南海トラフ地震を考える①
~防災対策とメディアの役割~
講師: 福和伸夫(ふくわ のぶお)さん 名古屋大学名誉教授
日時: 2025 年4月15日(火) 午後6:30〜8:30
場所: 日本プレスセンタービル 9 階 大会議室(東京都千代田区内幸町 2-2-1)
ハイブリッド開催です。会員全員にzoom のURL を配布いたします。
昨年8 月に発令された初めての「南海トラフ地震臨時情報」は巨大地震への日常的な 備えがいかに重要であるか、改めて思い知らされました。とりわけ防災と減災でのメデ ィアの役割は大きく、JASTJ でも継続的に取り上げるテーマとして提案されました。
福和先生は「南海トラフ地震臨時情報」の制度設計にも取り組まれ、「ヒト」「コト」「モ ノ」づくりを通した災害対策に取り組んでおられます。
「南海トラフ地震」では最大32 万人というとてつもない被害想定がなされています。 事前の防災対策によって、8 割が軽減できるとの試算もありますが、それでも6 万人を 超える死者・行方不明者の発生を回避することができません。
今回はシリーズの第一弾として福和先生に「南海トラフ地震臨時情報」や発生確率の 意味を解説いただくとともに、防災・減災に向けてメディアにどのような役割を期待す るか、お話しいただきます。先生のお話の後、現場で取材する記者、デスクのコメント を頂きます。
関東も長周期地震動など大きな被害を免れません。ぜひ多くの皆様のご参加を期待しま す。
福和伸夫(ふくわ のぶお)さん略歴
1979 年3 月 名古屋大学工学部建築学科卒業
1981 年3 月 名古屋大学大学院工学研究科博士課程前期課程修了
1981 年4 月 清水建設(株) 原子力部入社
1989 年5 月 名古屋大学で工学博士
1991 年4 月 名古屋大学工学部助教授
1997 年4 月 名古屋大学先端技術共同センター教授
2022 年4 月 名古屋大学名誉教授、名古屋産業科学研究所上席研究員 名古屋大学減災連携研究センター特任教授ほか
2022 年6 月 中部大学中部高等学術研究所教授
JASTJ 担当理事 倉澤治雄
※会員の皆さまには開催の前日までにzoom のURL を送らせていただきます。
事前のお申し込みは不要です。なおURL は会員以外には転送しないようお願いいたします。
会場参加をご希望の方は当日、会場までおいでください。
※会員以外で参加希望の方は下記よりお申し込みください。申込締切4月8日(火)
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
※会員と塾開催期間中の塾生は無料です。学生は500円、その他の方には参加費1,000円をいただきます。
★例会報告の原稿執筆者を募集
原稿は1,300 字前後で締め切りは5月20日。ご協力いただいた方には図書券3,000円 をお贈りいたします。原稿執筆に不慣れな方も歓迎いたしますので、執筆希望者は事務局までご連絡ください。
★月例会での取材活動について月例会の内容を記事化する場合は、発言内容等に関し講師の方に改めて確認をとるようお願いします。質疑応答における質問者の方の発言についても同様です。
★JASTJ では政治的・社会的立場の如何にかかわらず、科学技術や科学政策、科学コミ ュニケーションの在り方などについて、深い視点から講演できる方をお招きしています。