2022年9月(9月5日)例会のお知らせ「『量子の時代』を歩く」

「量子の時代」を歩く

講師: 眞子 隆志さん(国立研究開発法人科学技術振興機構 CRDS フェロー)
日時: 2022年9月5日(月) 18:30〜20:30
場所: オンラインで実施します(Zoom)
   参加希望者は事前に登録してください。当日までにWEB 会議ツールの Zoom を通して参加できるURL を送付します。

20世紀初頭に産声をあげた量子論は、従来の物理学では理解できなかったいくつも の現象を統一的に説明してくれただけでなく、応用に向けた指針を数多く与えてくれ ました。その意味で20世紀の文明は量子論によって開かれてきたといっても過言では ありません。

ところが近年になって量子コンピュータ、量子通信、量子センサ、量子マテリアルと いった「量子XX」の名前を頻繁に耳にするようになり、「『量子の時代』はどこに向か うのか」という話題を随所で目にするようになりました。

今回はJST-CRDS フェローの眞子隆志さんをお招きして、「量子の時代の今」を語っ ていただきます。とくに欧米に後れを取っていると言われる量子コンピュータや量子 通信での日本の勝ち筋や、日本が得意とする量子センシングや量子マテリアル分野で 起きているトピックスにについてお話しいただきます。

眞子 隆志(まなこ たかし)さん略歴:
国立研究開発法人科学技術振興機構 研究開発戦略センター フェロー
(ナノテクノロジー・材料ユニット ユニットリーダー)
担当領域:材料科学、物性物理、半導体デバイス、エネルギーデバイス、量子技術
1961年生まれ.1987年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。日本電気で酸化物超伝 導体・磁性体、携帯燃料電池、半導体実装、ナノカーボン、次世代エネルギーデバイスな どの研究開発に従事。2019年より現職、ナノテクノロジー・材料分野の研究開発戦略立案 を担当。博士(工学)、技術士(応用理学)。

JASTJ 企画委員長、担当理事・倉澤治雄

※参加ご希望の方は下記URL に8月29日(月曜日)までにお申し込みください。(会員と塾開催期間中の塾生は無料です)

会員以外の方もJASTJ の活動へのご賛同、ご支援として寄付をいただ く形で参加いただけます。(勤務先など、ご所属をご明記いただきます)。 学生は500円、社会人は1,000円です。振り込み口座は申し込まれた非会 員の方にメールでお知らせします。

申し込みURL:https://bit.ly/jastj-202209m
参加方法は申し込みフォームに入力されたメールアドレス宛に送ります。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は字数1,300字前後で締め切りは2022年11月20日です。ご協力いただいた方には 図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。