「米沢富美子さん お別れの会」が24日に開かれました

 科学ジャーナリスト賞の選考委員を長年務めてくださり、今年1月17日に急逝された物理学者の米沢富美子さんの「お別れの会」が4月24日夜に日本記者クラブで開かれました。日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)は、「慶應義塾大学米沢研究室卒業生」「慶応義塾大学理工学部物理学科有志」「『物理法則の事典』制作担当有志」「女性科学者に明るい未来をの会」とともに呼びかけ人に加わり、参加申し込みサイトの構築や当日の写真撮影などに貢献しました。また、一緒に選考委員を務めた元東京工業大学学長で科学技術振興機構顧問の相沢益男さんが追悼の言葉を贈りました。

 会場は米沢さんが好きだった赤い花々で飾られ、5か所に著書や思い出の写真などの展示コーナーが設けられました。JASTJのコーナーには、新聞や雑誌に掲載された米沢さんのさまざまな記事が貼られ、参加者が興味深く読んでいました。(2019年4月27日記)