J賞ブックフェアと村上陽一郎先生の講演会のお知らせ

科学ジャーナリスト賞20周年記念イベントの第二弾として
ジュンク堂池袋本店で41日から531日まで
これまでの科学ジャーナリスト賞受賞作を集めたブックフェアを開催します。

またフェアの一環として、科学史家・科学哲学者の村上陽一郎先生(科学ジャーナリスト賞の前選考委員)の講演会を同店イベントスペースで42319時から開催します。テーマはずばり「科学ジャーナリズム」です。
会場は席に限りがありますので、早めにお申し込みください。

オンラインでも視聴できます。
詳しくは下記のサイトでご確認ください。

https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-250423

第一弾イベントの「高校生作文コンクール」もよろしくお願いいたします。

2025年4月例会のご案内「南海トラフ地震を考える① ~防災対策とメディアの役割~」

南海トラフ地震を考える①
~防災対策とメディアの役割~

講師: 福和伸夫(ふくわ のぶお)さん 名古屋大学名誉教授
日時: 2025 年4月15日(火) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

昨年8 月に発令された初めての「南海トラフ地震臨時情報」は巨大地震への日常的な 備えがいかに重要であるか、改めて思い知らされました。とりわけ防災と減災でのメデ ィアの役割は大きく、JASTJ でも継続的に取り上げるテーマとして提案されました。

福和先生は「南海トラフ地震臨時情報」の制度設計にも取り組まれ、「ヒト」「コト」「モ ノ」づくりを通した災害対策に取り組んでおられます。

「南海トラフ地震」では最大32 万人というとてつもない被害想定がなされています。 事前の防災対策によって、8 割が軽減できるとの試算もありますが、それでも6 万人を 超える死者・行方不明者の発生を回避することができません。

今回はシリーズの第一弾として福和先生に「南海トラフ地震臨時情報」や発生確率の 意味を解説いただくとともに、防災・減災に向けてメディアにどのような役割を期待す るか、お話しいただきます。先生のお話の後、現場で取材する記者、デスクのコメント を頂きます。

関東も長周期地震動など大きな被害を免れません。ぜひ多くの皆様のご参加を期待しま す。

福和伸夫(ふくわ のぶお)さん略歴
1979 年3 月 名古屋大学工学部建築学科卒業
1981 年3 月 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了
1981 年4 月 清水建設(株) 原子力部入社
1989 年5 月 名古屋大学で工学博士
1991 年4 月 名古屋大学工学部助教授
1997 年4 月 名古屋大学先端技術共同センター教授
2022 年4 月 名古屋大学名誉教授、名古屋産業科学研究所上席研究員 名古屋大学減災連携研究センター特任教授ほか
2022 年6 月 中部大学中部高等学術研究所教授

JASTJ 担当理事 倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切4月8日(火)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300 字前後で締め切りは5月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。
★JASTJ では政治的・社会的立場の如何にかかわらず、科学技術や科学政策、科学コミ ュニケーションの在り方などについて、深い視点から講演できる方をお招きしています。

科学ジャーナリスト賞2025の最終選考対象作品が決まりました

2月20日に開いた「科学ジャーナリスト賞2025」一次選考会で、JASTJ会員らから推薦のあった61作品から最終選考に残す10作品が選ばれました。61作品の内訳は、書籍30作品、映像18作品、新聞8作品、展示2作品、ウェブ3作品でした。総数では昨年度(62作品)と同水準で、多彩なジャンルからバランスのとれた推薦がありました。作品を推薦・評価していただいた会員のみなさん、また会員外からの推薦に感謝を申し上げます。

  作品名 代表者名 出版社名など
書籍 がん征服 下山進 新潮社
書籍 バッタを倒すぜ アフリカで 前野ウルド浩太郎 光文社
書籍 野生生物はやさしさだけで守れるか 朝日新聞取材チーム 岩波書店
書籍 奔流 コロナ「専門家」はなぜ消されたのか 広野真嗣 講談社
書籍 OSO18を追え ”怪物ヒグマ”との闘い560日 藤本靖 文芸春秋
映像 映画「サイレントフォールアウト」 伊東英朗 自主上映
映像 NHKスペシャル「法医学者たちの告白」 木寺一孝(ビジュアルオフィス善) NHK
映像 FRONTIERS「世界は錯覚で出来ている」 大野俊之、筒井芳典 NHK
映像 NHKスペシャル「量子もつれ アインシュタイン最後の謎」 岡田朋敏、荒東大祐ら NHK
新聞 連載「坪倉先生の放射線教室」 坪倉正治 福島民友新聞

 

2025年3月例会のご案内「どう創る?科学技術立国の未来」

どう創る?科学技術立国の未来

講師: 水野 素子さん (参議院議員/元JAXA 職員)
日時: 2025 年3月7日(金) 午後7:00〜9:00
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 小会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

JAXA で、宇宙政策の専門家として28年勤務したのち、2022年の参院選で当選。宇宙技術やIcT などの科学技術を中心とした国家成長戦略を模索しつつ、 災害にも強い、安全・安心な国作りを目指している。

政治の世界に入って痛感するのは、科学的思考の欠如と、その視点を持つこと の重要性だという。そして、技術開発の現場を尊重した政策が必要だと主張する。

日本は、今後、どのような科学技術立国をしていくべきなのか? 研究開発機関の連携や、科学教育はどうあるべきなのか? 28 年の実体験も交え、政治の現場から見た現状と課題について語っていただく。

水野 素子(みずの もとこ)さん略歴
東京大学法学部を卒業後、旧宇宙開発事業団(NASDA。現・宇宙航空研究開発 機構(JAXA))に就職。法務・コンプライアンス課長、航空産業協力課長などの役職を歴任。入社後まもなく国際宇宙ステーション(ISS)に関する条約の交渉を担当し、その批准作業のため1997~1999年の間外務省本省(国際科学 協力室)にNASDA から初めての出向として国会対応や外交交渉実務を担当。その後、法務・コンプライアンス課長、航空産業協力課長、調査国際部参事として、航空宇宙業界における産学官連携促進・人材育成事業などに携わる。2022年7月の参議院選挙で当選。現在、参議院外交防衛委員会、予算委員会、政府 開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会、外交・安全保障に関する調査会に所属している。

JASTJ 担当理事 室山 哲也

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切2月28日
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★JASTJ では政治的・社会的立場の如何にかかわらず、科学技術や科学政策、科 学コミュニケーションの在り方などについて、深い視点から講演できる方をお招きしています。

2025年2月例会のご案内「“究極の量子コンピューター”開発に挑む」

“究極の量子コンピューター”開発に挑む

講師: 高瀬寛(たかせかん)さん 東京大学大学院工学系研究科・助教 /光量子コンピュータースタートアップ「OptQC」代表取締役CEO
日時: 2025 年2 月5日(水) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 小会議室大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

現代のスーパーコンピューターをはるかにしのぐ「量子コンピューター」。Google や IBM など、世界の大手企業が開発にしのぎを削っています。こうした中、日本では従来 研究されてきた量子コンピューターよりもさらに高い性能をもつと期待される「光量子 コンピューター」(光の特性を生かした量子コンピューター)の開発が進んでいます。 研究を主導してきたのは、基本原理の開発を2017 年に成功させた東京大学大学院工学 系研究科の古澤研究室。「光量子ンピューターの開発に向けて、技術は出そろった」と して、今年9 月には古澤研究室の助教、高瀬寛さんが実用化を目指すタートアップを立 ち上げる動きに発展し、国内外の注目が高まっています。

今回の月例会では、光量子コンピューターのスタートアップOptQC のCEO、高瀬寛さ んをお招きし、世界で加速する量子コンピューターの最新動向や、高瀬さんたちが手掛 ける光量子コンピューターが未来にどのような変化をもたらすのか、その展望も交えな がら、実用化に向けた挑戦についてお話しいただきます。ぜひともご参加ください。

高瀬寛さん略歴
1994 年 兵庫県生まれ。
2013 年 東京大学入学
2016 年 東京大学古澤研究室配属
2017 年 優秀卒業論文賞受賞
2019 年 優秀修士論文賞受賞
2022 年 博士号(工学)取得
      古澤研究室助教に着任
      理研RQC 客員研究員
2024 年 OptQC 株式会社 代表取締役

JASTJ 担当理事 宮野きぬ

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切1月29日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
3 月7 日(金)
「どう目指す?科学技術立国ニッポン」(参議院議員:水野素子さん)

会報『JASTJ News』第113号を掲載しました

◎会報【113号】2024年12月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:「人新世」の科学ジャーナリズム(北村行孝)
    2. ニュース
      • J塾開講と取材実習
      • 例会報告(9月)生成AI時代の教育
      • 例会報告(10月)認知症研究の最前線
    3. 特集 JASTJ創立30周年 その3
    4. 例会報告(11月)見学会 情報通信研究機構(NICT)訪問
    5. WEB井戸端会議 虚飾のユニコーン
    6. 追悼
    7. オピニオン/賛助会員・団体
    8. 理事会から/賛助会員・団体
    9. 事務局だより/新入会員/会員のBOOKS
  1.  

2025年1月例会のご案内「映画『サイレントフォールアウト』」

映画「サイレントフォールアウト」

講師: 尾伊東英朗(いとうひであき)さん (ドキュメンタリー映画監督)
日時: 2025 年1 月17 日(金) 午後7:00〜9:00
場所: 日本プレスセンタービル10階ホール (東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   対面のみの開催。オンライン中継はございません。

1950年代の冷戦下、米国が国内で始めた大気圏内核実験は100回を超えます。その放射性降下物(フォールアウト)による健康被害の実態を、当事者や家族の証言から浮き彫りにしたドキュメンタリー映画『サイレントフォールアウト』が、日本人によって製作されました。監督の伊東英朗さんは、太平洋で行われた核実験で被曝した四国の漁師たちとの出会いを契機に、「核と人類」をライフワークとして取材を続けています。

本作品は2023年に日本語版が完成し、今夏には米国内20か所で上映ツアーを敢行、大きな反響を呼びました。日本は唯一の戦争被爆国ですが、加害者と見なされる米国も全域が放射能で汚染されているという事実を提示する、力強い作品です。米政府にとっての「不都合な真実」を、研究者やジャーナリスト、そして母親たちが連帯して暴いていくさまは、市民科学の実践例としても示唆を与えてくれます。

完全自主上映方式を採用しているため、劇場での公開はなく、貴重な鑑賞の機会です。制作費及び上映ツアーの資金は、すべてクラウドファンディングと上映会場でのカンパで賄われています。ぜひともご参加ください。

予告編はこちら(英語版、日本語版ともに)

伊東英朗(いとうひであき)さん 略歴
1960年 愛媛県生まれ。松山市在住。幼稚園教諭として16年間働いた後、2000年、テレビの世界に転じ、番組制作を行う。2004年、太平洋で行われた核実験によるマグロ漁船の被ばく事件を題材に番組を製作したことをきっかけに、「核被害」の取材を開始。映画『放射線を浴びたX年後』(2012年)、『放射線を浴びたX年後2』(2015年)は国内外300カ所以上で上映された。2021年には、NNNドキュメント’20『クリスマスソング』とそれまでの活動が評価され、第71回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞した。
本作品『サイレントフォールアウト』は映画としては3作目。国内での上映は150か所を超え、英語版はハンプトン国際映画祭、セントルイス国際映画祭など28の海外映画祭で評価された。

JASTJ担当理事:元村有希子

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切2025年1月10日(金)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは2025年1月31日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
2025年2月
「日本生まれの“究極の量子コンピューター”開発に向けて」高瀬寛さん(東大古澤明研助教)
2025年3月
「どう目指す?科学技術立国ニッポン」水野素子さん(参議院議員、元JAXA職員)

2024年12月例会のご案内「2024科学ジャーナリスト賞受賞作 『1100日間の葛藤 新型コロナパンデミック専門家たちの記録』を手がかりに、尾身茂さんから聞く」

2024科学ジャーナリスト賞受賞作
「1100日間の葛藤 新型コロナパンデミック専門家たちの記録」
を手がかりに、尾身茂さんから聞く

講師: 尾身茂さん(元政府コロナウイルス感染症対策分科会会長)
日時: 2024 年12 月23 日(月) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 10階ホール 9階大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

※当初、会場の記載が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。

2020年初頭から、日本と世界を巻き込んだ「コロナウイルスCOVID-19」のパンデミックとは何であったのか。欧米に比べて日本の死者比率は低かったけれど、政府の感染症対策はどう評価できるのか、専門家と行政との連携の実態はどうだったのか、サポートしてきた専門家たちが2023年8月、一斉に退任させられたが、また同じような感染症パンデミックが起きたら政府の対策は混乱しないのか? 様々な領域にわたる疑問がわきあがります。

今回は、混乱の中で、政府の実質的な“医学顧問”として、首相の会見を補佐し、政府の感染症対策、メディア対応に助言を発信し続けた、尾身茂さんをお招きします。
「1100日の葛藤」から学ぶこと、政権や政界との連携の仕組み、専門家の役割はどこまで果たせたのか、いま振り返った尾身さんの思いなどを、ざっくばらんにお尋ねし、「このまま忘れ去ってしまってはいけない」という尾身さんとの質疑・討論を通して、これからの課題、失敗を生かす方法などを考えたいと思います。

2024年最後の例会です。コロナ・パンデミックについて改めて知りたい方、お集まりください。

尾身茂 (おみ・しげる)さん略歴
1949年生まれ。自治医科大学卒業(第1期生)。医師、医学博士。伊豆諸島や都内での地域医療などを経て、90年から世界保健機関(WHO)に勤務。99年WHO西太平洋地域事務局長。2009年帰国。独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)理事長などを経て2022年公益財団法人結核予防会理事長。2009年政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会委員長。2020年2月、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード構成員、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長。2020年7月~2023年8月、新型コロナウイルス感染症対策分科会会長

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切12月16日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは2025年1月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

JASTJ担当理事:小出重幸

2024年12月例会のご案内「日本の原子力開発を考える ~賛否を超えたまっとうな議論を!~」

日本の原子力開発を考える
~賛否を超えたまっとうな議論を!~

講師: 田中俊一(たなか しゅんいち)さん 原子力規制委員会初代委員長
日時: 2024 年12 月2 日(月) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 小会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

岸田政権は「グリーン・トランスフォーメーション」のかけ声のもと、原子力の全面 的な推進に舵を切りました。再稼働推進だけでなく、60 年運転、新設・増設、さらには 核融合炉、高温ガス炉を含めた新型炉の開発を進める方針を明確にしました。
一方で再処理や高速増殖炉などを中心とした核燃料サイクルは現実的に破綻の危機 にあります。また1 月の能登半島地震をきっかけに、原子力防災の欠陥が露呈されたほ か、廃炉、廃棄物、処理水問題も尾を引いたままです。

これまでの原発論争はまず「賛成か、反対か」がありきで、それ以上議論を深めるこ とができませんでした。田中俊一さんは原子力学会元会長として「3.11」直後に原子力 関係者として初めて事故について「謝罪」するとともに、初代原子力規制委員会委員長 として、新規制基準の策定や適合審査に取り組んできました。
今後の日本の原子力開発をどうするか、そのためにメディアを含めてどのように議論 を進めるべきか、田中さんの問題提起をもとに、考えるきっかけとしたいと思います。

田中俊一さん略歴
1945 年福島県生まれ、東北大学工学部原子力工学科卒、日本原子力研究所、東北大学よ り学位(工学博士)、日本原子力研究所副理事長、日本原子力学会会長、原子力委員会委 員長代理などを歴任。2012 年から2017 年まで原子力規制委員会委員長。 現在、年数か月は福島県飯館村にある「飯館山荘」で過ごす。大所高所から日本の原子 力開発について提言を行っている。

JASTJ 担当理事:倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切11月25日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは2025年1月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
12 月23 日(月)
「コロナ禍1100日間の葛藤」 尾身茂さん(COVID19 専門家会議座長)

2025 年1月17 日(金)
映画「サイレント・フォールアウト」上映と伊東英朗監督トーク

2 月5 日(水)
「日本生まれの“究極の量子コンピューター”開発に向けて」 (高瀬寛さん:東大古澤明研助教)

3 月7 日(金)
「どう目指す?科学技術立国ニッポン」(参議院議員:水野素子さん)

会報『JASTJ News』第112号を掲載しました

◎会報【112号】2024年9月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:デジタル先導社会と人間成長過程のマッチング(佐藤征夫)
    2. ニュース
      • 賑やかに創立30周年記念パーティー
      • 科学ジャーナリスト賞2024 贈呈式・受賞者の声
      • ESOF@ポーランド開催報告
      • 世界科学ジャーナリスト連盟
    3. 特集 JASTJ設立30周年
      振り返りに始まる30年後への展望
      活動の源流と人 ー例会、見学会、シンポジウム
    4. 見学会報告(6月)公益財団法人実中研
      例会報告(7月)大学のガバナンス
      例会報告(8月)AI時代に記者や編集者は生き残れるか
    5. WEB井戸端会議 サイバー攻撃デモ/紅麹問題
    6. オピニオン/賛助会員・団体
    7. 理事会から/賛助会員・団体
    8. 事務局だより/新入会員/会員のBOOKS
  1.  

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)見学会

国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)見学会

日時: 2024年11月18日(月) 午後2:30〜4:30(予定)
場所: 東京都小金井市貫井北町 4-2-1 国立研究開発法人情報通信研究機構
 TEL:042-327-7429 (代)
*JR 中央線国分寺駅より徒歩 15 分程度 *国分寺、武蔵小金井よりバスあり
https://www.nict.go.jp/about/hq.html
*14 時現地集合(本館ロビー)

国立研究開発法人通信研究機構(NICT)は、情報通信分野を専門とする我が国唯一の公的研究機関として、情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで行っています。見学会では最先端の研究内容について研究者からのプレゼンと研究者との質疑応答ができます。また、宇宙天気予報や日本標準時といった NICT の定常業務についてもご紹介いただく予定です。

内容(予定):
14:00-14:15 徳田英幸理事長よりご挨拶
14:15-16:30 研究所内の見学
  ・電磁波先端技術分野 宇宙天気予報、日本標準時ほか
  ・革新的ネットワーク分野 Beyond 5G ほか
  ・サイバーセキュリティ分野 サイバーセキュリティほか
  ・ユニバーサルコミュニケーション分野 AI 技術、自動翻訳など
  ・量子ICT分野 量子暗号通信ほか
16:30 終了予定(現地解散)

対面参加のみ(オンライン中継はありません)。
参加人数には最大20人。申し込み先着順で締め切ります。(〆切は 10/31(木)18.00 です)
申し込みは以下からお願いします。

https://bit.ly/nict-20241118

※会員と塾開催期間中の塾生を対象とします。参加無料です。

担当 JASTJ 企画委員会 縣

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は 1,300 字前後で締め切りは11月 30日です。12月発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券 3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★見学会での取材活動について
見学会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。
質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
12 月 2 日(月)
「どうする?原発開発」(仮)/田中俊一さん(元原子力規制委員会委員長)
12 月中下旬(調整中)
「コロナ禍1100日間の葛藤」(仮)/尾身茂さん(COVID19 専門家会議座長)
2025 年 1 月
映画「サイレント・フォールアウト」上映と伊東英朗監督トーク
2 月
「日本生まれの“究極の量子コンピューター”開発に向けて」高瀬寛さん(東大古澤明研助教)
3 月
「どう目指す?科学技術立国ニッポン」水野素子さん(参議院議員、元 JAXA 職員)

2024年10月例会のご案内「『他人事』でない認知症と私たちはどう向き合うか~研究最前線から早期診断・治療の可能性を探る~」

「他人事」でない認知症と私たちはどう向き合うか
~研究最前線から早期診断・治療の可能性を探る~

講師: 岩坪威(いわつぼ・たけし)さん(東京大学大学院医学系研究科教授)
日時: 2024 年10 月9 日(水) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 小会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

認知症は高齢化社会の進行とともに確実に増加するとみられ、厚生労働省研究班による と、 認知症の人は2040年には584万人、60年には645万人になり、 高齢者の6人に1 人 を占めると予測されています。アルツハイマー病は認知症の6~7割を占めるとされ、重 症になる前の軽度認知症や軽度認知障害(MCI)段階での発見、 可能な限りの治療が重要 とされています。

そこで、 日本認知症学会の理事長も務めるなど、 アルツハイマー病研究の第一人者で、5月には、原因タンパク質を血液検査で測定することで発症を高い精度で予測できる手法を発表して国内外で注目された岩坪氏をお招きします。そして新しい診断・治療法や初期 認知症治療新薬への期待値をはじめとする今後の早期診断・治療の可能性などを伺います。

岩坪氏は昨年11月に日本記者クラブで講演し、講演内容はメディアから高い関心を集めました。進行する高齢化社会の中で「他人事」ではないこの疾患と私たちはどう向き合えばいいのかを講師とともに共に考えたいと思います。是非ご参加ください。

岩坪威(いわつぼ・たけし)さん略歴
984年、 東京大学医学部卒業。86年東京大学医学部附属病院神経内科入局、同学部附属脳研究施設脳病理学部門助手、 薬学部機能病態学寄付講座客員助教授を経て98 年東京大学大学院薬学系研究科臨床薬学教室教授就任。2007年東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野教授。国立精神・神経医療研究センター神経研究所長兼務。専門は神経病理学、研究テーマはアルツハイマー病。米国の医学賞や文部科学大臣表彰科学技術研究部門賞など受賞歴多数。

JASTJ 担当理事:内城喜貴

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切10月2日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは11月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
11月(調整中) 「コロナ禍1100 日間の葛藤」(仮)/尾身茂さん(COVID19 専門家会議座長)
12月2日(月)  「どうする?原発開発」(仮)/田中俊一さん(元原子力規制委員会委員長)

2024年9月例会のご案内「生成AI 時代の教育論」

生成AI 時代の教育論

講師: 坂村健(さかむら けん)さん (東京大学名誉教授)
日時: 2024 年9 月10 日(火) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

日本社会の低迷の背後には、社会変革につながるIcT教育の遅れがあると言われてい ます。かつてTRONプロジェクトで世界に衝撃を与え、日本の科学技術をリードしてきた坂村健さんは、社会の変革には、大学での本格的なDXが必要と考え、7年前に東洋大学情報連携学部を新設。新築の構内に5000個のIoTディバイスを設置(未来社会の モデル)し、「モノ」「人」「AI」がオープンにつながるシステムを作り上げ、社会のDXを実現できる人材の育成を続けてきました。

今回の月例会では、著名なコンピュータ科学者の坂村健さんをお招きし、大学で実践しているMoocsなどの事例も交えつつ、日本の大学教育の現状と課題、そして未来型の人材教育のありかたについてお話しいただきます。ぜひともご参加ください。

坂村健(さかむらけん)さん略歴
1951年東京生まれ。 東京大学名誉教授。工学博士。INIAD cHUB(東洋大学情報連携学学術実業連携機構) 機 構長。 IEEEライフ・フェロー、ゴールデンコアメンバー。2002年1月よりYRPユビキタス・ ネットワーキング研究所長。 オープンなコンピュータアーキテクチャTRONを構築。現在TRONはIoTのためのIEEE(米国電気電子学会)標準組込OS として世界中で多数使われており、2023年「TRONリアルタイムOSファミリー」 がIEEE Milestoneとして認定された。2015年ITU(国際電気通信連合)創設150周年を記念して、情報通信のイノベーション、促進、発展を通じて、世界中の人々の生活向上に多大な功績のあった世界の6 人の中の一人としてITU150Awardを受賞。2023年 IEEE Masaru Ibuka Consumer TechnologyAward 受賞。他に2006年日本学士院賞、2003年紫綬褒章。著書に『DXとは何か』、『IoTとは何か』(角川書店)、『イノベーションはいかに起こすか』(NHK 出版)など多数。

JASTJ 担当理事:室山哲也

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切9月3日(火)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは10月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
10月9日(水)  「認知症研究最前線」(仮)/岩坪威さん(東京大学大学院医学系研究科教授)
11月(調整中) 「コロナ禍1100 日間の葛藤」(仮)/尾身茂さん(COVID19 専門家会議座長)
12月2日(月)  「どうする?原発開発」(仮)/田中俊一さん(元原子力規制委員会委員長)

2024年8月月例会のご案内「AI 時代に記者や編集者は生き残れるか? ~ネットメディアから見たジャーナリズムの未来~」

AI 時代に記者や編集者は生き残れるか?
~ネットメディアから見たジャーナリズムの未来~

講師: 亀松太郎さん(あしたメディア研究会代表、JASTJ 会員)
日時: 2024 年 8 月 22 日(木) 午後 6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 小会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

生成AI でジャーナリズムの現場が大きく変わり始めています。
最近では、平均的ライター以上の能力の生成AIが出現し、それを使って膨大な仕事をこなす「スー パーライター」も登場しています。しかし一方で、生成AI使用を理由に、原稿料値下げが求められるなど、社会的問題の側面も出始めています。
今後、生成AIによって、記者や編集者の仕事はどのような影響を受けるのでしょうか? ジャーナリズムの未来はどうなるのでしょうか?
メディアと生成AIの現状に詳しい亀松太郎さんに、実例を紹介していただきながら、AI時代のジャ ーナリズムの未来について考えます。

亀松太郎 (かめまつたろう)さん 略歴
1970 年静岡県浜松市生まれ。東京大学法学部を卒業後、朝日新聞記者になるが、3年で退社。その後、ネットメディア「J-CAST ニュース」の記者・編集者、ニコニコニュース編集長、弁護士ド ットコムニュースの編集長とキャリアを重ね、朝日新聞運営「DANRO」の創刊編集長を務めた後、 同社からメディアを買い取って再び編集長となった。
2019 年4 月〜23 年3 月、関西大学の特任教授(ネットジャーナリズム論)。 現在はフリーランスの記者/編集者として活動しつつ、「あしたメディア研究会」を運営。同時 に、在住する東京都杉並区のニュースを取材して、Yahoo!ニュースなどで発信を続けている。最近の関心テーマは「ローカルメディアの再生とジャーナリズムへのAI 活用」。

JASTJ 担当理事:室山哲也

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切8月15日(木)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは9月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。

★今後の月例会(予定)
9 月10 日(火) 「生成AI 時代の教育論」/坂村健さん(東京大学名誉教授)
10 月9日(水) 「認知症研究最前線」(仮)/岩坪威さん(東京大学大学院医学系研究科教授)
11 月(調整中) 「コロナ禍1100 日間の葛藤」(仮)/尾身茂さん(COVID19 専門家会議座長)
12 月2 日(月) 「どうする?原発開発」(仮)/田中俊一さん(元原子力規制委員会委員長)

創立30周年パーティーが開催されました

71日にプレスセンター10階ホール(東京・日比谷)で創立30周年パーティーが開催され、総勢約120人でJASTJの歴史的瞬間を賑やかに祝いました。

室山哲也会長の開会挨拶のあと、J賞審査委員を長年お務めいただいている相澤益男先生に乾杯のご発声をいただきました。

科学ジャーナリスト賞の歴代選考委員の、白川英樹先生、黒川清先生、浅島誠先生も駆けつけてくれました。

高橋真理子副会長がJASTJ30年史を紹介し、歴代会長4人が壇上にあがって挨拶すると、直後にスペシャルゲストの「ブラック星博士」が登場。

博士(実は明石市立天文科学館の井上毅館長)がクイズを2問出して会場は大いに盛り上がりました。

 

賛助会員から、海洋研究開発機構理事の河野健さま、東京サラヤ株式会社代表取締役社長の更家富美子さま、構造計画研究所会長の服部正太さまのお三方にご挨拶をいただき、滝順一事務局長の閉会挨拶で会は終了いたしました。

 

参加いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに感謝します。

また新たな気持ちで、会員の皆さまとともに31年目の歴史を作っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

第22期科学ジャーナリスト塾の入塾申込を開始!~オンラインとリアルを組み合わせ、プロのジャーナリストが文章やプレゼンを指南

「自分の考えがまとまらない」「人にうまく情報を伝えられない」
 あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?

 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、情報を伝えるために必要な「企画力」「取材力」「構成力」「表現力」をプロから学ぶ「科学ジャーナリスト塾」を9月から開講します。著名なジャーナリストやプロデューサーたちが、長年の活動で身に着けた極意をあなたに伝授します。

塾の内容 

 実務経験豊かな講師たちの講義録画を順次、塾生限定で公開します。1週間のうち都合の良い時間に各自が2コマをオンデマンド視聴し、それを踏まえてリアルタイムで塾生と講師をつないだZOOM講義をします。ZOOM講義は原則として月に2回、木曜日の午後7時~8時半に(状況に応じて変則スケジュールあり)実施します。これとは別に、初回と最終回の講義は東京都千代田区の日比谷図書文化館もしくは日比谷のプレスセンタービルでリアル実施するほか、取材実習があります。

 実践力をつけていただくため、宿題が随時出ます。学習の集大成として自分でテーマを選んで「作品(記事かPPTプレゼン)」をつくります。作品に関して講師・アドバイザーから個別指導を受けられます。基準をクリアした完成作品は、JASTJのHPで公開します。

スケジュール(予定)

① 9/5(木)19:00〜21:00 【リアル開催】19時~ ガイダンス+自己紹介

②9/12(木)〜 オンデマンド講義1、2「テーマの立て方」
 9/19(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義「テーマの立て方」

③9/26(木)〜 オンデマンド講義3、4「文章の書き方、伝え方」
 10/3(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義「文章の書き方、伝え方」

④10/10(木)〜 オンデマンド講義5、6「取材の心得」
 10/17(木)   19:00〜20:30 ZOOM講義「取材の心得」

⑤取材実習 10/19(土)国立極地研究所(東京都立川市)にてリアル開催(予定)
      10/24(木)ZOOM開催(予定)

⑥10/31(木)〜 オンデマンド講義7、8「ウェブジャーナリズム」
 11/7(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義「ウェブジャーナリズム」

⑦11/21(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義「取材したことをどうまとめるか」

⑧11/14(木)〜 オンデマンド講義9、10「映像の撮り方、伝え方」
 12/4(水)  19:00〜20:30 ZOOM講義「映像の撮り方、伝え方」※水曜日の開催です

⑨12/12(木)〜 オンデマンド講義11、12「私の歩んだ道」
 12/19(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義 質疑応答と作品の悩み相談会

⑩ 1/9(木)〜  オンデマンド講義13、14「雑誌と本の作り方」
  1/16(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義 「雑誌と本の作り方」

⑪ 2/6(木)   ライブのZOOM講義 作品発表
  2/13(木)  19:00〜20:30 ZOOM講義  作品発表 

⑫ 2/26(水)  19:00〜20:30 【リアル開催】修了式 ※水曜日の開催です

■講師
室山哲也(JASTJ 会長、元 NHK 科学番組プロデューサー + 解説主幹)
高橋真理子(JASTJ 副会長、ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネータ―)
瀧澤美奈子(JASTJ 副会長、サイエンスライター)
佐藤年緒(JASTJ 理事、元 JST サイエンスウィンドウ編集長、元時事通信編集委員)
村松秀(JASTJ理事、近畿大学教授、元 NHKディレクター/プロデューサー)
長谷川聖治(JASTJ理事、よみうりランド取締役、元読売新聞科学部長)
縣秀彦(JASTJ理事、国立天文台天文情報センター准教授)
高木靭生(JASTJ理事、元日経新聞科学技術部長・編集委員、元日経サイエンス社長兼編集長)
軍司達男(元 NHK エデュケーショナル社長、元 NHK スペシャルプロデューサー)
泉大知(BS フジ「ガリレオX」ディレクター)
山口一臣(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 CEO、元週刊朝日編集長)
亀松太郎(DANRO編集長、元関西大学特任教授、あしたメディア研究会主宰)
渥美好司(科学ジャーナリスト、元朝日新聞記者)
吉田宇一(元岩波「科学」編集長)
勝田敏彦(高エネルギー加速器研究機構広報室長、元朝日新聞記者)
浅川直輝(日経BP編集委員、元「日経コンピュータ」編集長)
由利伸子(サイテックコミュニケーションズ代表取締役)

■アドバイザー(五十音順)
内城喜貴(共同通信社客員論説委員)、河野正一郎(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 COO、元週刊朝日・アエラ副編集長)、北村行孝(科学ジャーナリスト、元読売新聞論説委員・科学部長)、小出重幸(科学ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、武部俊一(JASTJ顧問、元朝日新聞論説委員・科学部長)、知野恵子(ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)ほか

受講料

  • 33,000円(税込。ただし、JASTJ会員は16,000円、社会人学生を除く学生は11,000円)
  • これに一律2000円の事務管理費がかかります。
  • 合計金額は一般35,000円、JASTJ会員18,000円、学生13,000円です。
  • 受講を機にJASTJに入会される方は、入会手続きと入金(個人会費12,000円)が必要です。
  • 部分参加はありません
  • PC環境などは各自のものを使用。

申し込み方法

カンファレンスパークの「日本科学技術ジャーナリスト会議」のページから参加登録してください。
 登録の際は参加の動機(400字程度)をご記入ください。「塾のしおり」に印刷をして塾生と塾運営関係者に配布します。
 締切は8月15日。ただし、人数が定員(約25人)に達した時点で締め切り、10人に達しない場合は開催しないこととします。
 参加登録された方には自動返信メールが届きます。問い合わせ等は juku24@jastj.jp へお気軽にどうぞ。

日本科学技術ジャーナリスト会議(会長 室山哲也)
ホームページ  https://jastj.jp
〔事務局〕〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル8階848室
     メール hello@jastj.jp  

JASTJ科学ジャーナリスト塾(塾長 高橋真理子)
[事務局〕メール juku24@jastj.jp

会報『JASTJ News』第111号を掲載しました

◎会報【111号】2024年6月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:JASTJ 30周年を迎えて(室山哲也)
    2. ニュース
      • 科学ジャーナリスト賞2024 受賞者決定
      • 科学ジャーナリスト賞2024 講評
    3. 特集 JASTJ設立30周年
      30年の歩みから読みとりたい「人と時代」
      記念パーティー開催、記念誌編集者募集など
    4. 例会報告(2月)ノーベル賞級の高純度単結晶
      例会報告(2月)ノプロの技をAIで誰でも利用
      例会報告(3月)ゲームチェンジが起きている宇宙開発
      例会報告(4月)AIと心の問題
    5. オピニオン/賛助会員・団体
    6. 理事会から/賛助会員・団体
    7. 事務局だより/新入会員/会員のBOOKS
  1.  

2024年7月月例会のご案内「大学のガバナンスと『学問・研究の自由』を考える」

大学のガバナンスと「学問・研究の自由」を考える

講師: 隠岐さや香(おき さやか)さん (東京大学教授)
日時: 2024 年 7 月 4 日(木) 午後 6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

日本の国立大学は 2004 年の法改正により、各大学が独立した法人格を持つ「国立大学法人」として再スタートしました。国が財政に責任を持つとともに、大学のガバナンスを確立し、自主・自立を尊重した運営を行うことが狙いでした。

しかし 2023 年 12 月には国立大学法人法が改正され、意思決定機関として「運営方針会議」の設置が突然決まるなど、大学教員や学生の中には、大学の自治への侵害として強く批判する声もあります。本年 5 月には東京大学の学費値上げをめぐる議論の口火が切られ、本年 6 月 7 日には国立大学協会が国立大学の状況と厳しい財政状況および決意を示す声明を公表するなど、異例の事態が相次いでいます。

大学で今何が起きているのでしょうか? ガバナンス強化と「学問の自由」の関係は?今回の月例会では、科学史がご専門の隠岐さや香先生をお招きして、日本の大学が直面している課題について、世界の学術界との関係を含めて迫りたいと思います。なお隠岐先生は、2023 年 12 月の国会でも参考人として意見陳述を行いました。

隠岐さや香(おき さやか)さん 略歴
1998 年 東京大学教養学部教養学科第一科学史科学哲学分科卒業
2001 年 フランス社会科学高等研究院(EHESS)留学
2008 年 「十八世紀パリ王立科学アカデミーと「有用な科学」の追求」で博士(学術)学位を東京大学より授与
2010 年 広島大学大学院総合科学研究科 准教授
2016 年 名古屋大学大学院経済学研究科 教授
2022 年 東京大学大学院教育学研究科 教授
著書は『科学アカデミーと「有用な科学」――フォントネルの夢からコンドルセのユートピアへ-』(名古屋大学出版会)『文系と理系はなぜ分かれたのか』(星海社)。論文多数。

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切6月27日(木)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは8月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2024年6月月例会 実中研見学会

公益財団法人実中研(実験動物中央研究所)見学会
実験動物開発から生命・生殖の謎解明へ

日時:2024 年 6 月 20 日(木曜日) 午後 1:00〜4:00
場所:実中研(川崎市川崎区殿町 3-25-12)  電話番号:044(201)8510
   12 時半に京急大師線小島新田駅で集合。徒歩(15 分)またはタクシーで現地へ

実中研(2024 年 4 月に実験動物中央研究所から改称)は、がんモデルマウスや免疫不全マウスなど新たな実験動物の研究開発と大学や製薬企業への提供事業で世界に知られる研究機関です。世界保健機関(WHO)や米食品医薬品局(FDA)など公的機関とも連携し新しい医薬品の開発を促すことなどを通じ、がん治療の課題解決や難病の克服に力を注いできました。

実中研は 1952 年にわずか「6 匹のマウス」の飼育からスタート、民間の公益財団法人としてこれまで政府助成等に大きく依存してこなかったユニークな歴史があります。なかでもがんモデルマウスを使った発がん性検証は事実上の日本発の世界標準システムになっています。

近年は実験動物開発で培ってきた経験や技術を活かしてアルツハイマー病など脳神経疾患や希少難病、不妊治療技術の研究にも幅を広げ、生命誕生や生殖の謎に挑む研究も展開しています。一方で動物福祉の観点から実験動物の使用に厳しい目が向けられており、適切な実験計画の普及に対応を迫られている一面もあります。

見学会では、野村龍太理事長と末松誠研究所長及び、研究、トランスレーショナルリサーチ、基盤技術部門の 3 部門長のみなさまから実中研の事業方針や研究活動の概要について説明をいただいた後、施設見学。その後に質疑応答の時間を持ちます。見学施設は、マウスとマーモセットの飼育施設、バイオイメージングセンター(11・7 テスラ MRI)などを予定しています。

※対面参加のみ(オンライン中継はありません)。
参加人数には最大 30 人。申し込み先着順で締め切ります。
申し込みは、junichi.taki@gmail.com までお願いします。

担当 JASTJ 事務局長 滝順一

※会員と塾開催期間中の塾生は参加無料です。その他の方には参加費 1,000 円、学生の方(社会人学生を除く)には 500 円をいただきます。現地において現金でお支払いいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は 1,300 字前後で締め切りは 6 月 30 日です。9 月発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

会報『JASTJ News』第110号を掲載しました

◎会報【110号】2024年3月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:オウンドメディアとジャーナリズムの原則(亀松太郎)
    2. ニュース
      • J賞最終候補作決まる
      • J塾修了式/J塾を終えて
    3. 例会報告(11月))AI技術の倫理などの評価尺度
      例会報告(12月)ノーベル賞の種をどう蒔くか
      例会報告(1月)ゲノムが解明する人類史
      例会報告(1月)核融合発電スタートアップ
    4. WEB井戸端会議 
      日本学術会議法人化/組織変革論
    5. オピニオン/賛助会員
    6. 理事会から/賛助会員
    7. 事務局だより 
  1.  

JASTJ創立30周年記念パーティー(7月1日夜)への参加お誘い

日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)の創設30周年記念パーティーを2024年7月1日19時から21時まで、日比谷の日本プレスセンタービル10階で開きます。どなたでも参加でき、参加費は会員・非会員を問わず一律3000円です。
(申込締切:6月24日(月) ただし、準備の都合上、早めにお申し込みいただけますと助かります。)

1994年7月1日に設立されたJASTJは、日本の科学ジャーナリズムの質向上を目指し、自主独立の団体として「科学ジャーナリスト賞の選考・授与」「科学ジャーナリスト塾」「一線の研究者・技術者を招いた勉強会」などを続けてきました。30周年を祝う場に、会員のみならず多くの方にお集りいただき、お互いのつながりを深めていきたいと思います。

この機会に、JASTJへのメッセージを広く募集しています。参加申し込みおよびメッセージ送付は以下の「パーティーサイト」からどうぞ。

https://cpk.jp/conference/17/30th-party

多くの皆さんの参加をお待ちしています。ぜひお知り合いをお誘いください。

科学ジャーナリスト賞 2024 受賞作品が決まりました

科学技術に関する優れた報道や啓発活動などを顕彰する「科学ジャーナリスト賞 2024」の受賞作を決定し 4 月 22 日に発表しました。
「科学ジャーナリスト賞大賞」は NHK スペシャル「映像記録 関東大震災 帝都壊滅の三日間 前後編」に贈ります。
「科学ジャーナリスト賞優秀賞」には、下野新聞の連載「アカガネのこえ 足尾銅山閉山50 年」、書籍「1100 日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録」(尾身茂
著、日経BP)、Yahoo!ニュースオリジナル特
集「経口中絶薬に関する 3 回連載」(古川雅子著)の 3 作品を選びました。
総計 62 作品(新聞 6、書籍 30、映像 20、博物館展示 1、ウェブ 5)の応募があり、この中から JASTJ 会員による一次選考で新聞 3 作品、書籍 3 作品、映像 3 作品、ウェブ 1 作品、博物館展示 1 作品を選び、4 月 13 日に開いた
最終選考委員会で受賞作を決定しました。

 大賞  NHKスペシャル 映像記録 関東大震災
 帝都壊滅の三日間 前後編
 NHKスペシャル関東大震災取材班
 (代表:木村春奈)
 映像
 優秀賞  アカガネのこえ 足尾銅山閉山50年  下野新聞「アカガネのこえ」取材班
 (代表:島野剛)
 新聞
 優秀賞  1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、
 専門家たちの記録
 尾身茂  書籍
 優秀賞  Yahoo!ニュースオリジナル特集
 「経口中絶薬に関する3回連載」
 古川雅子  ウェブ

選考委員(敬称略)
【有識者委員】相澤益男、浅島誠、大隅典子、小林傳司、白川英樹
【JASTJ委員】大池淳一、佐々義子、三井誠、村松秀、元村有希子(委員長)

2024年4月月例会のご案内「AI と『心の科学』」

AI と「心の科学」

講師:信原幸弘 (のぶはら ゆきひろ)さん (東京大学名誉教授)
日時:2024 年4月15日(月)18:30~20:30
場所:日本プレスセンタービル9 階 小会議室 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

大規模言語モデルをベースとしたChatGPT の出現以来、自然言語だけでなく、画像、 映像、音楽、音声など、あらゆる分野で生成AI が使われるようになりました。生成AI の進歩は著しく、性能は日々劇的に向上しています。一方、AI が社会に与えるインパク トや規制についての議論は始まりましたが、私たちの心の問題にAI がどのような影響 を与えるのか、あるいは与えないのか、考えなければならない時代となりました。

今回は科学史・科学哲学がご専門で、一貫して「心の哲学」を追求してこられた信原 先生に、AI が私たちの心の問題にどのような影響を与えるのか、問題提起していただ きます。以前、ニューヨークタイムズ紙に「ChatGPT」を使っていたらAI が「愛を語り だした」という記事を読んで、ずっと気になっていました。講義を一方的に聞くのでは なく、ぜひ活発な議論を展開したいと思います。

信原幸弘 (のぶはら ゆきひろ)さん 略歴
1977 年 東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)
1983 年 科学史・科学基礎論専攻博士課程修了
1995 年 東京大学大学院総合文化研究科助教授
2000 年 「心の現代哲学」で東京大学より学術博士
2007 年 同准教授 2008 年 広域科学専攻相関基礎科学系教授
『心の現代哲学』『考える脳・考えない脳-心と知識の哲学』『情動の哲学入門』『「覚え る」と「わかる」』など著書多数

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切4月8日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500 円、その他の方には参加費1,000 円をいただきます。

★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは5月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者 は事務局までご連絡ください。

科学ジャーナリスト賞2024 の最終選考対象作品が決まりました

日本科学ジャーナリスト会議有志による一次選考の結果、以下の11 作品が最終選考の対象 作品となりました。
最終選考会は4 月13 日の予定です。

【映像】

  • 「映像記録 関東大震災 帝都壊滅の3 日間」 代表:木村春奈(NHK)
  • 「フロンティア 人間の知能は作れるか AI 究極の知能への挑戦」 NHK フロンティア取材班
  • 「豊饒の海 ゴミ浜とゴミバカ」 荻山雄一(南海放送)

【書籍】

  • 「クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異の仕組み」 田島木綿子
  • 「3.11 大津波の対策を邪魔した男たち」 島崎邦彦
  • 「1100 日間の葛藤 新型コロナパンデミック 専門家たちの記録」 尾身茂

【新聞】

  • 「アカガネのこえ」 下野新聞「アカガネのこえ」取材班
  • 「老化と寿命の謎を探る」 飯島雄一(信濃毎日新聞)
  • 「研究者を『使い捨て』にする国」 朝日新聞科学みらい部取材班

【ウェブ】

Yahoo!ニュース「経口避妊薬に関する3 回連載」 古川雅子

【展示】

ならまち糞虫館(中村圭一館長)

なお応募作は全部で62 作品ありました。応募・推薦をいただいたみなさまと一次選考に参 加していただいたJASTJ 会員のみなさまにお礼を申し上げます。

(JASTJ 事務局 滝順一)

2024 年3月月例会のご案内「宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来」

宇宙開発利用の新しい潮流とビジネスの将来

講師:中須賀 真一 (なかすか しんいち)さん 東京大学大学院工学系研究科教授
日時:2024 年3 月11 日(月)18:30~20:30
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

2024 年の宇宙開発はJAXA の小型月探査機「SLIM」の打ち上げで幕を開けました。2 月には次期大型ロケット「H3」が2 度目の打ち上げに挑戦します。一方民間の宇宙ビジ ネスも活発になっています。民間初の月面探査を計画する「ispace」、宇宙デブリ除去 技術の確立を目指す「アストロスケール」、小型衛星で精度の高い地球観測サービスを 提供するアクセルスペース、宇宙ロボットの「ギタイ」など、日本の宇宙ベンチャーの 中にもグローバル展開を目指す企業が出始めました。

中須賀先生は縦横高さ10 センチという超小型「キューブサット」開発の第一人者で、 研究室からは数多くの宇宙人材を輩出しており、「宇宙ベンチャーの父」と呼ばれてい ます。いまや巨大宇宙企業に成長した米国スペースX やブルーオリジンに伍して日本の 宇宙ビジネスをどう育てていくのか、中須賀先生にたっぷりと語っていただきます。

中須賀 真一略歴
1983 年 東京大学工学部航空学科卒業
1988 年 日本IBM 東京基礎研究所研究員
1994 年 東京大学先端科学技術研究センター助教授
2005 年 東京大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻教授
『宇宙ステーション入門』など著書多数。JAXA や宇宙ベンチャーに門下生多数。内閣 府宇宙政策委員会委員

JASTJ企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方の参加も可能です(勤務先などご所属をご明記いただきます)。塾開催 期間中の塾生は無料。その他の方には参加費1,000 円、学生の方(社会人学生を除く) には500 円をいただきます。
お申し込みは下記からお願いします。申込締切:3 月4 日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集 例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300 字 前後で締め切りは4月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2024 年2 月月例会②のご案内「AI コーチイングでスポーツが上手くなる! 人の技能獲得を支援する情報工学最前線」

AI コーチイングでスポーツが上手くなる!
人の技能獲得を支援する情報工学最前線

講師:小池英樹(こいけ・ひでき)さん 東京工業大学 情報理工学院 教授
日時:2024 年2 月21 日(水)18:30~20:30
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

AI が人間の知能を超え始めたといわれる現在、それに対応して、人間自身の能力獲 得を支援・増強する研究が進行している。

東京工業大学の小池英樹教授は、従来の大掛かりな三次元動作計測装置とは異なり、 より廉価で、手軽に、リアルタイムのフィードバックが可能な装置を開発し、スポーツ、 音楽、舞踊、医療、料理、手工芸など、様々な分野の技能習得を効率化するシステムの 構築を進めている。

これによって、専門家がより高いレベルの技能に達することはもちろん、一般の人に とって趣味を通じたウェルビーイングの追求ができるようになるという。 しかし、そのインパクトはそこにとどまらない。指導者から「型を学ぶ」という従来の 学習のあり方から、動きを引き出していく非模倣的な新しい学習スタイルの可能性が見 えるという。

今回の月例会では,小池教授が進めている、最新の深層学習技術とXR 技術を組み合 わせた、技能獲得支援システムを紹介し、生身の人間がAI・画像処理技術と結びつくと きに現れる、新しい学習のあり方、さらには現場の人間関係や社会制度をも変える可能 性について議論したい。

小池 英樹さん略歴
1991 年 東京大学 工学系研究科 修了(工学博士)
1991 年 電気通信大学 電気通信学部 助手
1994 年 電気通信大学 大学院情報システム学研究科 助教授
1994 年 カリフォルニア大学バークレー校、客員研究員
2002 年 内閣官房、 内閣事務官
2003 年 シドニー大学、 School of Computer Science、 客員研究員
2006 年 電気通信大学、 大学院情報システム学研究科 教授
2014 年 東京工業大学, 情報理工学院 教授

JASTJ 担当理事・森時彦/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:2月14日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

2024 年2 月月例会①のご案内「世界が注目する超高圧下での高純度単結晶合成、および量子材料機能の開拓 〜ダイヤモンド合成から2 次元原子層プラットフォームの展開へ〜」

世界が注目する超高圧下での高純度単結晶合成、および量子材料機能の開拓
〜ダイヤモンド合成から2 次元原子層プラットフォームの展開へ〜

講師:谷口 尚(たにぐち・たかし)さん 国立研究開発法人物質・材料研究機構 理事
日時:2024 年2 月16 日(金)19:00~21:00
場所:日本記者クラブ9階 会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
   ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。

日本の輸出総額の約4 分の1 にあたる素材関連の根幹技術を担うとされる物質・材料 研究機構(NIMS)。なかでも、量子コンピュータ時代に向けて「ノーベル賞級」と世界 から注目される、六方晶窒化ホウ素(h-BN)の高純度単結晶の合成を成功させた谷口尚 理事に、研究についてやさしく紹介いただき、素材や材料の開発が、社会をどのように 変革していくのかを理解する一助としたいと思います。

宝石で有名なダイヤモンドは、地下100 キロメートルの高圧環境で生成されたと推定 されます。しかし高純度のh-BN の単結晶を得るためには、高圧・高温環境を実験室に つくるだけでなく、独自の高反応性溶媒などの工夫を重ねることが必要でした。 谷口先生らの研究は世界から注目を集め、クラリベイト社の「引用栄誉賞」など多くの 賞を受賞しています。ミクロの研究が世界を変える、材料科学の妙味を感じるひととき です。

谷口 尚(たにぐち たかし)さん略歴
1982 年東京農工大学工学部工業化学科卒業。1987 年東京工業大学大学院総合理工学研 究科修了。工学博士。1987 年東京工業大学工学部無機材料工学科助手。1989 年科学技 術庁無機材質研究研究員。2001 年独立行政法人物質・材料研究機構に改組、超高圧グル ープリーダー。2018 年国立研究開発法人物質・材料研究機構フェロー。2023 年同機構 理事。

JASTJ 担当理事・瀧澤美奈子/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:2月9日(金)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

能登半島地震のお見舞い

能登半島地震で、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りします。
避難所の支援、人命救助、復旧活動とご尽力をいただいている全ての皆様に心からの敬意を表します。

JASTJ会長 室山哲也

2024年新春月例会のご案内「快挙!科博のクラウドファンディングと地球の宝を守る大切さ」

快挙!科博のクラウドファンディングと地球の宝を守る大切さ

講講師: 篠田 謙一先生 (しのだ けんいち)さん (国立科学博物館館長)
日時: 2024 年1 月15 日(月) 18:30~20:30
場所: 日本プレスセンタービル9階 小会議室 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
    Zoom 参加も可能なハイブリッド開催です。

「地球の宝を守れ」をテーマに国立科学博物館がクラウドファンディングを行ったと ころ、わずか9 時間で目標の1 億円を達成、11 月5 日の締め切りまでに9 億円を超え る募金を集めることに成功しました。

クラウドファンディングを実施する決断を下したのは、コロナによる入館者の減少と ウクライナでの戦争の結果、燃料費などが高騰したためです。成功した要因のひとつは 返礼品が充実していたことです。篠田館長にはクラウドファンディングに至るプロセス と成功要因、さらには科博の未来像について語っていただきます。

また篠田館長は遺伝子の分析を通じて人類の起源を探る分子人類学の第一人者です。 「地球の宝」である標本を守ることが人類の起源を解き明かすうえで、どのような重要 性を持っているのか、お話しいただきます。

篠田 謙一(しのだ けんいち)さん略歴:
1979 年京都大学理学部卒業。医学博士。産業医科大学助手。 1996 年佐賀医科大学助教授。2003 年国立科学博物館人類第一研究室長。 2014 年人類研究部長。2016 年日本人類学会会長。2021 年国立科学博物館館長 「江戸の骨は語る 蘇った宣教師シドッチのDNA」(岩波書店)「人類の起源」(中公新 書)など著書多数。

JASTJ 担当理事 倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
 会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:1月8日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★次回月例会のご案内 1 月24 日(水) 19:00~21:00
「核融合発電の時代はいつ到来するか?~阪大発スタートアップ創業者に聞く」を開催 します。
ゲストはEX-Fusion の松尾一輝代表取締役です。

 

会報『JASTJ News』第109号を掲載しました

◎会報【109号】2023年12月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:COVID-19政策の検証を英国に学べ(清水健)
    2. ニュース
      • J塾が開講式
      • 塾生が取材実習
    3. 例会報告(8月)関東大震災の教訓
      例会報告(9月)ペロブスカイト太陽電池
      例会報告(9月)生成AIの落とし穴
      例会報告(10月)「プラごみ問題」の本質
    4. ニュース JAASなどと合同シンポ開催
    5. WEB井戸端会議 
      『関孝和全集』
      デジタルクローン/科学コミュニケーション支援会社
    6. オピニオン/理事会から
    7. 事務局だより 
  1.  

2024年1月(1月24日)例会のお知らせ「核融合発電の時代はいつ到来するか? 〜阪大発スタートアップ創業者に聞く」

核融合発電の時代はいつ到来するか?
〜阪大発スタートアップ創業者に聞く

講師:松尾 一輝(まつお かずき)さん(EX-Fusion 代表取締役)
日時:2024 年1月24 日(水) 19:00~21:00
場所:日本プレスセンタービル9 階会見場 (東京都千代田区内幸町2-2-1)
    Zoom 参加も可能なハイブリッド開催です。

核融合への注目が高まっています。欧米で核融合スタートアップ企業が次々と誕生し 投資家から大きな資金を集めています。日本政府も核融合研究の加速に動いています。 気候変動抑制のためカーボンニュートラル実現が急務になっていることが背景にあり ます。ただフランスで建設が進む国際熱核融合実験炉(ITER)の建設が遅れる見込みで あるなど、核融合発電の商用化には大きな不確実性があります。

EX-Fusion(エクスフュージョン)は大阪大学発のスタートアップです。大出力レー ザーで核融合エネルギーを得る「レーザー核融合」の実用化を目指しています。松尾さ んの経営戦略は核融合発電を将来目標としながらも、その道のりでレーザー技術の応用 による事業展開を狙う点がユニークです。2023 年10 月にスペースデブリへの対処で豪 州企業と提携したのはその一例です。松尾さんは欧米の関連学会などに参加しており、 核融合をめぐる世界の最新動向についてもお話が聞けると思います。

松尾 一輝(まつお かずき)さん略歴:
2020 年大阪大学大学院理学研究科修了、物理学博士号取得。在学中に同大レーザー科 学研究所の藤岡慎介教授の指導の下、高速点火方式の核融合プラズマ加熱の研究に取り 組み、レーザー核融合の実現に貢献した。カリフォルニア大学サンディエゴ校の博士研 究員(ポスドク)を経て、帰国後2021 年にEX-Fusion を設立。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのままお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:1月17日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前 後で締め切りは2月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

 

2023年12月(12月20日)例会のお知らせ「研究開発費配分の最適化を考える ~ノーベル賞の種の蒔き方~」

研究開発費配分の最適化を考える
~ノーベル賞の種の蒔き方~

講師:大庭 良介 (おおにわ りょうすけ) さん (筑波大学医学医療系准教授)
日時:2023年12月20日(水)18:00〜20:00
  *いつもよりスタートが早いので気を付けてください
場所:日本プレスセンター9 階 会見場
   ハイブリッド開催です。会員にZOOM のURL を配布いたします。

世界の研究開発費の動向を見ると、米国、中国をはじめ、OECD 諸国が研究開発費を増 やしている中、日本はこの20年間、ほぼ横ばいの状況が続いています。とくに国立大 学の基盤的経費である「運営費交付金」が減り続け、科学研究費をはじめとする「競争 的資金」にシフトしています。このため特定の大学や領域に資金が集中しているほか、「競争的資金」獲得のための膨大な事務作業が研究者を悩ませています。

大庭先生は過去の論文データを網羅的に分析し、少額の研究費を多数の研究者に配分した方が、高額の資金を少数の研究者に配分するより、はるかに投資効率が高く、ノー ベル賞獲得に寄与していることをデータで示しました。

政府は「10 兆円ファンド」を創設して、少数の特定大学に資金を投ずる計画ですが、 研究資金が伸び悩む中、配分を最適化するにはどうしたらよいか、皆さんとともに考え ていきたいと思います。

大庭良介先生略歴
1977年 東京都出身
2000年 京都大学総合人間学部卒業
2006年 京都大学大学院生命科学研究科博士後期課程単位取得退学
2007年 学位取得(生命科学)
2014年 筑波大学医学医療系准教授
大庭先生は居合道六段、空手道四段、剣道二段の武道家でもあり、2021 年に「『型』の 再考 科学から総合学へ」という大変興味深い本を出版されています。

企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのままお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:12月13日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は1,300字前 後で締め切りは1月20日(土)。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会予定をお知らせします
2024 年1 月24 日(火)
松尾 一輝さん(EX-Fusion 代表取締役)
「核融合発電の時代はいつ到来するか?〜阪大発スタートアップ創業者に聞く」

2023年11月(11月22日)例会のお知らせ「~倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を『見える化』する科学~ 『理系女性問題』『AI 倫理』『気候工学』」

~倫理的・法的・社会的課題(ELSI)を「見える化」する科学~
「理系女性問題」「AI 倫理」「気候工学」

講師:横山 広美 (よこやま ひろみ)先生 東京大学教授(科学技術社会論) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携 宇宙研究機構(Kavli IPMU)副機構長 東京大学学際情報学府文化・人間情 報学コース大学院兼担 独立行政法人高等専門学校機構理事
日時:2023年10月22日(木)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階 大会議
   ハイブリッド開催です。会員にZOOM のURL を配布いたします。

OECD 加盟国の中で、大学・大学院における理系分野の女性学生の割合は、日本が最下 位であり、周知のようにその低迷は長く続いている。米国、たとえばカリフォルニア工 科大学などでは、女性割合は5 割近いという。なぜ日本の理系に女性がそれほど少ない のか? ジェンダー研究者ではなく、大学院までは高エネルギー素粒子実験を専門にし てきた横山教授は、この問題について、科学社会学の方法論を用い、データをもとにし た統計分析のアプローチで研究を進めてこられた。その成果は2022 年度の科学技術白 書に取り上げられ、さらに一般書「なぜ理系に女性が少ないのか」(幻冬舎新書)とし て世に問われた。横山先生はその後、同様の手法を用いて研究領域をAI 倫理に、さら に最近は気候工学へと展開され多方面で活躍されている。

このように広範な倫理的・法的・社会的課題(ELSI)に応用される科学社会学の方法 論とはどのようなものか。「理系女性問題」「AI 倫理」「気候工学」についての研究成果 を紹介いただきながら、その方法論の可能性と限界について解説頂く。科学技術コミュ ニケーションの学徒として、またよりよい社会づくりにかかわる市民として示唆に富む 内容となることと期待する。

【講師紹介】
横山広美先生ご略歴:
早2004 年 東京理科大学理工学研究科物理学専攻で博士(理学)を取得 2004 年 東京工業大学研究員に就任 2005 年 総合研究大学院大学葉山高等研究センター上級研究員に就任 2007 年 東京大学大学院理学系研究科准教授に就任 2017 年 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授に就任

参考資料:
JST Policy door (取材記事)
https://www.jst.go.jp/ristex/stipolicy/policy-door/article-08.html

理学部ニュース
https://www.s.utokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/page/7731/

プロジェクトまとめ Policy paper
https://www.jst.go.jp/ristex/funding/files/JST_1115110_17942917_yokoyama_PP.p df

JASTJ 担当理事・森時彦/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのま まお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:11月15日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

会報『JASTJ News』第108号を掲載しました

◎会報【108号】2023年9月発行  ■ダウンロード

    1. 巻頭言:科学報道に思うこと(宮川剛)
    2. ニュース
      • 科学ジャーナリスト賞2023 贈呈式/J賞受賞者の声
      • J賞2024の募集開始
    3. 特集 生成AIを使ってみた
    4. 例会報告(6月)
      例会報告(7月)
    5. 見学会報告 日本科学未来館
    6. 特別講演会
    7. オピニオン/理事会から
    8. 事務局だより 
  1.  

2023年10月(10月11日)例会のお知らせ「深刻化する『プラごみ問題』の本質を探る 海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?」

深刻化する「プラごみ問題」の本質を探る
海・川・陸を汚染し、魚介類への蓄積も懸念される問題とは!?

講師:堀田 康彦さん 地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター 
   粟生木 千佳さん IGES 主任研究員/副ディレクター
日時:2023年10月11日(水)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階
   記者会見場 対面とオンラインのハイブリッド開催

大量に使われ、そして使い捨てにされて環境中に流出するプラスチック。回収や再利用 は徹底されない一方、分解されにくいことから世界中の海や川、そして陸地をも汚染して います。プラごみは世界全体で年間800 万トン以上が海洋に流出し、2050 年には魚の総量 を超えるとも言われています。微小な「マイクロプラスチック」は魚介類の体内に入って 悪影響を与えると懸念されています。

世界で深刻化するプラスチック汚染を規制しようと国際条約づくりの作業も始まってい ます。しかし、私たちはレジ袋を減らすためにマイバッグを持参したりしていますがレジ 袋はプラごみのわずか数%。身近な生活で便利なプラ製品をたくさん使用しながら、この 「プラごみ問題」をどこまで知っているでしょうか。この問題を国際的な政策課題として 長く追求してきたお二人のお話を聞きながら、私たちも問題の本質をどう捉え、何ができ るかを考えたいと思います。是非ご参加ください。

【講師紹介】

堀田 康彦(ほった・やすひこ)さん略歴:
早稲田大学政経学部卒、英国サセックス大学 文化・開発研究所(国際関係論博士)修了。三菱総合研究所研究員などを経て2005 年9 月 からIGES。OECD 作業部会メンバー、アジア太平洋持続可能な消費と生産円卓会議副会長な どを歴任。専門分野は、持続可能な資源管理、海洋プラッチック問題など幅広い。

粟生木 千佳(あおき・ちか)さん略歴:
京都大学工学部卒、東京大学大学院工学系研究 科修了。野村総合研究所研究員などを経て2007 年6 月からIGES。中央環境審議会など政 府や自治体の審議委員を歴任。専門分野は資源効率性・環境経済政策。プラスチック汚染 に関する法的拘束力のある国際文書に関する議論もフォロー。

JASTJ 担当理事・内城喜貴/企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
 会場参加、オンライン参加ともに事前のお申し込みは不要です。会場参加の方はそのま まお越しください。
 なおURL は会員以外には転送しなうようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:10月4日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年11月20日(月)。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

2023年9月(9月13日)例会のお知らせ「生成AI の落とし穴 ~言語脳科学から考える人間の本質とは~」

生成AI の落とし穴
~言語脳科学から考える人間の本質とは~

講師: 酒井 邦嘉さん(東京大学大学院総合文化研究科教授 言語脳科学)
日時: 2023年9月13日(水)18:30〜20:30
場所:対面とオンラインのハイブリッド開催

生成AI が、世界を揺るがしています。

経済、社会、政治、教育など、あらゆる分野に衝撃を与える可能性を秘めた生成AI と は一体何者なのか?私達は今後、どのように向きあえばいいか?深い議論がないまま、 社会は変質を始めたようにすら見えます。

そこで、今回の月例会では、日本を代表する言語脳科学者の酒井邦嘉さんをお迎えし、 脳科学から見た生成AI の本質と、今後の社会の在り方について、忌憚のない視点から お話しいただきたいと思います。こぞってご参加ください!

(酒井先生からのメッセージ)
アメリカの言語学者のノーム・チョムスキーは、安易なAI の利用は「我々のサイエン スを退化させ、我々の倫理を貶める」と警鐘を鳴らしています(The New York Times, 2023 年3 月8 日)。生成AI を使って文書や作品を仕上げた場合、どこまでが摂取した 外部情報で、どこからが自分の創作かという線引きは、正当な引用と比べて曖昧になり やすく、本人が自覚しないまま創造的な能力の低下が生じます。記事や報告書であれ、 芸術作品であれ、自らの能力を詐称したり、原作者のアイデアを傷つけたりする形で利 用することは、倫理的に許されませんが、生成AI の悪用では当人の罪悪感という心理 的負担が軽くなるおそれがあるのです。教育現場でも生成AI の使用を一律禁止しにく いという現実の中で、AI の問題をどう位置付けていくべきか、皆さんとともに考えま す。

酒井 邦嘉(さかい くによし)さん略歴:
1987 年に東京大学理学部物理学科を卒業され、同大学院で博士号(理学博士)を取得さ れました。その後東京大学医学部助手、ハーバード大学リサーチフェロー、マサチュー セッツ工科大学客員研究員などを経て、現職に就かれました。 『言語の脳科学』(中公新書)や『チョムスキーと言語脳科学』(インターナショナル新 書)などの一般向けの書籍に加え、近著に『脳とAI-言語と思考へのアプローチ』(中 公選書)があり、言語の問題を始めとする人間の脳の特異性を最も熟知する専門家です。

JASTJ 担当・室山哲也、企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:9月6日(水)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
【注意】9 月5日の月例会のお申込みも表示しておりますのでお間違えのないようお 申込みください。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年10月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

2023年9月(9月5日)例会のお知らせ「~ペロブスカイト太陽電池が拓く再生可能エネルギーの新しい世界~」

~ペロブスカイト太陽電池が拓く再生可能エネルギーの新しい世界~

講師: 宮坂 力 (みやさか つとむ)先生
日時: 2023年9月5日(火)18:30〜20:30
場所:日本プレスセンター9 階 記者会見場
   対面とオンラインのハイブリッド開催

おそらく極めて近い将来、太陽電池はすべてシリコン系からペロブスカイトに置き換 わるでしょう。ペロブスカイトは軽量で薄く、折り曲げることができることから、いま まで太陽電池を設置できなかったところにも、使われることが期待されています。

今回の月例会ではペロブスカイト太陽電池を発明された桐蔭横浜大学教授の宮坂力 先生をお招きいたします。宮坂先生は光電気化学がご専門で、とくに色素増感半導体の 研究に力を入れてこられました。

2009 年からペロブスカイトの研究開発に取り組まれ、2017 年に論文「効率的なエネ ルギー変換を達成するためのペロブスカイト材料の発見と応用」を発表すると大きな反 響を呼び、その年のクラリベイトの「引用栄誉賞」を受賞されました。宮坂先生は今年 1 月、「大発見の舞台裏で!ペロブスカイト太陽電池誕生秘話」を出版されました。

またバイオリン、とりわけストラディバリウスに造詣が深く、「ストラディバリの神 秘の音を化学する」などの記事を書かれています。

ぜひ多数の皆様のご参加を期待いたします。

宮坂力先生ご略歴:
1976 年 早稲田大学理工学部応用科学科卒業
1981 年 東京大学大学院工学研究科博士課程修了 工学博士
1981 年 富士フィルム株式会社
2001 年 桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授
2005 年 東京大学大学院総合文化研究科客員教授
2017 年 東京大学先端科学技術研究センターフェロー
2020 年 早稲田大学先進理工学研究科・客員教授

JASTJ 企画委員長・倉澤治雄

※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:8 月29日(火)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
【注意】9 月13 日の月例会のお申込みも表示しておりますのでお間違えのないようお 申込みください。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年10月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
9 月13 日(水)
酒井邦嘉・東京大学教授
「生成AI の落とし穴(仮)」

10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

2023年8月(8月21日)例会のお知らせ「首都直下地震にどう備えるか 関東大震災100 年の教訓から考える」

首都直下地震にどう備えるか
関東大震災100 年の教訓から考える

講師: 武村 雅之さん(名古屋大学減災連携研究センター特任教授)
日時: 2023年8月21日(月)18:00〜20:00
   *開始時刻がいつもより早いです。お気をつけください。
場所::zoom によるオンライン開催です。

9 月1 日で関東大震災から100周年を迎えます。10万人を超える死者をだした未曾有災害でしたが、私たちは実は震災の実像をよく知りません。武村さんは震災の遺構を丹念し探し歩き、膨大な資料に基づいて、私たちが抱く関東大震災のイメージを覆す「本当の震災の姿」を講演や著書を通して提示していらっしゃいます。

東京で多数の方が亡くなり多くの家屋が失われた背景には、当時の都市計画の貧困さがあります。江戸から東京へ、文明開花・殖産興業の旗印の下で市街地が野放図に拡大したことが災害を大きくした要因だと考えられます。第二次世界大戦後、高度成長を経て膨張した今の東京は震災の教訓を生かしているでしょうか。30年以内に60〜70%の 確率とされる首都直下地震に備えるために何をすべきなのか。武村さんとともに議論したいと思います。

武村 雅之(たけむら・まさゆき)さん略歴:
京都市生まれ。東北大学大学院理学系研 究科博士課程修了後、鹿島建設を経て現職。専門は地震学、地震工学。内閣府中央防災 会議専門委員会委員、日本地震学会や日本建築学会等の要職を務める。主な著書に「関 東大震災を歩く」「地震と防災」「関東大震災がつくった東京」がある。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:8 月14日(月)
申し込みURL https://bit.ly/jastj-20230821m

(勤務先などご所属、メールアドレス等を明記いただきます)。学生は500 円、社会人は 1,000 円です。受付後、事務局より振込口座をお知らせします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年9月20日。12 月に発行予定の会報に掲載します。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。

★今後の月例会の予定をお知らせします。
9 月5 日(火)
宮坂力・桐蔭横浜大学教授
「ペロブスカイト太陽電池が拓く再生エネルギーの未来(仮)」

9 月13 日(水)
酒井邦嘉・東京大学教授
「生成AI の落とし穴(仮)」

10 月中
堀田康彦・地球環境戦略研究機関(IGES)プログラムディレクター
「海洋プラスチックを考える(仮)」

第21期科学ジャーナリスト塾の入塾申込を開始!~オンラインとリアルを組み合わせ、プロのジャーナリストが文章やプレゼンを指南~

「自分の考えがまとまらない」「人にうまく情報を伝えられない」
 あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?

募集は締め切りました。多数のお申し込みをありがとうございました

 日本科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)では、情報を伝えるために必要な「企画力」「取材力」「構成力」「表現力」をプロから学ぶ「科学ジャーナリスト塾」を9月から開講します。著名なジャーナリストやプロデューサーたちが、長年の活動で身に着けた極意をあなたに伝授します。

塾の内容 

 実務経験豊かな講師たちの講義録画を順次、塾生限定で公開します。1週間のうち都合の良い時間に各自が2コマをオンデマンド視聴し、それを踏まえてリアルタイムで塾生と講師をつないだZOOM講義をします。ライブのZOOM講義は原則第2、第4木曜日の午後7時~8時半、2月の修了時まで計10回(状況に応じて変則スケジュールあり)実施します。これとは別に、初回と最終回の講義は日比谷のプレスセンタービルもしくは日比谷図書文化館で19時からリアル実施するほか、取材実習が2回あります。

 実践力をつけていただくため、宿題が随時出ます。学習の集大成として自分でテーマを選んで「作品(記事かPPTプレゼン)」をつくります。作品に関して講師・アドバイザーから個別指導(2回以内)を受けられます。基準をクリアした完成作品は、JASTJのHPで公開します。

スケジュール(予定)

① 9/7(木) 【リアル開催・日比谷のプレスセンタービル】19時~ ガイダンス+自己紹介

②9/14〜   オンデマンド講義1、2「テーマの立て方」
 9/20(水) ライブのZOOM講義「テーマの立て方」 ※水曜日の開催です

③9/28〜   オンデマンド講義3、4「文章の書き方、伝え方」
 10/5(木) ライブのZOOM講義「文章の書き方、伝え方」

④10/12〜   オンデマンド講義5、6「取材の心得」
 10/19(木) ライブのZOOM講義「取材の心得」

〇取材実習 10/21(土)国立天文台アストロバイオロジーセンターにてリアル開催
      10/26(木)ZOOM開催の予定

⑤11/2〜   オンデマンド講義7、8「ウェブジャーナリズム」
 11/9(木) ライブのZOOM講義「ウェブジャーナリズム」

⑥11/16(木) ライブのZOOM講義「日本の科学ジャーナリズム」

⑦11/30〜   オンデマンド講義11、12「映像の撮り方、伝え方」
 12/7(木) ライブのZOOM講義「映像の撮り方、伝え方」

⑧12/14〜   オンデマンド講義13、14「私の歩んだ道」
 12/21(木)  ライブのZOOM講義 質疑応答と作品の悩み相談会

⑨ 1/11〜  オンデマンド講義13、14「雑誌と本の作り方」
  1/18(木)  ライブのZOOM講義 雑誌と本の作り方

⑩ 2/1(木) ライブのZOOM講義 作品発表
  2/8(木) ライブのZOOM講義 作品発表

⑪2/29(木)【リアル開催・日比谷図書文化館】19時~ 修了式

■講師
室山哲也(JASTJ 会長、元 NHK 科学番組プロデューサー+解説主幹)
高橋真理子(JASTJ 副会長、ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネータ―)
瀧澤美奈子(JASTJ 副会長、サイエンスライター)
佐藤年緒(JASTJ 理事、元 JST サイエンスウィンドウ編集長、元時事通信編集委員)
高木靱生(JASTJ 理事、元日経サイエンス編集長)
今野公美子(JASTJ 理事、防災科学技術研究所勤務、元朝日学生新聞社広報・教育メセナ部長)
村松秀(JASTJ理事、近畿大学教授、元 NHKディレクター/プロデューサー)
武部俊一(JASTJ顧問、元朝日新聞論説委員・科学部長)
軍司達男(元 NHK エデュケーショナル社長、元 NHK スペシャルプロデューサー)
泉大知(BS フジ「ガリレオX」ディレクター)
山口一臣(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 CEO、元週刊朝日編集長)
亀松太郎(関西大学特任教授、あしたメディア研究会主宰)
渥美好司(科学ジャーナリスト、元朝日新聞記者)
吉田宇一(元岩波「科学」編集長)
浅川直輝(「日経コンピュータ」編集長)

■アドバイザー(五十音順)
縣秀彦(国立天文台天文情報センター准教授)、内城喜貴(共同通信社客員論説委員)、河野正一郎(株式会社テックベンチャー総研代表取締役 COO、元週刊朝日・アエラ副編集長)、北村行孝(科学ジャーナリスト、元読売新聞論説委員・科学部長)、小出重幸(科学ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、知野恵子(ジャーナリスト、元読売新聞編集委員)、長谷川聖治(読売・日本テレビ文化センター代表取締役社長、元読売新聞科学部長)ほか

受講料

30,000円(ただし、JASTJ会員は15,000円、社会人学生を除く学生は10,000円)
*部分参加はありません。
  PC環境などは各自のものを使用。

申し込み方法

カンファレンスパークの「日本科学技術ジャーナリスト会議」のページから参加登録してください。
(募集は締め切りました。)
 締切は8月15日。ただし、人数が定員(約25人)に達した時点で締め切り、10人に達しない場合は開催しないこととします。
 参加登録された方には自動返信メールが届きます。問い合わせ等は juku22@jastj.jp へお気軽にどうぞ。

日本科学技術ジャーナリスト会議(会長 室山哲也)
ホームページ  https://jastj.jp
〔事務局〕〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-1日本プレスセンタービル8階848室
     メール hello@jastj.jp  

JASTJ科学ジャーナリスト塾(塾長 高橋真理子)
[事務局〕メール juku22@jastj.jp

2023年7月(7月18日)例会のお知らせ「5 類移行後の新型コロナ流行の現状と課題 理論疫学者 西浦博はこうみる」

5 類移行後の新型コロナ流行の現状と課題
理論疫学者 西浦博はこうみる

講師: 西浦 博(にしうら ひろし)さん(京都大学大学院医学研究科教授)
日時: 2023年7月18日(火)午後6:30〜8:30
場所::zoom によるオンライン開催です。

新型コロナウイルス感染症は5 月に感染症法上の分類で季節性インフルエンザ同じ「5 類」に移行し新型コロナへの社会全体の警戒感は薄れています。西浦 さんは「新型コロナはまだ普通の感染症とは言えない」とし第9 波による死亡者 の増加を心配されています。どこが普通の感染症ではないと西浦さんはみている のでしょうか。

また移行に伴い感染者数の予測ができない事態にあります。西浦さんからは今 回の流行で亡くなったと考えられる「超過死亡者数」の増加、日本の人口に新型 コロナがもたらした影響について説明していただきます。今後の感染症対策にお いて理論疫学が背負う課題や日本における理論疫学者の育成についても語ってい ただく予定です。

西浦 博(にしうら・ひろし)さん略歴:
大阪府生まれ。阪神淡路大震災で人命 救助に携わる医師を目にして医学を志す。宮崎医科大学(現宮崎大学)卒業後、 感染症対策の重要性に目覚め、ドイツやオランダの大学で学び2013 年に東京大 学大学院医学研究科准教授。北海道大学教授を経て20 年8 月から現職。新型コ ロナ発生初期から厚生労働省のクラスター対策班でデータ分析に携わった。

JASTJ 担当理事・滝順一/企画委員長・倉澤治雄

会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。 事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。

※会員以外の方は下記サイトからお申込み下さい。申込締切:7 月11 日(火)
申し込みURL https://bit.ly/jastj-202307m

(勤務先などご所属、メールアドレス等を明記いただきます)。学生は500 円、社会人は 1,000 円です。受付後、事務局より振込口座をお知らせします。

★例会報告の原稿執筆者を募集
例会報告の原稿を会員各位にお願いしています。是非執筆ください。原稿は字数1,300字前後で締め切りは2023年8月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円をお贈りいたします。執筆希望者は事務局までご連絡ください。