==水素水問題を考える-科学とメディア、そしてビジネス==
日時: 2016年7月19日(火) 午後6:30〜8:30
講師: 唐木英明氏(公益財団法人 食の安全・安心財団理事長)
場所: 日本プレスセンタービル 8階 特別会議室(千代田区内幸町2-2-1)
プレセンタービルへのアクセスは、こちらの地図をご覧ください。
「水素水」が話題になっています。水素が活性酸素を消去することから、水素水には疾病治療効果が期待されるとして、水素水の利用を奨励しているクリニックなどもあります。患者を使った小規模な治療実験が行われ、効果ありとする結果も得られており、健康食品としての水素水の売り上げも伸びているといいます。一方、国立健康・栄養研究所は、「健康食品」の素材情報データベースに「水素水」を新たに付け加え、人への有効性について「信頼できるデータがない」と記述しています。水素水問題について議論しようとしても、健康な人を対象とした試験が行われていないのが現状です。
水素水に限らず、ダイオキシン・環境ホルモン問題、あるいはゲノム編集技術など、多くの人が不安に思ったり誤解をしかねない問題は他にもあります。水素水問題をひとつの切り口として、科学とメディア、そしてビジネスのあり方についてともに考える機会にしたいと思います。
参加予定の方は事務局あてに電子メール(メールアドレス: hello@jastj.jp)で7月17日(日)までにお知らせください。会員は無料。会員以外の参加費は1,000円です。
また、現在多数の参加申し込みをいただいており、先着順にお座りいただくため、遅れてご来場された場合は立ち見になる可能性があります。大変申し訳ありませんが、あらかじめご承知おきください。