2021年6月(6月25日)例会のお知らせ 「世界一の変動帯日本列島に暮らすということ」

世界一の変動帯日本列島に暮らすということ

講師: 巽好幸(たつみ・よしゆき)ジオリブ研究所所長(神戸大学海洋底探査センター客員教授)
日時: 2021 年6月 25 日(金曜日) 午後 7:00〜9:00
場所: オンラインで実施します
   参加希望者は事前に登録してください。
   当日までにウエブ会議ツールの Zoom を通じて参加できる URL を送付します。

 報道関係者を含む40人余の犠牲者を出した長崎県・雲仙普賢岳の火砕流から6月で30年。その後も火山災害は続いています。しかし、火山に関する報道は、災害はもっぱら富士山噴火が、恩恵については温泉が、それぞれ中心になっています。プレート境界にある日本列島は「世界一の変動帯」です。この国は火山列島、地震列島なのです。火山災害のリスクをどう考えるか。温泉以外にもある火山の恩恵とはー。それらは日本で暮らすとは、という問いかけでもあります。そして分かりやすい地球科学の話でもあります。ユーモアのセンスにあふれる巽さんに講師を務めてもらいます。是非ご参加ください。

略歴 1954 年大阪生まれ。京都大学総合人間学部教授、同大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、海洋研究開発機構プログラムディレクター、神戸大学海洋底探査センター教授などを経て 2021 年 4 月から現職。地球の進化や超巨大噴火のメカニズムを「マグマ学」の視点で考えている。一般向け著書に『火山大国日本 必ず起きる富士山噴火と超巨大噴火』(さくら舎)、『地球の中心で何が起きているのか』(幻冬舎新書)、『和食はなぜ美味しい –日本列島の贈り物』(岩波書店)など

                   JASTJ 担当理事・井上能行 企画委員長・内城喜貴

※参加希望の方は下記 URL 先に、6 月 18 日(金曜日)までにお申し込みください。会員以外の方もJASTJの活動へのご賛同、ご支援としてご寄付をいただく形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。学生は 500 円、社会人は 1,000 円です。振込み口座は申し込みされた非会員の方にメールでお知らせします。

申し込み URL: http://bit.ly/jastj-202106-m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛にお送りします。

★例会報告の原稿執筆者を募集 原稿は 1,300 字前後で締め切りは 8 月 25 日。9 月に発行予定の会報 100 号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券 3,000 円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。