2019年3月例会(3月27日)のお知らせ「ICTは社会をどこまで変えるのか」

JASTJ25周年「未来をどう切り開くか」討論会(3回シリーズ)
第3回「ICTは社会をどこまで変えるのか」

 時代の節目となる2019年にあたり、JASTJは科学や技術にまつわる社会問題と報道を振り返り、今後の科学ジャーナリズムの在り方を考える3本シリーズを企画しました。第1回「地球温暖化とエネルギー」、第2回「バイオテクノロジーと生命倫理」に続き、第3回では「ICTは社会をどこまで変えるか」を取り上げます。

 インターネットの商用利用が始まって広く利用できるようになったのは1995年、JASTJ発足1年後のこと。それからわずか四半世紀、インターネットに代表される情報通信技術(ICT)は社会や産業、経済、国際政治、ジャーナリズムのあり方まで大きく変えてきました。AIはそうした変化をさらに加速するとみられています。ICTの急速な進展はこれから社会をどこまで変えるのか。半世紀にわたってICTの発展と社会・経済のあり方に取り組んできた西村吉雄さんにご講演いただき、そのあと自由闊達な議論をします。こぞってご参加ください。(1時間講演+1時間QA、ディスカッションの予定、コメント:高木靱生JASTJ理事)

講師:西村吉雄(にしむらよしお)さん(JASTJ会員、元 日経エレクトロニクス編集長)
日時:2019年3月27日(水) 午後6:30〜8:30
場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)
   http://www.presscenter.co.jp/access.html

西村吉雄さん略歴
 技術ジャーナリスト。1942年生まれ。1971年に東京工業大学大学院博士課程修了、工学博士。東京工業大学大学院に在学中の1967~1968年に仏モンペリエ大学に留学、マイクロ波半導体デバイスや半導体レーザーの研究に従事。1971年に日経マグロウヒル社(現在の日経BP社)入社。1979~1990年『日経エレクトロニクス』編集長。その後、同社で発行人、調査・開発局長、編集委員などを務めたほか、東京大学大学院工学系研究科教授、大阪大学フロンティア研究機構特任教授、東京工業大学監事、早稲田大学政治学研究科客員教授などを歴任。著書は『硅石器時代の技術と文明』(日本経済新聞社)、『半導体産業のゆくえ』(丸善)、『情報産業論』(放送大学教育振興会)、『産学連携』(日経BP社)、『電子立国は、なぜ凋落したか』(日経BP社)など。

※参加希望の方は下記URL先に、3月20日(水)までにお申し込みください。
 会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。
 https://bit.ly/jastj_201903m
※会員は無料。その他の方には参加費1,000円をいただきます。