2025年11月例会のご案内「世界のAI 政策をめぐる動向」

世界のAI 政策をめぐる動向

講師: 市川 類(いちかわ たぐい)一橋大学イノベーション研究センター特任教授/
    東京科学大学特任教授/JST CRDS フェロー)
日時: 2025 年 11月 17日(月) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9階 会見場(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

人工知能(AI)の急速な発展は、社会や経済に大きな変化をもたらしつつあります。各 国はそのポテンシャルを活かすべく開発競争を繰り広げる一方、偽情報のリスク、著作権、プライバシー保護、さらには安全保障上の課題にどう向き合うか、規制のあり方をめぐって活発に議論を行っています。昨年EUが包括的なAI規制法を成立させたことを皮切りに、各国が独自の法整備を進めており、日本でも今年5月に国内初のAI特化法である通称「AI推進法」が可決・ 成立しました。

そこで、AIガバナンスの研究がご専門で、AIに関するグローバルパートナーシップ(GPAI)専門家の市川類・一橋大学イノベーション研究センター特任教授をお招きし、 各地域のAI政策の最新動向の事例を交えながら、今後の国際的な協調や競争の行方についてお話を伺います。 ほとんどの人の日常生活に溶け込みつつあるAIですが、今後さらに発展を遂げるAI時代に不 可欠な視点を共有する機会として、ぜひご参加ください。

市川類さん 略歴
通商産業省(現・経済産業省)入省後、マサチューセッツ工科大学留学。内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室参事官、産業技術総合研究所(AIST)人工知能研究センター副センター長などを歴任し、現在、一橋大学イノベーション研究センター特任教授、東京科学大学データサイエンス・AI全学教育研究機構特任教授、科学技術振興機構(JST) 研究開発戦略センター (CRDS)フェローを兼務。AIに関するグローバルパートナーシップ(GPAI)専門家。

JASTJ 担当理事・瀧澤美奈子

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17  申込締切11月10日(月)

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは12月20日。3月に発行予定の会報118号に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について
月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★JASTJ では政治的・社会的立場の如何にかかわらず、科学技術や科学政策、科学コミ ュニケーションの在り方などについて、深い視点から講演できる方をお招きしています。

★★今後の月例会、見学会予定★★

12月10日(水)19:00~
「日本はレアアース大国になれる!?」 東京大学教授・加藤泰浩氏