(火)までにお申し込みくださ い。会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202204m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前後で締め切りは2022年5月25日。2022年6月発行予定の会報103号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。 執筆希望者は事務局までご連絡ください。