「ウェブジャーナリズムの可能性 〜激変を遂げるメディア業界〜」
ウェブジャーナリズムが急速に成長している。1996年に生まれたYahoo!ニュースを皮切りに、SmartNews、LINEニュース、BuzzFeed、AbemaTVなど新しいネットメディアが次々と生まれ、メディア界全体に地殻変動をおこしている。一方で、新聞や出版などの紙媒体は購読者を減らし、いくつかの雑誌が廃刊に追い込まれるなど、オールドメディアは苦戦を強いられている。ウェブメディアは、今や旧来のテレビに匹敵するマスメディアとなり、社会に影響を与える存在になったと言える。
7月の月例会では、ウェブジャーナリズムの現状に詳しい亀松太郎さんにお越しいただき、ウェブジャーナリズムの可能性と課題、そしてメディア全体の未来についてお話を伺いたい。(1時間講演+1時間Q&A、ディスカッションの予定)
講師:朝日新聞のウェブメディア「DANRO」元編集長 亀松太郎さん
略歴:静岡県生まれ。大学卒業後、朝日新聞記者になるが、3年で退社。その後、法律事務所リサーチャーやJ-CASTニュース記者などを経て、ニコニコ動画を運営するドワンゴに転職。ニコニコニュース編集長としてニュースサイトの運営や報道・言論番組の制作を統括した。その後、弁護士ドットコムニュースの編集長として、時事的な話題を法律的な切り口で紹介する新しいタイプのニュースコンテンツを制作した。続いて、Yahoo!ニュース特集の編集などに関わった後、「ひとりを楽しむ」をコンセプトにした朝日新聞のウェブメディア「DANRO」の創刊編集長を務めた。現在は関西大学総合情報学部の特任教授を務めながら、オンラインコミュニティ「あしたメディア研究会」を運営。複数のネットメディアの顧問を務める。
日時:2019年7月10日(水) 午後6:30〜8:30
場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)
担当: JASTJ企画委員長 室山哲也・JASTJ理事 柏野裕美
※参加希望の方は下記URL先に、7月3日(水)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。
http://bit.ly/jastj_201907
※会員と塾開催期間中の塾生は無料。学生などは500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。
★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは8月末。9月に発行予定の会報92号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。