大人の発達障害の現状と課題
講師:加藤進昌(かとう・のぶまさ)さん(昭和大学発達障害医療研究所長)
日時: 2018 年11月29日(木)午後6:30〜8:30
場所:日本プレスセンタービル8階 特別会議室(東京都千代田区内幸町2-2-1)
http://www.presscenter.co.jp/access.html
大人の発達障害がクローズアップされています。発達障害には自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)などがあり、対人関係やコミュニケーションが苦手なため、日常生活で困難をきたしてしまいます。とくに、大人の発達障害は、子供時代に見過ごされたまま成長し、職場などでトラブルを起こし、初めて気づくケースが多く、医学的、福祉的サポートを受けないまま放置されている現状もあり、大きな社会問題になっています。大人の発達障害の研究、診療に、長年取り組み、日本をリードし続けてきた加藤進昌さんに、注目されているオキシトシン(治療薬)の話題も盛り込みつつ、大人の発達障害の現状と課題をお話しいただきます。
加藤進昌(かとう・のぶまさ)さん
1947年、愛知県生まれ。東京大学医学部卒業。帝京大学精神科、国立精神衛生研究所、カナダ・マニトバ大学生理学教室留学、国立精神・神経センター神経研究所室長、滋賀医科大学教授などを経て、東京大学大学院医学系研究科精神医学分野教授、東京大学医学部附属病院長、昭和大学医学部精神医学教室教授、昭和大学附属烏山病院院長を歴任。専門は精神医学、発達障害。
2008年、昭和大学附属烏山病院に大人の発達障害専門外来を開設し、併せてアスペルガー症候群を対象としたデイケアを開始。2013年からは神経研究所附属晴和病院でもリワークプログラムと組み合わせた発達障害デイケアを開設した。2014年烏山病院内に開設された昭和大学発達障害医療研究所で、脳科学研究戦略推進プログラムおよび文部科学省共同利用・共同研究拠点として、発達障害の科学的理解と治療研究に取り組んでいる。
参加希望の方は下記URL 先に、11月22日(木)までにお申し込みください。会員以外の方の参加も可能です(勤務先などのご所属や、連絡先のご記入をお願いします)。
http://bit.ly/jastj_201811m
※会員と塾開催期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円をいただきます。