2023年10月(10月11日)例会のお知らせ「深刻化する『プラごみ問題』の本質を探る 海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?」

深刻化する「プラごみ問題」の本質を探る
海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?

講師:堀田 康彦さん 地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター 
   粟生木 千佳さん IGES 主任研究員/副ディレクター
日時:2023年10月11日(水)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階
   記者会見場 対面とオンラインのハイブリッド開催

大量に使われ、そして使い捨てにされて環境中に流出するプラスチック。回収や再利用 は徹底されない一方、分解されにくいことから世界中の海や川、そして陸地をも汚染して います。プラごみは世界全体で年間800 万トン以上が海洋に流出し、2050 年には魚の総量 を超えるとも言われています。微小な「マイクロプラスチック」は魚介類の体内に入って 悪影響を与えると懸念されています。

世界で深刻化するプラスチック汚染を規制しようと国際条約づくりの作業も始まってい ます。しかし、私たちはレジ袋を減らすためにマイバッグを持参したりしていますがレジ 袋はプラごみのわずか数%。身近な生活で便利なプラ製品をたくさん使用しながら、この 「プラごみ問題」をどこまで知っているでしょうか。この問題を国際的な政策課題として 長く追求してきたお二人のお話を聞きながら、私たちも問題の本質をどう捉え、何ができ るかを考えたいと思います。是非ご参加ください。

【講師紹介】

堀田 康彦(ほった・やすひこ)さん略歴:
早稲田大学政経学部卒、英国サセックス大学 文化・開発研究所(国際関係論博士)修了。三菱総合研究所研究員などを経て2005 年9 月 からIGES。OECD 作業部会メンバー、アジア太平洋持続可能な消費と生産円卓会議副会長な どを歴任。専門分野は、持続可能な資源管理、海洋プラッチック問題など幅広い。

粟生木 千佳(あおき・ちか)さん略歴:
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究 科修了。野村総合研究所研究員などを経て2007 年6 月からIGES。中央環境審議会など政 府や自治体の審議委員を歴任。専門分野は資源効率性・環境経済政策。プラスチック汚染 に関する法的拘束力のある国際文書に関する議論もフォロー。

JASTJ 担当理事・内城喜貴/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのま まお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しなうようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:10月4日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年11月20日(月)。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。