科学ジャーナリスト塾 第14期(2015年10月〜2016年3月)の記録

第14期 科学ジャーナリスト塾
→塾生の募集は終了しました。ご応募ありがとうございました。

 2015年も10月から半年間、科学ジャーナリスト塾を開催します。ここで学ぶ人が、科学ジャーナリズムの精神と方法を学び、自らが記事を書いたり表現したりすることに、日本科学技ジャーナリスト会議(JASTJ)の会員が応援、指導する塾です。科学や技術に関してのテーマについて過去や現在、どう伝えているか、その体験や考え方、方法を伝える塾です。塾生自身も発信する訓練の機会を用意します。「体験を未来に生かす」テーマの下に意欲のある塾生の参加をお待ちしています。

■塾の内容

新聞社やテレビ局などで活躍した経験豊富な人たちが「話題提供」する現代的なテーマについて塾生とともに論議し考えるほか、書き方や取材の仕方などの「実践方法」を織り交ぜながら、計10回にわたって塾を展開します。自ら書く機会も設け、それに対するコメントなど指導を受けられるほか、JASTJの月例会での講演のレポート書きに挑戦もできます。 主な内容は以下の通りです。(20151002現在)

  • 第1回 10月21日(水)午後7時~9時 塾の開講 ガイダンス「塾で学んだこと、学ぶこと―体験を未来に」 小出重幸JASTJ会長 佐藤年緒ら塾関係者・サポーター、塾OB/OG
  • 第2回 11月4日(水)歴史を記録する―科学ジャーナリストのもう一つの役割 北村行孝(東京農業大学教授、読売新聞社会部・科学部OB)
  • 第3回 11月18日(水)記事/報告文の書き方  高橋真理子(朝日新聞編集委員)
  • 第4回 12月2日(水)南極観測隊に同行取材して学んだこと ―「国家とは何か」「科学の国際協力とは何か」― 柴田鉄治(元朝日新聞科学部長・社会部長)
  • 第5回 12月16日(水)聴きだす力、伝える心 ―塾生を取材する、塾生が発信するために― 室山哲也(NHK解説委員)
  • 第6回 1月13日(水)塾生の「投書欄」記事を読んで 武部俊一(元朝日新聞論説委員)らアドバーザー
  • 第7回 1月27日(水)アポロの月着陸を米国に取材して学んだこと ―「地球環境問題の大切さ」と「品質管理技術の大切さ」― 柴田鉄治(元朝日新聞科学部長・社会部長)
  • 第8回 2月10日(水)地球温暖化問題をどう伝えるか 横山裕道(淑徳大学客員教授、元毎日新聞論説委員)
  • 第9回 2月24日(水)現場でしか見えない原発被災―福島で伝えること 上田俊英(朝日新聞編集委員)
  • 第10回 3月9日(水)未来に向けて―まとめ  塾生の文を見て伝えたいこと(漆原次郎JASTJ Web編集長。高木靱生JASTJNews編集長)、未来世代に送るメッセージ(小出重幸会長、林勝彦理事)、アドバイザー、サポーター、塾生OB・OGより(柏野裕美、都丸亜希子など)

■期間

原則第1,3の水曜日午後7時~9時。計10回

10月21日、11月4日、18日、12月2日、16日、1月13日、27日、2月10日、24日、3月9日

■場所

プレスセンタービル8階特別会議室(千代田区内幸町2-2-1)

■塾受講料

通期1万6000円(10月末日締め切り)

■話題提供者(講師)

室山哲也(NHK解説委員)、北村行孝(東京農業大学教授、読売新聞社会部・科学部OB)、柴田鉄治(元朝日新聞科学部長・社会部長)、高橋真理子(朝日新聞編集委員)、上田俊英(朝日新聞編集委員)、横山裕道(淑徳大学客員教授、元毎日新聞論説委員)、小出重幸(JASTJ会長、元読売新聞科学部長)、佐藤年緒(「Science Window」編集長、元時事通信編集委員)、林勝彦(元NHKプロデューサー)

■文章アドバイザー

小出重幸、武部俊一(元朝日新聞論説委員)、瀧澤美奈子(サイエンスライター)、漆原次郎(JASTJ Web編集長)、高木靱生(JASTJ NEWS編集長)、高橋真理子、浅羽雅晴(元読売新聞編集委員)

■申し込み方法

希望者は、氏名、所属(または職業)、住所、連絡方法、メール、電話番号のほか、参加動機(400字程度)を書いて塾事務局宛て(juku-office@jastj.jp)にお送りください。10月20日(火)まで。塾生の人数が定員(20人)で締め切ります。

■申し込み・問い合わせ先

塾事務局(juku-office@jastj.jp):
塾長・佐藤年緒、副塾長・西野博喜、JASTJ事務局長・藤田貢崇

(2015.09.29)