科学ジャーナリスト賞2025受賞作決まる

科学ジャーナリスト賞2025の最終選考委員会を4月5日に開き受賞作を決定しました。
「科学ジャーナリスト賞大賞」は、前野ウルド浩太郎さんの著作「バッタを倒すぜ アフリカで」(光文社新書)に贈呈します。
「優秀賞」は2作品を選びました。広野真嗣さんの著作「奔流 コロナ『専門家』はなぜ消されたのか」(講談社)と、2024年12月に放送されたNHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン最後の謎」です。
また福島民友新聞の長期連載「坪倉先生の放射線教室」を「特別賞」に選びました。
科学ジャーナリスト賞2025には総計61作品(新聞8、書籍30、映像18、博物館展示2、ウェブ3)の応募がありました。JASTJ会員による一次選考で新聞1作品、書籍5作品、映像4作品に絞り、最終選考委員会で上記4つの受賞作を決定しました。

 大賞  書籍  バッタを倒すぜ アフリカで  前野ウルド浩太郎  光文社
 優秀賞  書籍

 奔流 コロナ「専門家」はなぜ消されたのか

 広野真嗣  講談社
 優秀賞  映像  NHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン最後の謎」  NHK「量子もつれ」制作チーム  NHK
 特別賞  新聞  連載「坪倉先生の放射線教室」  坪倉正治  福島民友新聞

外部選考委員(敬称略):相澤益男、浅島誠、大隅典子、小林傳司、白川英樹
JASTJ選考委員(同):佐々義子、三井誠。村松秀、元村有希子(選考委員長)