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定期総会・科学ジャーナリスト賞贈呈式が無事終了しました

5月 15th, 2012 |関連記事:基本事項

定期総会及び「科学ジャーナリスト賞2012」の贈呈式が無事終了いたしました。会員の皆様、ご協力ありがとうございました。

贈呈式では受賞者全員にご参加いただき、それぞれの作品制作の思い入れを語っていただきました。また、賛助会員の各企業の皆様には、副賞をご提供いただきました。ありがとうございます。贈呈式の詳細につきましては、6月発行の JASTJ ニュースで詳細をお知らせいたします。

今年度、JASTJはより一層の情報発信を心掛け、活動を続けます。会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


定期総会及び「科学ジャーナリスト賞2012」の贈呈式について

4月 29th, 2012 |関連記事:基本事項

定期総会及び「科学ジャーナリスト賞2012」の贈呈式について、ご案内いたします。

日時: 5月15日(火)
     総会・・・・・午後5:00 ~ 6:30
     贈呈式・・・午後7:00 ~ 9:00
場所: 総会・・・・・プレスセンタービル 8階 特別会議室 (千代田区内幸町)
     贈呈式・・・ プレスセンタービル 10階 ホール

★本年度は総会と贈呈式の会場はそれぞれ8階、10階となります。ご注意ください。

 会員の皆様には、4月27日付の電子メールで出欠確認のお願いを差し上げております。電子メールが見当たらない方は、至急事務局(hello@jastj.jp)までお知らせください。

 特に総会は、本年度の活動方針を決める会議であり、JASTJ の議決会議の一つです。総会は会員の5分の1以上の出席をもって有効となりますので、止むを得ず欠席される方は先にお送りしております電子メールの「議決を議長に委任」の箇所に(はい・いいえ)のどちらかを明記して返信くださいますよう、お願いいたします。

※ 会員外で「科学ジャーナリスト賞2012」の贈呈式に参加を希望される方は、事務局(hello@jastj.jp)までご連絡ください。

【JASTJへの入会をお考えの方は、「入会案内ページ」をごらんください】


4月月例会のご報告

4月 22nd, 2012 |関連記事:基本事項, 月例会

産科医療補償制度スタートから3年
―100例の脳性まひ事例を分析して分かったこと―

講師
産科医療補償制度原因分析委員会委員長 岡井崇・昭和大学教授

分娩に関連して重度の脳性まひとなった場合、家族に一律3,000万円を補償する「産科医療補償制度」が日本で始まって3年余、すでに250件余の補償が決定しています。この制度は、基本的に無過失補償制度であり医療側にミスがあろうとなかろうと同じ金額の補償を行いますが、同時に医療者を中心とした原因分析委員会が、全ての事例の原因分析と医学的評価を行っています。

4月例会では、この制度の原因分析委員長としてこれまでに100例余りの原因分析報告書をまとめ上げてきた岡井崇氏に、原因分析の実情、なぜ無過失補償制度で原因分析をするべきなのか、多数の原因分析の結果わかってきたことなどをお話しいただきました。

岡井氏は「医療をより安全にし、医療者と患者・家族の対立構造をなくすためには無過失補償と原因分析が必要。学会や医療界も、原因分析の結果を受けて自らの医療の質を向上をめざさなければ社会の理解は得られない」と強調しました。また原因分析をすると、医療訴訟が増えるといった誤解があるが、実際には原因分析報告書を受け取った家族が損害の賠償を求めたのは5%以下であり、訴訟を減らしていると考えられると述べました。

会員外の方を含め20人余りの参加者があり、数多くの質問が出て、予定の時間が延長になるほどでした。


科学ジャーナリスト賞2012 の受賞者が決定!

4月 19th, 2012 |関連記事:基本事項, 科学ジャーナリスト賞

「科学ジャーナリスト賞2012」の受賞者が、このたび決定いたしましたのでお知らせいたします。候補作品の推薦や審査など、多くの方々にご協力いただきましたことを、改めてお礼申し上げます。

なお、授賞式は5月15日(火)午後7時からプレスセンター10階ホール(東京・内幸町)で、選考委員も出席して開催いたします。

【科学ジャーナリスト大賞】 (2点)

「ETV特集 原発事故への道程」(2011年9月18日、25日)の番組に対して
日本放送協会(NHK)文化福祉番組部チーフプロデューサー 増田秀樹 殿

・授賞理由
――日本の原子力開発のそもそもから説き起こし、多くの証言や資料によって、安全対策に大きな手抜かりがあったことを検証した。たっぷり時間をとったNHKのETV特集ならではの労作。

「あなたの隣に 発達障害と向き合う」(2011年1月11日~6月27日)の報道に対して
下野新聞社発達障害取材班 代表 茂木信幸 殿

・授賞理由
――教育界でいま大きな問題になっている発達障害の問題に真正面から立ち向かい、すべて実名、写真入で取り上げて、社会に強くアピールした。地方紙ならではの寄り添った取材が生み出した意欲作といえる。

【科学ジャーナリスト賞】 (2点・順不同)

「プロメテウスの罠・第3部 観測中止令」(2011年11月7日~11月23日)の報道に対して
朝日新聞社 記者 中山由美 殿

・授賞理由
――新聞が「発表依存」に陥らず、自らの手で隠れた事実を掘り起こすことは何よりも大事なことだが、「プロメテウスの罠・第3部」は、地道な観測の分野で何が起こっていたのかをすべて実名で暴いた優れた科学報道の実証例だといえよう。

「日本の核開発:1939~1955-原爆から原子力へ」(績文堂)の著作に対して
東京工業大学名誉教授 山崎正勝 殿

・授賞理由
――日本の原子力開発の歴史を、戦時下の軍事研究から説き起こし、占領下から戦後の原子力基本法の制定まで、詳細に追った。学術書のようにも読めるが、そもそもの「原点」の解明は必要なことであり、「NHKのETV特集と重ね合わせると、その意義はいっそう大きい」という指摘も選考委員からあった。

科学ジャーナリスト賞2012の選定にあたり、一次審査を通過した作品は、次の12点でした(五十音順・敬称略)。

1 あなたの隣に 発達障害と向き合う
    下野新聞社発達障害取材班 下野新聞社
2  アブラゼミのウロウロくん
    井出麟君とお母さん(洋子さん) 第10回全国こども科学映像祭
3 医学と仮説~原因と結果の科学を考える
    津田敏秀 岩波書店
4 原発攻防180日の真実
    西野哲史、堤慶太、本田史弘 TBS
5 原発震災
    石橋克彦 七つ森書館
6 ETV特集シリーズ「原発事故への道程」前後編
    増田秀樹、松丸慶太、森下光泰 NHK
7 古文書が語る巨大津波(2011年9月23日ほか)
    木戸崇之 朝日放送
8 世界が見た福島原発災害 (1)(2)(3)
    大沼安史 緑風出版
9 超巨大地震に迫る 日本列島で何が起きているのか
    大木聖子、纐纈一起 NHK出版
  東京大学地震研究所アウトリーチ室ウエブページ
    大木聖子 東京大学地震研究所アウトリーチ室
10 日本の核開発:1939~1955
    山崎正勝 績文堂
11 プロメテウスの罠・第3部「観測中止令」
    中山由美 朝日新聞
12 ヤモリの指から不思議なテープ
    松田素子、江口絵理、西澤真樹子、石田秀輝 アリス館

  
—————————————————————-
<科学ジャーナリスト賞選考委員(五十音順)>

〔外部委員〕
  相澤 益男(総合科学技術会議議員)
  浅島 誠(東大名誉教授、独立行政法人日本学術振興会理事)
  白川 英樹(筑波大学名誉教授、ノーベル化学賞受賞者)
  村上 陽一郎(東洋英和女学院大学 学長)
  米沢 富美子(慶大名誉教授)

〔JASTJ内部委員〕
  小出 五郎
  柴田 鉄治
  瀬川 至朗
  滝 順一
  武部 俊一

【JASTJへの入会をお考えの方は、「入会案内ページ」をごらんください】


4月月例会のご案内

4月 4th, 2012 |関連記事:基本事項

分娩に関連して重度の脳性まひとなった子どもに3,000万円を補償する「産科医療補償制度」が日本で始まって3年余り、すでに250件余の補償が決定しています。この制度は、基本的に無過失補償制度であって、分娩機関側にミスがあろうとなかろうと一律に同じ金額の補償を行うことになっていますが、同時に「今後の産科医療の向上のため」に医療者を中心とする原因分析委員会が、全事例の原因分析と医学的評価も行うことになっていることに大きな特徴があります。

つまりこの制度は、現在その設置をめぐってさまざまな議論が続いている、国内の医療事故による死亡原因の分析を専門家による第三者委員会が行うという「医療安全調査委員会(仮称)」の雛型ともいえる活動です。

ただその一方で、産科医の一部からは「せっかく制度に協力したのに、原因分析であらさがしをされてしまう」「家族に手渡される原因分析報告書が訴訟を誘発する」などの批判が寄せられているのも事実で、そもそも無過失補償制度と原因分析を同じ組織が運営するのはいかがなものか、という指摘もなされています。

4月の例会では、原因分析委員会の委員長としてこれまでに100例余りの原因分析報告書をまとめ上げてきた岡井崇氏(昭和大学教授)に、原因分析の実情、なぜ無過失補償制度で原因分析をするのか、多数の原因分析の結果わかってきたことなどをお話しいただき、今後の制度の展望などについてもお聞きします。

予備知識として本制度の概要をお知りになりたい方は
  産科医療補償制度ウエブページ
  原因分析の解説
  公表されている原因分析報告書要約版
をごらんください。

【日時】2012年4月20日(金)午後6時30分~8時30分
【場所】千代田区内幸町 プレスセンタービル 8階・特別会議室
【講師】岡井崇氏(産科医療補償制度原因分析委員長/昭和大学教授)
日本テレビのドラマ「ギネ~産婦人科の女たち」の原作小説「ノーフォールト」の著者で、その後もミステリー「デザイナーベイビー」も上梓している小説家でもあります。

※ 今回の月例会でのスカイプの配信は実施いたしませんので、ご了承ください。

会員、第10期科学ジャーナリスト塾の塾生は無料。会員以外でも参加できますが、参加費千円をいただきます。参加予定の方は事務局あてにEメール(メール:hello@jastj.jp)で4月18日(水)までにお知らせください。

【入会をお考えの方は、「入会案内ページ」をごらんください】


「科学ジャーナリスト賞2012」一次審査通過作品を発表します

4月 1st, 2012 |関連記事:基本事項, 科学ジャーナリスト塾

「科学ジャーナリスト賞2012」へ、多くのご応募、ご推薦をありがとうございました。
審査の対象となった作品は、最終的に76点(書籍50、映像13、新聞6、Webその他7)にのぼりました。先日行われた一次審査会において、以下の12点を二次審査に進めることを決定しましたのでご報告いたします。
  
  

作品名 作者など 出版社名など 種類
超巨大地震に迫る 日本列島で何が起きているのか
および東京大学地震研究所アウトリーチ室ウエブページ
大木聖子ほか NHK出版ほか 書籍およびWeb
プロメテウスの罠・第3部「観測中止令」 中川由美 朝日新聞 新聞
ETV特集シリーズ「原発事故への道程」・前後編 増田秀樹ほか NHK 映像
ヤモリの指から不思議なテープ 松田素子ほか アリス館 書籍
原発攻防180日の真実 西野哲史ほか TBS 映像
古文書が語る巨大津波(2011年9月23日ほか) 木戸崇之 朝日放送 映像
あなたの隣に 発達障害と向き合う 下野新聞社発達障害取材班 下野新聞社 新聞
医学と仮説~原因と結果の科学を考える 津田敏秀 岩波書店 書籍
アブラゼミのウロウロくん 井出麟ほか 第10回全国こども科学映像祭 映像
世界が見た福島原発災害 (1)(2)(3) 大沼安史 緑風出版 書籍
日本の核開発:1939~1955 山崎正勝 績文堂 書籍
原発震災 石橋克彦 七つ森書館 書籍