コロナショックで加速する製造業の新たな産業革命 —私たちの未来社会Society5.0への胎動—
講師: 安井公治さん(三菱電機株式会社 主席技監/FAシステム事業本部 産業メカトロニクス事業部)
日時: 2020年9月11日(金曜日) 午後7:00〜9:00
場所: ZOOMと日比谷図書文化館スタジオプラス(東京都千代田区日比谷公園1-4
仮想空間と現実空間を連携し、すべての人や物、情報をつなぐ社会「Society5.0」は製造業から実現していくとみられています。設計から製造まで、極力フィジカルな人手を介さずに、デジタル空間や遠隔操作で完結するものづくりは、コロナで封鎖された武漢でも生産を中止する必要がありませんでした。今後、CPS、3Dプリンタ、IoT、AI、5G、量子計算、量子通信などの新技術を融合させて加速的に進展し、人々の働き方にも影響を及ぼします。
世界の専門家会議に多数参加する安井さんは、戦略的に新産業革命が起こせると見ています。日本のものづくりが強みを発揮するには何が必要なのか。スマート製造は日本経済再生の立役者となりうるのか。さらにはスマート化がもたらす新たな社会構造の展望も含め、文科省のCOIや内閣府のSIPでの取り組み状況とともに今後の展望についてお話を伺います。
担当JASTJ企画委員長 内城喜貴
安井公治(やすい・こうじ)さん 略歴: 1982年東京大学工学部物理工学科卒業。工学博士。三菱電機株式会社製品開発研究員、スタンフォード大学客員研究員などを経て、現在、同社産業用加工機のグローバル展開を担当。文科省COI「コヒーレントフォトン技術によるイノベーション拠点」プロジェクト・サブリーダー。内閣府SIP「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」サブプログラム・ディレクター。
※会場での参加は会員の方のみで先着10名とさせていただきます(マスク着用、受付で連絡先記入をお願いします)。申し込みのなかった方の会場参加はご遠慮いただきます。また感染拡大の状況によっては、完全オンライン開催とします。参加ご希望の方は会場およびオンラインに関わらず下記URLに9月4日(金)までにお申し込みください。オンラインは会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。
申し込みURL:http://bit.ly/jastj-202009m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛にお送りします。
★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは10月末。12月に発行予定の会報97号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。