科学ジャーナリスト賞

■科学ジャーナリスト賞(JASTJ賞)とは

 科学ジャーナリスト賞は、科学技術に関する報道や出版、映像などで優れた成果をあげた人を表彰します。受賞者は原則として個人(グループの場合は代表者)とし、新聞、テレビ、ラジオ、出版といったマスメディアでの活動だけでなく、ウェブサイトや博物館での展示などまで幅広くとらえ、また、優れた啓蒙書を著した科学者や科学技術コミュニケーターなども対象としています。日本科学技術ジャーナリスト会議が設けた賞であることから、社会的なインパクトがあることを重視して選考されます。


「科学ジャーナリスト賞2020」募集要綱

科学ジャーナリスト賞募集要綱

JASTJ賞の狙い

・科学ジャーナリスト賞は、科学技術に関する報道や出版、映像などの分野で優れた成果をあげた人を表彰いたします。原則として個人(グループの場合は代表者)が対象です。ジャーナリストだけでなく、自然科学分野で優れた啓発書を著した科学者や科学技術コミュニケーターなども対象とします。

授賞対象

・自薦、他薦を問いません。選考対象となる成果は、科学技術ジャーナリズム活動や啓発活動全般で、2019年1月から2020年1月末までに新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、出版物などで広く公表された作品(記事、著作、映像など)です。特筆すべきものがあれば、その他の分野も対象とします。他の賞との重複受賞も可能といたしますが、海外の作品を翻訳したケースは除きます。WEB作品など、閲覧する際に有料もしくは、個人情報の登録が必要なものは対象外です。ただし、パスワードやサイトに関する資料などを提供してもらえる場合は対象になります。映像作品は、推薦する番組1作品を1枚のDVD(Blu-rayはご遠慮ください)に録画してください。

■推薦方法

以下の「科学ジャーナリスト賞2020候補推薦書」(エクセル・ファイル)をダウンロード、またはプリントアウトして必要事項をご入力のうえ、科学ジャーナリスト賞事務局 中野宛まで電子メールまたは郵送でお送りください。推薦書を受付後、事務局よりご連絡いたします。

・制作者・執筆者が取材班やチームの場合は、代表者1人(映像作品の場合は2人まで)の氏名を推薦用紙に記入してください。

◆推薦書のダウンロードは以下からお願いします。

科学ジャーナリスト賞2020候補推薦書(会員用)

科学ジャーナリスト賞2020候補推薦書(会員外)

◆送り先 科学ジャーナリスト賞事務局 担当 中野
*お問い合わせはメールでお願いします。
郵送: 100-0011東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル8848
日本科学技術ジャーナリスト会議
電子メール: hello@jastj.jp   TEL:090-9370-4964(中野携帯)

■締め切り
2020131日(推薦書必着)

■授賞者の決定

・選考基準はとくに定めていませんが、日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)が設けた賞であることから、社会的なインパクトを重視します。

・推薦された作品の中からJASTJ会員で構成する小委員会が10作品程度に絞り、それらを最終候補としてJASTJ会員および外部の識者(各同数)で構成する選考委員会で審議します。選考委員会は4月に実施する予定で、大賞1件と優秀賞(複数)を決定いたします。

◆外部委員(敬称略)五十音順          

相澤益男(国立研究開発法人科学技術振興機構顧問)、浅島誠(東京大学名誉教授、帝京大学特任教授)、大隅典子(東北大学副学長)、白川英樹(筑波大学名誉教授)、村上陽一郎(東京大学名誉教授、国際基督教大学名誉教授)

◆JASTJ委員

大池淳一、佐々義子、林勝彦、元村有希子の各理事

■贈呈式
2020年5月に開催いたします。  


「科学ジャーナリスト賞2019」受賞作品など

科学ジャーナリスト大賞(2件・順不同)

金沢工業大学殿
「『世界を変えた書物展』など金沢工業大学による自然科学書の稀覯本収集・展示活動」(上野の森美術館、展示期間2018/9/8~24)

[贈呈理由]展示企画の顕彰は、開催期間が限られているため難しい。今回は、開催期間中に選考委員に見てもらうことができ、ほぼ全員から高い評価を得たので、展示企画作品として初めての大賞受賞が実現した。多くの来場者が「新しい世界を開いた初版本」に直に触れ、科学の発展に果たした役割を学べた。

日本放送協会(NHK)津放送局
第三制作ディレクター 森哲也(もり・てつや)殿
チーフ・プロデューサー 遠山哲也(とおやま・てつや)殿
NHKスペシャル「見えないものが見える川 奇跡の清流・銚子川(2018/11/11放映)

[贈呈理由]映像が美しく、見る人を引き込む力がある。「奇跡の清流」として銚子川を取りあげた着眼点もよかった。サイエンスとしては、いま一歩のところもあったが、映像作品としての秀逸さが救いとなった。

《注》大賞が2点になったことは2012年に次いで2回目。展示の授賞は昨年の「世界一小さな科学館『理科ハウス』の設立・運営に対して」についで3件目。

科学ジャーナリスト賞(3件・順不同)

毎日新聞水戸支局兼科学環境部記者(報道時は大阪本社科学環境部記者)
鳥井真平(とりい・しんぺい)殿
「『ハゲタカジャーナル』をめぐる報道」(2018/4/3~2019/1/19)に対して

[贈呈理由]掲載論文の品質管理をせず高額な掲載料を徴収する「ハゲタカジャーナル」の問題点を鋭く衝いている。この報道を契機に文部科学省や大学でハゲタカジャーナルに注意を促す動きが生まれた。科学・技術ジャーナリズムの原点に迫るものだといえよう。

駿台予備学校講師
山本義隆(やまもと・よしたか)殿
「近代日本一五〇年――科学技術総力戦体制の破綻」(岩波書店)の著作に対して

[贈呈理由]「明治維新から150年」を成長と繁栄の時代だとナショナリズムを強調するような視点とは異なり、福島第一原発事故に至る科学技術体制の破綻の歴史と捉えた。科学ジャーナリズムに批判精神が足りなかったことを厳しく糾弾した書でもある。

国立科学博物館副館長(兼)人類研究部長
篠田謙一(しのだ・けんいち)殿
「江戸の骨は語る――甦った宣教師シドッチのDNA」(岩波書店)の著作に対して

[贈呈理由]江戸屋敷で発掘された3体の遺骨から宣教師シドッチのDNAを蘇らせた過程をドラマティックに描いた好書で、研究者の熱い思いも盛り込まれていて興味深い。科学者の書いた啓蒙書としても、高く評価されよう。

 一次選考を通過した作品は、以下のとおりです。

科学ジャーナリスト賞選考委員(50音順、敬称略)
〔外部委員〕
相澤益男(国立研究開発法人科学技術振興機構顧問)、浅島誠(東京大学名誉教授、帝京大学特任教授)、白川英樹(筑波大学名誉教授)、村上陽一郎(東京大学名誉教授、国際基督教大学名誉教授)
〔JASTJ内部委員〕
大池淳一(JASTJ理事)、佐々義子(同)、柴田鉄治(同)、林勝彦(同)、元村有希子(同)


【これまでの受賞作品】

・ 科学ジャーナリスト賞2019
・ 科学ジャーナリスト賞2018
・ 科学ジャーナリスト賞2017
・ 科学ジャーナリスト賞2016
・ 科学ジャーナリスト賞2015
・ 科学ジャーナリスト賞2014
・ 科学ジャーナリスト賞2013
・ 科学ジャーナリスト賞2012
・ 科学ジャーナリスト賞2011
・ 科学ジャーナリスト賞2010
・ 科学ジャーナリスト賞2009
・ 科学ジャーナリスト賞2008
・ 第2回科学ジャーナリスト賞
・ 第1回科学ジャーナリスト賞