2024科学ジャーナリスト賞受賞作
「1100日間の葛藤 新型コロナパンデミック専門家たちの記録」
を手がかりに、尾身茂さんから聞く
講師: 尾身茂さん(元政府コロナウイルス感染症対策分科会会長)
日時: 2024 年12 月23 日(月) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 10階ホール 9階大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。
※当初、会場の記載が誤っておりました。お詫びして訂正いたします。
2020年初頭から、日本と世界を巻き込んだ「コロナウイルスCOVID-19」のパンデミックとは何であったのか。欧米に比べて日本の死者比率は低かったけれど、政府の感染症対策はどう評価できるのか、専門家と行政との連携の実態はどうだったのか、サポートしてきた専門家たちが2023年8月、一斉に退任させられたが、また同じような感染症パンデミックが起きたら政府の対策は混乱しないのか? 様々な領域にわたる疑問がわきあがります。
今回は、混乱の中で、政府の実質的な“医学顧問”として、首相の会見を補佐し、政府の感染症対策、メディア対応に助言を発信し続けた、尾身茂さんをお招きします。
「1100日の葛藤」から学ぶこと、政権や政界との連携の仕組み、専門家の役割はどこまで果たせたのか、いま振り返った尾身さんの思いなどを、ざっくばらんにお尋ねし、「このまま忘れ去ってしまってはいけない」という尾身さんとの質疑・討論を通して、これからの課題、失敗を生かす方法などを考えたいと思います。
2024年最後の例会です。コロナ・パンデミックについて改めて知りたい方、お集まりください。
尾身茂 (おみ・しげる)さん略歴
1949年生まれ。自治医科大学卒業(第1期生)。医師、医学博士。伊豆諸島や都内での地域医療などを経て、90年から世界保健機関(WHO)に勤務。99年WHO西太平洋地域事務局長。2009年帰国。独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)理事長などを経て2022年公益財団法人結核予防会理事長。2009年政府の新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会委員長。2020年2月、厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード構成員、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長。2020年7月~2023年8月、新型コロナウイルス感染症対策分科会会長
※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。
※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切12月16日(月)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。
★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300字前後で締め切りは2025年1月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方や塾生も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。
★月例会での取材活動について 月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。
JASTJ担当理事:小出重幸