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5月例会のご案内

5月 15th, 2013 |関連記事:基本事項, 月例会

北極研究から見えてくるもの
~オーロラ、地球温暖化、北極圏~

 北極圏は、オーロラや流氷など雄大な自然現象の舞台であるとともに、地球環境・気候の行方を先取りして探究できる地域でもあります。5月の例会は、北極研究の拠点であるアラスカ大学で国際研究プロジェクトをリードされてきた赤祖父俊一先生をお招きして、新たな展開をみせるオーロラ理論や地球温暖化の動向をめぐって、米国からの最新情報を伝え、地球物理学者としての見解を聞かせていただきます。
 JASTJでの赤祖父さんの講演は、1995年、2006年に次いで今回が3度目です。「いまの地球温暖化説は、科学史上の大きな汚点」という異論にも耳を傾け、議論しましょう。

日 時: 2013年5月28日(火)午後6時30分~8時30分
講演者: 赤祖父俊一さん(アラスカ大学名誉教授)
テーマ: 「北極研究から見えてくるもの」~オーロラ、地球温暖化、北極圏
場 所: 文京区白山5-1-3 富山会館内 5階会議室

【会場案内】こちらで地図を表示できます。都営地下鉄三田線・白山駅の出口(A1)を出て通り右に歩いて徒歩1分。
ビル1階は北陸銀行。果物屋「あおの」など商店の並ぶ側先からの入り口もあります。

 会員の参加は無料。会員以外でも参加できますが、参加費1,000円をいただきます。参加予定の方は事務局あてにEメール(メールアドレス:hello@jastj.jp)でお知らせください。

★ 今回はスカイプでのご参加はできません。

 


科学ジャーナリスト賞2013 の受賞者が決定!

4月 22nd, 2013 |関連記事:基本事項, 科学ジャーナリスト賞

 「科学ジャーナリスト賞2013」の受賞者が、このたび決定いたしましたのでお知らせいたします。候補作品の推薦や審査など、多くの方々にご協力いただきましたことを、改めてお礼申し上げます。
なお、授賞式は5月14日(火)夜、プレスセンター(東京・内幸町)で、選考委員も出席して開催いたします。

【科学ジャーナリスト大賞】 1件

朝日新聞の連載「原発とメディア」(2011年10月から2012年12月まで計306回)の報道に対して
 朝日新聞社「原発とメディア」取材班 代表 上丸洋一殿、隈元信一殿

【授賞理由】
 福島原発事故のような重大な事故を起こした責任の一端はメディアにもあるとの反省をこめて、原子力報道の歴史を発端から現在に至るまで詳細に点検し、自社の報道の過ちを含めて厳しく検証した報道は高く評価できる。どんな報道にも検証が必要なことは分かっていても、先輩や同僚記者の仕事を批判することは避けたくなるものだが、そこへあえて挑み、とくに事故が起こってからの報道についても「発表依存」に陥った過ちを自ら追及し反省している姿勢は大賞に値する。

【科学ジャーナリスト賞】3件・順不同)

毎日新聞の「韓国人に未検証の幹細胞治療」を含む再生医療検証報道(2012年12月)に対して
 毎日新聞社科学環境部再生医療取材班 代表 八田 浩輔 殿

【授賞理由】
 臓器移植や生殖医療などでは日本の規制が厳しいので外国へ出ていくケースが多かったのに、韓国から日本にやってくるという逆のケースもあることをスクープした。折から再生医療をめぐる法改正にも影響を与え、タイミングもよかった。たとえ他社の動きは鈍かろうとも、新聞の生き残る道はスクープにある。また、iPS細胞など再生医療がこれから注目を浴びる折でもあり、取材班の目配りのよさを高く評価したい。

NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(2013年1月13日放映)の番組に対して
 NHKエンタープライズ 自然科学番組 エグゼクティブ・プロデューサー  岩崎 弘倫 殿

【授賞理由】
 宇宙に比べると地味な海洋の、それも深海で、このようなドラマが展開されているとは驚きである。科学番組としても、あるいはエンターテイメント番組としても優れた作品であり、映像も鮮明で、高く評価したい。

NNNドキュメント `13「活断層と原発、そして廃炉~アメリカ、ドイツ、日本の選択~」(2013年1月27日放映)の番組に対して
 日本テレビ放送網株式会社 報道局ニュースセンター チーフディレクター 加藤 就一 殿

【授賞理由】
 福島原発の事故のあと、日本のあちこちの原発に活断層が走っている疑いが浮かび上がり、大きな問題になっている。この番組は、活断層が見つかって廃炉処分にしたアメリカのケースなどを淡々と追い、原発の安全性の確保がいかに難しいか、廃炉処分といってもいかにやっかいなものか、を静かに浮かび上がらせ、「地震国、日本」が抱える原発の重さを訴えた。「民放もNHKに負けてはいない」ことを示した優れた作品だといえよう。

 なお、一次審査通過作品は、すでに発表を終えておりますので、こちらのページをご覧ください

<科学ジャーナリスト賞選考委員

〔外部委員(五十音順、敬称略)〕
  相澤 益男(独立行政法人科学技術振興機構顧問)
  浅島 誠(東大名誉教授、独立行政法人日本学術振興会理事)
  白川 英樹(筑波大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者)
  村上 陽一郎(東洋英和女学院大学 学長)
  米沢 富美子(慶大名誉教授)

〔JASTJ内部委員〕
  柴田 鉄治
  武部 俊一
  小出 五郎
  瀬川 至朗
  滝 順一

【JASTJへの入会をお考えの方は、「入会案内ページ」をごらんください】


「科学ジャーナリスト塾」について

4月 19th, 2013 |関連記事:基本事項, 科学ジャーナリスト塾

 「科学ジャーナリスト塾」は日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)が創設し、以後6年間は JASTJ が運営しておりましたが、第7期より第11期まではサイエンス映像学会が運営しておりました。

 サイエンス映像学会で今後、科学ジャーナリスト塾の募集・運営を停止したことを受け、設立当初のように JASTJ が新しい内容と運営方法で開催することを検討しております。正式に決まり次第、このホームページでご案内いたします。なお、募集開始は夏、開講は秋になる見込みです。

 科学ジャーナリスト塾の受講をご希望される方々は、ホームページでのご案内をお待ちください。

 


4月例会のご案内

3月 30th, 2013 |関連記事:基本事項, 月例会

「これまでにないスイッチ」の可能性と有用性を説く
=「サー・マーティン・ウッド賞」受賞の千葉氏から=

 4月の例会は、日本の研究機関において凝縮系科学の優れた業績を挙げた若手研究者に贈られる「サー・マーティン・ウッド賞」の2012年度(第14回)受賞者で、京都大学化学研究所准教授(4月から東京大学工学研究科准教授に就任)の千葉大地さんから、受賞対象研究となった「半導体と金属における強磁性の電界制御」の中身を紹介してもらいます。月例会による同賞受賞者講演は、今回で3回目となります。

 千葉さんは、世界で初めて、室温で金属に電圧を加えるだけで、金属を磁石の性質をもつ状態から磁性をもたない状態にスイッチできることを明らかにしました。消費電力の極めて小さな磁気記録メディアへの応用や、コイルを使わない磁界発生器などへの応用が期待されています。

 千葉さんに、この研究によって、世の中がどのように変わりそうかといった応用面から、そもそもなぜこの発見に至ったのかといった基礎面までを詳しく説いてもらいます。難解にも思える研究に対して、参加者にその意味、内容、将来性が“伝わる”講演を目指してもらいます。どうぞ奮ってご参加ください。

日 時: 2013年4月11日(木)午後6時30分~8時30分
講演者: 千葉大地さん(京都大学化学研究所准教授、
4月から東京大学工学研究科准教授)
テーマ: 受賞研究「半導体と金属における強磁性の電界制御」の紹介
場 所: 文京区白山5-1-3 富山会館内 5階会議室

都営地下鉄三田線、白山駅の出口(A1)を出て通り右に歩いて徒歩1分。
ビル1階は北陸銀行。果物屋「あおの」など商店の並ぶ側先からの入り口もあります。

JASTJ事務所電話:03(5689)7191

 

千葉大地さんの略歴

2004年3月、東北大学工学研究科博士後期課程修了、工学博士。
同4月、科学技術振興機構ERATO大野半導体スピントロニクスプロジェクト研究員。
2008年10月、京都大学化学研究所特定助教。
2012年4月、准教授。
2013年4月から東京大学工学研究科准教授。
2010年10月からは科学技術進行機構戦略的創造推進事業さきがけ「ナノシステムと機能創発」を兼任。
専門分野はスピントロニクス。
主な研究テーマは、スピントロニクスデバイスに関する研究、電界による磁化スイッチングに関する研究。

「サー・マーティン・ウッド賞」とは——
 英国の科学機器メーカー、オックスフォード・インストゥルメンツ社による協賛、英国大使館による協力の下に、日本で優れた研究を行っている若手研究者に、更なるインセンティブを寄与することを目的として、創設された。賞の名称はオックスフォード・インストゥルメンツ社の創業者Sir Martin Wood氏の名前に由来する。日本の研究機関において凝縮系科学という分野で優れた業績を挙げた40歳以下の若手研究者に贈られる。受賞者には、オックスフォード大学を始めとする英国内主要大学への講演旅行の機会が与えられ、日英の科学技術交流を深めている。2012年度は14回目。

 

 


新事務所「お披露目会」を開催します!

3月 24th, 2013 |関連記事:基本事項

会員、賛助会員の皆様

 先日、電子メールでお知らせのとおり、新しい事務所の「お披露目会」を開催します。参加無料ですので、ふるってご参加ください。5月にはJASTJの新執行部がスタートします。
 このため、これから JASTJ はどのような方向に進むべきか、どんな活動を展開すべきか、など会員同士で忌憚ない意見交換ができれば幸いです。

日時:3月26日(火)18:30 開場 18:45頃開始 (閉会予定 20:30)
    早めに到着された方は、ビールとワインで喉を潤しながら、
   しばし懇談ください。
    ビール、ワイン、天ぷら、サンドイッチなどの軽食を用意します。

場所:東京都文京区白山5-1-3 東京富山会館ビル五階 会議室 
会費:無料(差し入れ大歓迎です)

参加予定の方は hello@jastj.jp までお知らせください。


科学ジャーナリスト賞2013 一次審査通過作品

3月 19th, 2013 |関連記事:基本事項, 科学ジャーナリスト賞

 科学ジャーナリスト賞2013 最終選考作品として、以下の新聞5点、映像3点、書籍4点、合計12点を決定いたしました。これらの中から、科学ジャーナリスト大賞、科学ジャーナリスト賞を選考いたします。最終選考結果の発表まで、今しばらくお待ちください。

< 一次選考通過作品一覧 >

作品名 候補者名
1 原発とメディア(2011/10/3~2012/12/28まで306回) 上丸洋一ほか 朝日新聞社
2 日米同盟と原発(2012/8/16、9/25、11/7、12/25~) 寺本政司、北島忠輔、谷悠己、鈴木龍司 東京新聞社
3 「韓国人に未検証の幹細胞治療」を含む再生医療検証報道(2012/12/21~25, 31) 毎日新聞科学環境部再生医療取材班 毎日新聞社
4 ベトナム枯葉剤半世紀 教蓮孝匡 中国新聞
5 ドキュメンタリーWAVE 訴えられた科学者たち~イタリア地震予知の波紋(2012/8/18) 山田礼於、鈴木真美 NHK
6 NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」(2013/1/13) 岩崎弘倫、出田恵三 NHK
7 NNNドキュメント ’13 「活断層と原発、そして廃炉~アメリカ、ドイツ、日本の選択~」(2013/1/27) 谷原和憲、加藤就一 日本テレビ
8 右利きのヘビ仮説 細将貴 東海大学出版会
9 やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 田崎晴明 朝日出版社
10 石巻災害医療の全記録 石井正 講談社
11 メルトダウン~放射能放出はこうして起こった 田辺文也 岩波書店
12 つくられた放射線「安全」論 島薗進 河出書房新社