2020年1月例会(1月9日)のお知らせ  討論会「再び問う、安全保障技術研究推進制度」 ―国立天文台報道を新たな契機に―

討論会「再び問う、安全保障技術研究推進制度」―国立天文台報道を新たな契機に―

東京新聞は9月10日付朝刊で「国立天文台、軍事研究容認も」と報じました。2年前に防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度には応募しないと決めていましたが、方針を一転させる動きです。背景には政府によるトップダウン的な研究費配分によって基礎科学の研究費が不足している事情があると推測されます。

軍事技術研究への科学者の協力の是非や、政府の科学技術研究予算の配分政策などについて、会員間で意見交換し、これらの問題にどう向き合っていくべきか、改めて議論する機会にしたいと思います。

国立天文台の水面下の動きをスクープした東京新聞の三輪喜人記者に報道の経緯など話題提供をしていただきます。国立天文台の縣秀彦さん(JASTJ理事)と、科学技術政策に詳しい毎日新聞記者の須田桃子さんにもコメンテーターとして議論に加わっていただきます。

(防衛装備庁の制度に関しては2017年7月例会でも甲南大学教授の井野瀬久美恵さんを講師に招き議論しました)

話題提供者: 三輪喜人(東京新聞科学部記者)
モデレーター: 滝順一(JASTJ副会長)
日時: 2020年1月9日(木) 午後6:30〜8:30
場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)

※参加希望の方は下記URL先に、1月6日(月)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。 

http://bit.ly/jastj_202001m

※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集

原稿は1,300字前後で締め切りは2020年2月末。3月に発行予定の会報94号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。